彼女が生まれ変わったのかと
父親が急逝して、生保の営業に転向したとき、同期だったか、何回か2人で朝まで飲んだ女のコがいて、私の中では「女のコ」というより、ヤンキーとか、極妻のあんねって感じだった。
とても若いのに、刑期があけて出所してくる彼氏を、なんと彼の実家!で待っていた。
意外だよね。
彼の実家は都内の上品な高級住宅地にあり、年端もいかないように見える彼女は、彼の母親に、頼りにされ、しっかり認められていた。
長い髪、血管のでない乳白色の肌。
肉感的で、どことなく崩れたムードを醸していて、内面に