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新生児とイヤイヤBOYとの生活|産後ニ週間で思うこと

子育ては予想外の連続だ。


退院2日目。
まだ、赤ちゃんとの生活に慣れていない中、長男が発熱。

熱は高いもののエネルギーはあり余り、
遊んで欲しいとせがみ、わめき、泣き散らす。

一昨日の夜。
治りかけの熱が再び上がり、41度近くにまでなった。

その晩、夫が調子を崩していたので、
夜間のお世話も引き受けて休ませてあげようと思っていたのだが、
熱が高すぎて1時間おきに目が覚め、雄叫びのような声で泣いて叫んでいた。

その声で次男も目が覚め、
家族全員が寝不足に。


二人育児。

大変だろうと予想はしていたけれど、
自分の思っていたものとは違った。

赤子のお世話は睡眠を削られるのが辛いものの、
二人目ということで全てのことが愛らしい。

吐き戻しのミルクを体に浴びようと、
勢いよく飛び出したウンチが服や布団に飛び散ろうと。

あらあら、元気がいいのね。

なんて言って、長男の時を懐かしむ気持ちさえ込み上げる。

ねんねの時が一番楽だ、と友人が言っていたけれど、
二人目ともなれば全くその通りだと思う。


逆に、長男のケアは夫婦ともに困惑の連続。

イヤイヤと、
赤ちゃん返り。

おまけに、
発熱による体調不良が重なって、

会話にならず、物事が進まず。
少しの間違いが命取りになり、喚きスイッチオン。

ここまでひどくなるとは思ってもおらず、
赤子よりもよっぽど手がかかり、どうしていいのか分からない。

長男のお世話はいつも初めてのことばかりで、

可愛いとか、
愛しいとか、
そんな感情よりも、

大変とか、
辛いとか。

そういう気持ちが勝ってくる。

そして、
イライラをぶつけてしまうことが増える。

いつも自分の中の見たくない顔を表に出さされて、
あぁなんてダメな母親だ、と嫌気がさす。


同じように大切なのに。
同じように接せられない。

長男に対して申し訳ないなと思う気持ちと、
受け止めてあげたいのにそれが出来ない自分のもどかしさ。

休めば心も回復するだろうけど、
それもままならない日々で。

ギリギリのところで持ち堪えながら、
毎日を乗り切っている感じ。


子育てって、
そういうものなのかな。

予想を超えてくるからこそ、

新しい何かを発見し、
家族の形も日々変わり、

思い返せば愛しい日々になるんだろうか。


母親になって967日。

まだまだレベル2。
冒険の序盤、はじまったばかり。

ただただ日々のことをこなすだけの毎日だけど、
少しずつでも前に進めていたらいいな、と思う。

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