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「個人」から「分人」へ(平野啓一郎)note

私とは何か 「個人」から「分人」へ(講談社現代新書) 平野啓一郎

・人間の身体は分けられない。しかし、人間そのものは複数の分人に分けられる
・分人はすべて本当の自分である
・リアルとネットとの間に本当と虚構の境界線を引くことは間違い
・人格とはその反復を通じて形成される一種のパターンである
・分人は相手に強いられれば、歪んだ形で生じる可能性もある
・心地よい分人化
・柔軟な社会的分人
・個人は多種多様な分人の集合体
・どれくらいの数の分人を抱えているのが自分にとって心地良いか
・誰とどうつきあっているかで、あなたの中の分人の構成比率は変化する。その総体があなたの個性となる。
・楽しい自分になれる分人こそを足場として、生きる道を考える
・自分という人間を複数分人の同時進行プロジェクトのように考える
・分人が他者との相互作用によって生じる人格である以上、ネガティヴな分人もポジティヴな分人も半分は相手のせいであり、他者のおかげ
・あなたと接する相手の分人は、あなたの存在によって生じたもの
・誰それといる時の自分(分人)は好き。そこを足場に生きていく
・相手といる時の自分(分人)が好きか嫌いか
・「その人といる時の自分の分人が好き」=他者を経由した自己肯定の状態
・複数の人を同時に愛せるか
・複数の恋愛する分人を抱えた人間同士が愛し合う、この考え方は理解できる人と絶対に理解できない人に分かれる
・ストーカーは相手の自分向けの分人を大きくしようとする
・パートナーはよく似た分人のバランスを持っている人間が理想的
・あなたの存在は他者の分人を通じてあなたの死後もこの世界に残り続ける
・複数のコミュニティへの多重参加(矛盾するコミュニティ)

注:自分に必要な語、文のみを書き出しました。ひっかかるところがあれば、書物を手にしてください。恋愛論、セフレ論の領域も含まれています。
随時、書き足す可能性もあります。


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