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感情的になれない、という悩みと、7年付き合った人と別れた原因について。

自分のプライベートなこと、内面のことをたくさん書いたので、一部を有料に設定しました。
つらつら思ったことや過去のことを書いていくうちに気付きがあって、最後にはパートナーと良い関係を築くヒントを書きました。
少しでも読んだ方の助けになれば。

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「ついカッとなって酷いことを言ってしまうんです」
「感情的になってしまい、言いすぎて後悔する」

そんなお悩み相談を見かける。

解決策には、「一度冷静になろう」「相手の立場を想像しよう」といった言葉が並ぶ。

そういう話を見るたび、私は
「カッとなれないのも辛いんだよなあ」と思う。


私は昔から、「感情を相手にぶつける」ということが出来ない。
何か酷いことを言われたり、理不尽な目にあった時も
「えっ、そんなこと言うってことはこの人にも何か理由があるのかな…」
と考えてしまい、気がつけば反論する機会も言葉も失ってる。

これは一見すると「感情のコントロールができている」という長所でもあると思う。

たしかにそのおかげなのか、人間関係は割といつも円滑だし、誰かと大きな喧嘩をすることもない。
かといって言いたいことが言えていないわけではなく、あくまで冷静に伝えることが出来ている。

それでも、ぐわっ!と感情をあらわにしている人を見ると、すごいなあ、伝わってくるなあ、と少し羨ましくなってしまう。

感情的だった母

母のことは大好きで尊敬している。
でも、時折不機嫌になることもあった。
人間だから仕方ない、という許容範囲内の不機嫌だと思う。

両親は完全に母の尻に敷かれる父、という関係性で、
父はよく母に怒られ、「へへへ」と笑って受け止めていた。
私は父の性格を受け継いでいるなあと子供ながらに思っていた。

大学生の頃は、母とよく喧嘩をした。
喧嘩と言っても、私は強く反論するわけではなかったけど、言い争いが終わった後もしばらく不機嫌な母をみて、
顔色を伺いながら機嫌をとる、みたいな流れだった。

夫婦円満な両親。失恋した私。

そんな感情的な母でも、父は母のことを愛しているのがよく伝わる。
怒られても、「また怒られちゃったよ〜」と何故か嬉しそうに父は話すし、
今でも2人でどこかに出かけたり、仲良く話している姿はまさに理想的な夫婦だった。

数年前、私は7年ほど付き合った彼と別れた。
7年も一緒にいたのに、LINEの連絡一つで関係は終了。
別れた時は26歳。この人ならと結婚も考えていた。

恥ずかしながら、別れを切り出されるまで別れの兆候に一切気がつきもせず、私はうまくコミュニケーションが取れている、いい関係性を築いている、とおもっていたのに…

何かが足りなかったのだろうか、と反省した。

それと同時に、時に喧嘩しながらも仲の良い母をみて、
「もしかして、時折感情的になったり、喧嘩をしたり…そういうことが私に足りなかったのだろうか」と考えた。

つまり、
母のようになれない私だから、ダメだったのだろうか?と。

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