見出し画像

価値観は大切な私|知って、探して、見つめて、解ける。

その場にいる時、自分はどんなアクションを起こすか。

それには、複雑に複雑に。
たくさんの価値観が絡み合っているのだと気づかされます。


  • 場の空気が幸せ、穏やかであることに心地よさを感じる

  • お互いに気持ちよく過ごしたい

  • みんなが笑顔でいて欲しい

私には、そんな価値観が存在します。

だからこそ、誰かと誰かが目の前で言い争いになったりすると、物凄く不安な気持ちに襲われます。

場の「調和」というものを大切にしています。


また、「正直」であることもとても大切にしている価値観です。

自分の気持ちを素直に差し出したい。
相手にも嘘や偽りなく差し出してほしい。

それが、お互いの関係をより良くすることに繋がると考えているからです。

それは、私が向き合ってこなかったことで、関係を良くしていけなかった経験があるから。
そのことが、私のこの価値観に深く結びついています。

また、自分の気持ちを押し殺すことは、自分自身を受け止めてもらえていない感覚があり心がザワザワします。
自分に嘘をついている状態も居心地が悪いです。

ありのままの自分でいたい、そんな自分を受け止めて欲しいという望みが、「正直」さを求める気持ちに繋がっています。


そんな二つの価値観が存在する一方で、別の価値観が私のアクションに変化を与えます。

「自分よがりになっていないか」
「甘えや弱さは人の迷惑になる」

自己中と親から言われ育ったこと。
甘えられなかった環境。
「弱さ」を指摘され辛かったこと。

こんな私の過去の経験が、私の中の「自己中」「甘え」「弱さ」を「悪いもの」として認識させています。

この価値観たちが、

自己主張してしまったら嫌われてしまうのではないか?
甘えや弱さを見せるとこの人は離れていってしまうのではないか?

そんな思いを生み出し、その場で「ありのまま」に自分を表現することを躊躇わせます。


「調和」や「正直であること」を望んでいるのに、
「自己中」「甘え」「弱さ」を出すことに恐さを感じて望みのままに振舞えない。

実際のところ、今の私はそんな感じなんだと思います。


「悪いもの」として表現したあの子もこの子も。
実際のところは、今までの私を守ってきてくれた大切な私自身。

「自分よがりになっていないか」
という問いは、いつも自分を振り返る癖をつけてくれたし。

「甘えや弱さは人の迷惑になる」
という思い込みも、自分で頑張れる力をつけてくれたし。

これまでを支え続けてくれた、大切な私。


だけど。
本当に望んでいることを阻む要素になっているのなら。

ほんの少し、手を離してあげてもいいのかも。

自分の気持ちを素直に出しても相手が嫌な思いをするとは限らないし。
甘えや弱さは私の人間らしさで完璧な人間なんてつまらないし。


そんな風に思えたら。
肩の力を抜いて、もっと素直に人と向き合えるかも。

複雑に、複雑に。
絡み合った価値観のひとつひとつ。
大切な私自身。

まずは、どんな私がいて。
その子はどんな特徴があって。

知ることから始めよう。

その奥の、自分が望んでいることを探しに行こう。

それが叶うには、どの子の手を離すのがいいのか見つめてみよう。


そんな風に見つめる日々の気づきで、
絡み合った価値観が、少しだけ解けた気がした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?