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感情観察記録 - 私と家族と日々のこと -

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「私は何者か?」この問いから始まった毎日の感情観察記録 / 自分のことが世界で一番嫌いな私が自分を好きになるまで / 今日見たテレビのこと、ご飯のこと、家族のこと、子育てのこと …
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#エッセイ部門

家族は“想い”からはじまる|海のはじまり

『海のはじまり』というドラマを観ている。 脚本家の生方美久さんが描く、人と人の交わりと愛、繊細な感情描写と心に残るセリフが好きで、これまで『silent』『いちばんすきな花』と続けて観賞してきた。 今回は生方さんの描く世界が観たい、という気持ちに合わせて、この物語のテーマにとても興味が湧いたことがドラマを追いかけていこうと決めた理由だ。 いつどのように父になるのか? いつどのように母になるのか? 家族とはいったい何なのか? 子どもを産んで感じることは、 子どもを産んだ

小さく小さく、でも進んでいること

二週間検診を受けた今日。 退院後初めて外に出て久々に長男を保育所へ連れて行った。 寂しそうな顔をして部屋に入っていったのだけれど、先生の連絡帳によると目を真っ赤にしながら涙を堪えていたのだそう。 新しい家族ができたこと。 母ちゃんがまだ元気いっぱいでないこと。 いろんなことに気を遣っている様子が端々に見えて。 ごめんね、という気持ちと。 日々大人になってるのね、という気持ちと。 いろんな感情が込み上げる。 二週間検診で担当してくれた助産師さんに、 「子育てってこ

新生児とイヤイヤBOYとの生活|産後ニ週間で思うこと

子育ては予想外の連続だ。 退院2日目。 まだ、赤ちゃんとの生活に慣れていない中、長男が発熱。 熱は高いもののエネルギーはあり余り、 遊んで欲しいとせがみ、わめき、泣き散らす。 一昨日の夜。 治りかけの熱が再び上がり、41度近くにまでなった。 その晩、夫が調子を崩していたので、 夜間のお世話も引き受けて休ませてあげようと思っていたのだが、 熱が高すぎて1時間おきに目が覚め、雄叫びのような声で泣いて叫んでいた。 その声で次男も目が覚め、 家族全員が寝不足に。 二人育児

感情の波に呑まれたら文字を打つこと

寝てなくて 苛立って 爆発。 傷つけると分かっていて 怒りのままに言葉を投げつけて。 そんな風にしたくないのに そんな風にしないと収まらない感情。 ぐっと堪えることができない自分が嫌になる。 自分で自分を攻撃してるぞって気づいて 今日出来たことを数えてみる。 そして気づく。 みんな頑張ってるって。 夫も。 長男も。 産まれたての次男も。 そして私も。 ごめんね、って言ったら いいよ、って返ってくる。 受け止めてもらえることに 甘えてるのはいつも私の方だ。 ごめ

当たり前の毎日に愛を

退院の日の朝。 我が子を出産した6日前が遠い昔のよう。 昨夜電話をしたら、 上の子の情緒はさらに不安定に。 その子とワンオペで向かい続ける夫もかなりまいっているようで爆発していた。 そばにいない。 それだけだけど、 そのことの大きさを身に染みて感じる。 寂しい時ぎゅってする。 辛い時寄り添う。 当たり前の毎日に忘れてしまいがちだけど、 そばにいると出来ることが、 そばにいないと出来ない。 大事な人が 寄り添ってくれている毎日の なんと愛おしく有難いことか。 こ

第二子出産レポ|私のお産の記録

2024年6月24日。 各地で大雨警報が出る中、私の住む街は幸い曇り。 この日は予定日からちょうど1週間超過で、入院→誘発が決まっていた。 でもきっと、自分のタイミングで出てきたかったんだろうね。 明け方破水から、分娩時間4時間半で産まれるまでの出産の記録。 記憶が遠のく前に書き記したいと思い、自分のためにここに残します。 誰かの何かの参考になれば嬉しいです。 入院当日の朝、まさかの破水⚫︎3:30頃 軽い腹痛で目が覚める。 それまでも、前駆陣痛のようなものは度々

二人目が産まれる前の赤ちゃん返り

赤ちゃん返りって。 ママから離れられない! みたいな感じだと思ってた。 でも、 我が家の場合は全然違う。 元々パパ大好き息子なのだが、 私の妊娠が分かってからというもの、 以前に増してパパにべったりになった。 出産が近づくにつれてそれは加速し、 情緒も不安定で、 少し気に入らないことがあると物を投げたり喚き散らしたり。 少しおさまってたイヤイヤが、 以前に増して現れていた。 抱っこしよ。 ハグして。 と、こっちが求めても、 パパのところへ行ってしまう。 寂しい

