大事なことを言葉にできたとき、人生の選択がはじまる
「自分の選択が優先できているというコト。
それは、自分の人生への愛だ」
これは、先日とある対話の中で前を走る先輩が口にして、とても感銘を受けた言葉だ。
荒れに荒れていた感情が、ここ数日穏やかになってきている。
なんでかなぁ、
とその理由を考えてみた。
ひとつ。
先週、感情が爆発したまま吐き出せずモヤモヤを抱えていたのだが、その後きちんと時間をつくり、夫に気持ちを聞いてもらえたこと。
何か解決をしたわけでもないし。
無理やり時間をつくってもらったせいでお互い疲弊したし。
でも。
私は私の気持ちを聞いてほしかった。
分かっていてほしかった。
自分の気持ちを隠して呑み込んだまま、大切な人に向き合うことは無理だった。
そうゆう自分の気持ちに従って、
「聞いてほしい」
と訴えたこと。
ひとつ。
この連休は対話の時間が多く、新しい気づきを得たり、その時間に人とのつながりを感じたりできたこと。
一人では見えない多くの視野や考え方に触れ、自分の感性が震える時間を過ごせた。
また、あたたかい関係での対話はとても心地よく、初めてなのにつながりを感じる、そんな喜びを体感できたこと。
この有意義な時間を体験するために、きちんと自分で時間を確保し動けたこと。
このふたつは、冒頭の言葉に当てはまる行為だと思う。
「私はどうしたいの?」
きちんと自分の心に聞いてあげる。
何が大事?
それはしたいこと?
心の声を判断軸に、大きなことから、日常の本当に些細なことまで選択する。
私は私に従っていい。
それが自分の人生を生きるということ。
自分の人生への、愛なんだ。
大事なことが分かっていると、何を選択したいのかが見えてくる。
今までは、自分の気持ちなんて分からなくて。
相手がどう思うかとか。
社会的にどうかとか。
そんな他者の判断軸で行動していた。
だから、
うまくいかないと苛立ったし。
自分でコントロールできないから喚きふためいていた。
自分の心に素直に生きるって、
文字で書くのは簡単だけど、
実行するのは本当に難しいと思う。
その第一歩が、
自分は何が大事か?
ということを、きちんと自分の言葉でカタチにして理解しておくことなんだ。
心に耳を傾けて選択することを少しずつ重ねている今日。
そんな風に思っている。
そして、
私の声が聴こえなくならないように。
今日も心とつながっていたい。
「晩御飯は何が食べたい?」
そんなことを思いながら。
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