見出し画像

内から湧き出る『愛情』というエネルギーを信じて

「あなたは情の人だね」

大学1年生で受講していたカメラ実習の時に教授から言われた言葉です。
あれから20年経っても、今でも忘れられない心に残る言葉のひとつ。


10代の頃、私の愛情の伝え方は自分よがりなものだったと思います。
自分の意見を押し付け、自分の要望ばかりを投げつけていました。

一緒にいて。
連絡欲しい。
私のことを分かってよ。

そんな心持ちで繋がっていたので、相手が離れて行ったり「重い」と言われたり…。

そんな経験を経て、『愛情を渡すこと』を必要以上に恐れていたのかもしれない。
受け止めてもらえない時の悲しさや寂しさを感じないために、逃げていたのかもしれない。


先日見つけたInstagramの投稿が、そんなふとした気づきを与えてくれるきっかけになりました。

※ そらさんの投稿を貼らせていただいてますm(_ _)m

『愛の置き場所をみつけた』というこの投稿は、自分にも当てはまるところがあると思います。

今私は、夫と息子という大切な家族がいて、愛情を嘘偽りなく受け止めてくれる存在がいて。
だからこそ、この大切な人たちを何よりも大切にしたいと心から思っているし、それこそが私のコアにある幸せなのだと感じています。


以前の記事で書いた、
「パワフルな表現者」と言われたこと。
「自分の中の湧き出るエネルギーを放出したい」という想い。

そして、冒頭で触れた、
「情の人だね」という言葉。


もしかしたら、私は私が思っているよりもずっと、愛情深い人間なのかもしれない。
だからこそ、自らの中に湧き出る『愛情』というエネルギーを受け止めてほしい、放出していきたいと強く思っているのかもしれない。


そんな風に考えると、恐れず抑え込まず『愛情』を他者へ贈ることができれば、私にとっても幸せな瞬間がもっと増えるのかもしれません。
そして、そんな自分は今よりもっと穏やかで、自分自身をもっと愛せる気がします。


私の中にふつふつと湧き出る『言葉』と『情』と。
『愛情』をどんな形として放出するのが今の私にとっての最良か、まだまだ探検の最中ですが、自分の内からエネルギーが湧き出ていることに気づけたことが、この先の未来へのまず一歩だなと感じています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?