ぷかぷか|ゆるーいタコが教えてくれること

先日、夫の職場の方が2歳息子のために絵本を贈ってくれた。 『ぷかぷか』 という、タコが空を飛ぶことを妄想するお話。 絶妙なリズム感のある文章と、 呆けたような言葉選び。 そして、なんともゆるーい優しい絵に、 大人の私もほっこり癒される。 息子もとっても気に入って、 毎日何度も読んでとせがんでくる。 (以下ネタバレありです) この『ぷかぷか』のタコさん。 とっても天気が良くて、 海か空か分からないほど青い日に、 「そらをとべたら、どうやってとぼう?」 と考えて

「好き」の気持ちからみつかる本当の望み

自分の心を満たすこと。 自分で自分を甘やかすこと。 これって、よく言われるけど結構難しい。 私も常々考えている。 美味しいものを食べたり、 落ち着く香りを嗅いだり、 心踊る音楽を聴いたり。 いろんな方法があるけど、 その方法は少しでも多い方いいよね。 たとえば、こんな考え方で満たされることを探すのはどうだろう? 好きなこと。 興味のあること。 それを考えてみる。 私の場合はたくさんあるけど。 ぱっと思い浮かぶのはこの3つ。 食事=食べること。 言葉=伝えること。

心が軽くなる「言葉」を探そう

昨夜から体が妙に重だるくて元気が出なくて。 起きたらなんか気持ちも元気がなくなってて。 イライラして。 ほんの些細な、 例えば、部屋が散らかってるとか。 そんな小さなことで更にイライラして。 息子と夫に八つ当たり。 ホルモンバランスかと思われるその原因不明な不調のせいで、 相変わらず、物を盛大にぶちまけたり、料理の工程を間違えたり、失敗だらけの一日。 今日はダメダメな日だなぁ。 と思ったところで、 ふと、以前自分がアウトプットしたことを思い出した。 そうだ。 落

私が届けたいのはひとの想いなんだ

地元の雑貨屋さんで開催されていた『大人のこだわりおやつ展』というものに行ってきた。 産前より大大大好きなジンジャーダイアモンドさんに加えて、 先月お邪魔した隣町のお祭りで、一目惚れならぬ一口惚れしてしまったパシオンさんが出店! その他、子どもも食べられるこだわりおやつたち! 今日は出産予定日前日。 まぁ、それまでに産まれてるだろうから行くの無理だよね。 なんて思ってたけど、全然産まれる気配なし。 よーし! 大好きなお店の大好きなものを買いに行こう!! ということで

感情に良いも悪いもないんだ

嬉しかったり、楽しかったり。 そんな毎日だと幸せだ。 だけど、 悲しかったり、腹が立ったり。 その瞬間も悪いものなんかじゃない。 ネガティブな気持ちも、 ただ、今の自分がそっち側にいるだけ。 そんな話を聴いて思ったのは。 音楽とか絵画とか書道とか。 物語だって。 世の中の美しいものたちにはみんな、 強弱があって。 人が生きるってことも、 ポジティブな時、ネガティブな時があるから 美しいのかもね。 そんな風に思った。 ネガティブな自分をダメなものだと押し込める

生きる世界は自分の選択から生まれる

今朝、スマホの通知音と共にLINEが一通届いた。 受講していたプログラムの同期の方からだった。 私のこのnoteを読んでくれていて、 「暑いから、水分補給して健康でいてね」 と体を気遣ってくれる連絡だった。 今朝はホルモンバランスからか、なんだか気分が冴えなくて。 (あ~、イライラしそうだなぁ~) と極力自分を押し殺すような、そんな風に過ごしていて。 そんなタイミングでもらったこの一通のLINEに、私の心がどんなに救われたか。 何かの用事があるわけでもなのに私の存在を

話すことでさらに知れる、気づける

聴いてみないと分からないものだなぁ、 と感じた、今日の話。 私の夫は「気づく力」がとても強い人だと思う。 相手や状況を見て、その人が喜ぶことに「気づく」ことが出来る。 (と、私は思っている) 今日、自分の価値観を掘り下げたくて話し相手になってもらっていたら、 彼の思いもかけない側面を知ることになった。 「頼まれてもいないのにお節介を焼いてしまうことって?」 という問いで価値観が見つかると知って、 自分ならどうかな?と考えていた。 私の場合は、 困っている人がいると