見出し画像

ただいま、おかえり。

今年も早いもので師走の時期になってしまった。

思えば前にエッセイを書いたのは2月だそうで。早い。あまりにも早い。個人的にはまだ2、3ヶ月しか経っていない感覚だったのにいつの間にこんなに時間が経っていたんだろう。早っ。気持ち的には去年の12月から今までずっと師走の感覚を引きずっている。一年早すぎ。冒頭の数行で早いって何回言うねん、お前。


でもそれに反するように今年は密度の濃い日々を過ごしていたように思う。あまりにも濃いので、先月あたりから久々に会う友人と話をするときに、「今年は色んなことあったわ〜」ともう一年の締めくくりのような語りをしてしまうほどだった。
「あと一ヶ月あるぞ、お前。勝手に締めるな」とその度に頭の中のドSな私に突っ込まれもしたが、結局そんなこんなで今年最後の月も無論追い込み中である。


今年の1月が2年前くらい前のことに思えてしまうほどの濃度だった2022年。noteを更新をしていない間、色んなことがあった。

文学賞へ応募するために小説を書き始めたり、ダンサーさんの作品に沢山出る機会があったり、これまで働いていた保育園で、担任を持っていた立場からいわゆるパートの立ち位置になってイラストレーターとして本格的に作品を描き始めたり・・・。それはそれは新しいことへの挑戦で刺激に満ちた一年で。

楽しいこともある一方で、寂しいこと、悲しいことも多くあった。

父が仕事を辞めることになり、それがきっかけで生まれた頃から住んできた実家を離れると決まったこと。祖母が認知症気味になってきたこと。かつての友人と昔のような感覚では話せなくなってしまったこと。


そんな山あり谷ありな日々の中だったが、度々noteに届く通知はきちんとチェックしていたりして。

2年前、がむしゃらに毎日ネタを捻り出して書いていた当時の私の記事。今見ると稚拙で恥ずかしくていくつか下書きにそっと戻したものもあるが、でもやっぱり誰かが「いいね」を押してくれるのはとても嬉しいもので。

そして私もこの1年で小説や詩を書いてみて、言葉を綴るのが好きなのだと再確認した。色んな方の小説やエッセイを読むたびに、自分の思考をなぞって言葉にできる人ってやっぱり素敵だと憧れて、下手ながら生み出すことを止めずに表には出さずに個人的に何かしらの形でアウトプットしていた。


そんなわけでそろそろ仕上がってきたかなと思い、noteを細々とまた更新するべくこちらに舞い戻ってきたわけだ。

誰もおかえりとは言ってくれる人はいないけど、ただいま。


現在iPhoneのメモに書きたいことが大量に溜まっている。もう正直これ以上溜めたら収拾がつかない。なんせ私はお掃除が苦手。おうちも頭の中も年末大掃除を挙行しなければいけないので、今から震えている。

でも自分の楽しみも兼ねてまた少しずつ私の日常をここに書いていければと思う。


それにしても外が冷えてきて物寂しくなる。おまけにクリスマスシーズン。家族や恋人がはしゃぐ街中で一人でとぼとぼ歩くのはあんま好きじゃない。

おまけに27歳という年齢がやけにリアリティを持った一年だったから、より物寂しさが増している。何せ今年はかつての同級生が軒並み結婚していく人が多くて、インスタグラムで散々結婚式の投稿も見かけました。
ーひとりぼっちの27歳、冬。ー
リアル☆

ただ私自身はあまりそういった他人の投稿などに翻弄されることもなく自分のやりたいことを淡々と貫いていたので、その結果自分のこれからやりたいことも定まってきた。出会えた方々に本当に感謝。


相変わらずふっつーの人間ではあるけれど、見てくださるかたが少しでも気楽に読めるような文章が書けたらなと思っているので今後とも気を張らずに読んでいただければ幸いだ。

という事で皆様、良いお年を・・・と書きかけたところでまた一年を締めくくるつもりだった自分に呆れる。
「まだ20日もあるやろがい。もう投稿せんつもりやったんかい。」とまた加虐的なもう一人の自分が言うておりますので、12月のうちに書けるだけnoteにも投稿したいところ。


では、お外が寒くなってきてますんで皆様どうかご自愛くださいね。ごきげんよう。

読んでくださりありがとうございます。 少しでも心にゆとりが生まれていたのなら嬉しいです。 より一層表現や創作に励んでいけたらと思っております。