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30【授業案】ボードゲーム「モノポリー」で授業

こんにちは。
ICTのねこです。
今回は実際に特別支援学級で実践した
「ボードゲームのモノポリーで授業」についてお話しします。

で、モノポリーって何?

皆さんはボードゲームの
monopoly(モノポリー)をご存知でしょうか?
わたしは小さい頃から触れていたので、
とても馴染みのあるボードゲームです。
でもみんながみんな知ってるわけではないと思います。
割と複雑な印象を持っている人も多いのではないでしょうか。

各国で翻訳されている人気ゲームです。
モノポリー(英語:Monopoly)は20世紀初頭にアメリカ合衆国で生まれたボードゲームの一つである。プレイヤーは双六の要領で盤上を周回しながら他プレイヤーと盤上の不動産を取引することにより同一グループを揃え、家やホテルを建設することで他のプレイヤーから高額なレンタル料を徴収して自らの資産を増やし、最終的に他のプレイヤーを全て破産させることを目的とする。
英語のmonopolyは一般的な単語であり、独占という意味である
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

教育要素を考えた

このゲームは大人がしても頭を使うゲームです。
授業で扱うには少し慣れた大人がいるとやりやすいと思います。

一辺に10個マスがあります。

ゲーム進行中の教育的要素は、
①マスを進むために二つのサイコロの目を足す→簡単な足し算
②一辺に10個のマスがあるので、慣れてくると引き算にも応用可
③不動産を買うのに3桁ぐらいのお金の計算が必要
④お金の計算を余儀なくされる→足し算、引き算
⑤レンタル料は建物数に応じて変わる→読み取る力
⑥同じ色の不動産を持っているとレンタル料が倍額になる→掛け算
  と算数寄りですが、慣れてくると楽しみながらできちゃいます。

本来のルールでは、不動産を抵当に入れることができますが、
授業では扱わずに行いました。

実際の授業では

1時間や2時間では終わりませんので、
継続して週に一コマ取っていました。

継続させるために、
大きめのチャック付きポリ袋を参加する人数分用意して、
参加者の名前を油性ペンで書いておきます。

名前を油性ペンで書きましょう。

あとは記入紙を準備しました。
記入紙には名前、お金のやり取りをかけるようにしておきます。
授業の終わりにはお金が計算通りあるかも確認します。
計算が難しい子には計算機を渡していてもいいと思います。

授業は初回はルール通りに開始します。
授業が終わる少し前に片付ける際に、
個人所有のもの お金(記入紙に残金も記入)
        駒
        不動産のカード
        家、ホテル(記入紙にもどこに建てたか記入)
        記入紙
 これらを一つの袋に入れて、次回に持ち越します。

割と大人数でする方が楽しいです。

大人がするよりも優しさを見せてくれる子が多くて
わたしは癒されました。笑。

少し難易度の高いボードゲームですが、
計算も早くなり、社会の仕組みも少し知ることができます。
授業開始当初は理解できるか不安もあったのですが、
今では彼らが先生たちに教えています。笑。
やってよかったなぁと思う実践です。

最後に

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