#3 コブクロの2

昨日は、小学校時代のコブクロとの出会いから大事件まで。

https://note.com/ichikawayuhki_01/n/n1ce07fb72f45

今日は、その後のお話を。


中学時代。

選択授業というものがあり、僕は音楽を選びました。

その授業では、グループを組み、テーマを絞り、

学期末にそのテーマについて発表をするのですが

当時、僕ほどコブクロを愛している人間が周りにいなかったので

グループは組まず、一人で発表することを決意しました。


発表当日。

僕はコブクロのBlue Blueというラブソングを題材に

「バラードとは何か」というテーマで発表をするのですが

学期末にもなると、ありとあらゆる世界の音楽の歴史を調べに調べ、

やれグレゴリオ聖歌だ、やれ雅楽だ、知識が豊富になっていました。

そんな感じでまとめたA4用紙を、発表前に全員に配ってから

本番がスタートします。


「それでは、次、市川くんお願いします。」


「はい。」


僕は軽くテーマを発表し、

A4用紙に並べられた難しい音楽用語をまさかのフルシカトして

バラードとはどういったジャンルの物を指すのか

という説明を、長く見積もっても10秒で終わらせて

すぐさま、Blue BlueのCDをかけました。

そうです。その用紙はフリです。


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