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物書きさんと小説について話したいからまず自分の小説の書き方を話してみる

私は人と小説の話がしたい。それも読む方じゃなくって、書く方の話。

小説を書いている人って世の中にどれくらいいるだろう。ネット上には大手投稿サイトが多数あるから、本当は星の数ほどいるんだろうなぁ。

でも私が「小説の話ができた」と思う相手は、人生で2人しかいない。私のコミュ力にも原因があるかもしれないけど、頭の中で書いていることを文章ではなく、話し言葉にするのって案外難しいことなのかもしれないと思った。

確かに自分の小説を人に読んでもらうのって、ほんと全裸見せる並に恥ずかしいことでもある。ある程度慣れないともうそれだけでしんどい、しんどい。

でもそれを分かった上で、私は小説の話がしたい。だって楽しいんだもん。

一度楽しさを知ってしまうと、大抵がクセになる。もっともっとってなる気持ちを、ここ最近は抑えていたわけなんだけど。

この際自分発信でまずは少し話してみようかなーと思ったので、お時間のがある方はお付き合い頂けると嬉しいです。

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以前にもエッセイ「小説と音楽」で話しましたが、私の中で小説は音楽と結びついていることが多い。

最近のアーティストの楽曲にはとてもストーリーがあって面白いし、良いものは聞いているうちに物語が湧き上がって来て自然と続きを考えてしまう。

それに自覚的になったのはGOOD ON THE REELの「つぼみ」を聞いた時。

夜にはあなたがくれた物を
一つづつ捨てることにしたよ
お揃いのキーホルダー
貝でできたフォトフレーム

何この詩的で素敵な歌詞。エモいってこういうことだわ。

未視聴の方はぜひ一曲通して聞いてみてもらいたいくらい、この楽曲は聴く人の想像を掻き立てる。

主人公がどんな女性で、どんな男性と付き合っていて、どんな風に愛を分かち合って、どんな風に別れたのか。それが知りたくなって、いつのまにか自分の脳内で補正し始めている。

そういう曲を聞いた時、その歌に沿った物語を、またはこの歌がBGMとして聞こえてくるような物語が書きたくてたまらなくなる。

さらにはこんな曲。

煌めいて 揺らめいて 蒼き夢 舞い放つ
咲き誇れ 遥か 高く
守りゆく その想い ひたすら 鳴り響け
果てるまで せめて 強く
此の花 燃えゆく

いきものがかりの「HANABI」。こちらの曲はアニメ「BLEACH」のエンディングテーマとしてタイアップしたもの。

使われている言葉の秀逸さ、厨二心をくすぐられますね。またボーカル吉岡さんのまっすぐな声で聞くと爽やかさすらプラスされる満点な楽曲。

私もアニメ世代なのでがっつり見ていたんですが、大変失礼なことに何故だかこの曲、アニメ「るろうに剣心」のテーマだと思っていたんですよね。

なんの話?って感じかもしれませんが、ストーリー性がそれほど高くない曲を聞いてみても、「何故かこれを連想してしまう」みたいなことがあるんです。

歌詞よりもメロディに重きが置かれると余計に創造性が増してきて、アレコレと自分の中で考えてしまっているのかもしれません。

だからそういう気持ちにさせてくれる楽曲が好みなんです。大抵はそういうのを聞きながら書いています。

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自分の小説の書き方と言っても、まだまだ断然ひよっこなので欠点も多いです。

なかでも気になるのは「キャラクターの個性」が弱いこと。私はもともとアイデア発の物語を書くことがほとんどなので、登場人物の個性が弱くなることがしばしば。

「こういう展開が書きたい」から小説を書く人、「こういうキャラが書きたい」から小説を書く人。私は前者だから、後者をおろそかにしがちなんですね。

ただ自分が読む方としてキャラもの小説が好きじゃないかっていうと、そんなことはない。むしろ大好き。一度そのキャラにハマるととことん読むし、メディア化も結構気になる方。

だから本当はもっとキャラ立ちのする登場人物を主体にした物語も書いてみたいんです。

なので近々シリーズものに挑戦してみようかなーと模索中です。ちなみに私はおじさんキャラに弱いです、おじさんがカッコいいとか、おじさんが頑張ってるみたいなやつ大好物。なんかこう、胸にきますよね。

特に好きだったのはこれ。

いやいや、もちろん若い子の青春も好きですよ。

こちらのど定番・池袋ウエストゲートパークシリーズなんてほぼ全部読んでるし。

世の中はキャラクター特化型の小説を集めたレーベルも立ち上がった世の中。魅力的な人物の創作は必須といっても過言ではないんですね。

そのためにももっといろんなものを読んで、いろんなものを試して行こうっと。

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さて、いかがだったでしょうか。

紹介っていうよりもただ私が好きなものについて喋るみたいな記事になりましたが、よければ皆さんの小説についても聞かせてください。


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