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B.LEAGUEの「B.改革」について

割引あり

はい、イチ芸ラジオ、ryo:です。

先日、B.LEAGUEから「2026年シーズン以降の内容」が発表されました。
その名も「B.改革」です。
詳しい内容については、公式ホームページをご参照ください。
ここでは、この発表やこの発表に対する様々な反応などに対してのryo:の個人的な「B.LEAGUEに対する」感想を書きたいと思います。
画像もグラフもイラストもなく、ひたすら文字です。
途中で嫌になるかもしれませんが、最後まで読んで頂けたら嬉しいです。

後半は有料にします

まず初めに、この記事の後半部分(約1万字)は有料記事にさせて頂きます。有料記事にしたところで読む人はほんのわずかかと思います。
ですが、私の見てきた事をふまえた”本音”を書きたいので、本音の部分は有料にさせて頂きます。
(もちろん、無料部分が嘘を書いている、有料部分で意見がひっくり返る、といった事はありません。ただ、本音が一人歩きする事を避けたいです)


B.改革の概要

まず大きな変更として、現在「B1」「B2」「B3」と別れているカテゴリーを、「Bプレミア」「B ONE」「B NEXT」に変更。「B NEXT」はゆくゆくは「B ONE」と統合する事で、将来的には「Bプレミア」と「B ONE」の2カテゴリーになるそうです。
売上規模、集客規模、外国籍選手の登録(ロスター、オンザコートの変更など)、サラリーキャップ、ドラフトの導入、ポストシーズンの変更、試合日程についてなど、「Bプレミア」と「B ONE」で違う部分も多くあり、とにかく「Bプレミア」が日本バスケットボールの最高峰になるように設計している、との事です。
今までのBリーグや、サッカーJリーグと大きく違い、「勝てば上部リーグに行ける」わけではありません。勝ちまくっても、クラブの売上が低ければ下部リーグに留まる事になります。しっかりと売上が立っているクラブ、しっかりと集客ができているクラブだけが「Bプレミア」への参加をする事ができるので、「レベルの高いバスケを見るならBプレミア」という図式になっていくと思います。

B.改革への期待

これはもう、夢しかありません。
現在、すでに多くのクラブが「Bプレミア」参入に向けて「夢のアリーナ」と呼ばれる「バスケットボールをメインとして考えた」アリーナを建設しています。大きな会場だと、沖縄や千葉が1万人収容規模のアリーナになります。(どこかで情報出ていたら申し訳ないのですが、おそらくお台場や川崎に建設予定のアリーナも1万人規模ではないかと思います)
正直、どんなに凄いクラブ同士の戦いで、どんなに盛り上がっても、地域の体育館での試合だと、物足りないです。
導線は悪い。飲食店やグッズショップの並びもイマイチ。座って食べられるのはアリーナ内の狭い座席しかない。なんか良くわからないけど変な所に広大なスペースがある。多くの人が通る道にコードが大量に通されている。なんなら客席の頭上に太いコードがむき出しで垂れている。
と、ネガティブな事を言い出せばキリがありません。でも、それは当たり前です。それを想定して作られた場所ではないので。ですので、言おうと思えばいくらでもネガティブな事は言えますが、本当にネガティブな事を思っているわけではありません。
「もっと〇〇だったらいいなぁ」と思う事は多いですが、それと同時に「ま、仕方ない。むしろこの構造でこれだけの設営してるクラブは凄い!」と思ってます。
これは、代々木第一体育館でも同じです。好立地であり、会場名にブランドもあり、1万人収容できる会場でありながら、やっぱり「体育館」なので、私はプロスポーツの会場としての満足度はさほど高くないです。(雰囲気は素晴らしかったです!あくまでも、会場の話です。)
・・・という事が、無くなるんです。プロ野球やJリーグの観戦に行くと、「最寄り駅を降りた瞬間」からワクワクが始まります。球場やスタジアムはかなり大きいので、遠くからでも見える為、見えた瞬間から期待感が高まり、余計なものが一切無い、そのスポーツを楽しむ為だけに作られた空間に入っていく。入場し、階段を上がり、中に入った瞬間の興奮は、何度味わってもたまりません。あれが、Bリーグでも味わう事ができるのだと、今から楽しみです。
アリーナ建設に関しては、プロが沢山集まって考えていると思うので、どこのアリーナも最高のものが出来上がると信じていますが、私個人的には「アリーナ内で過ごしたいと思える」空間にしてほしいと願っています。
試合開始の何時間も前からアリーナに行って、グッズを見たり、アリーナグルメを食べたり、試合前の練習を見たりしながら仲間と今日の試合について語り合えるなど、試合開始に向けたワクワクを高めていく事ができる空間になっていると、試合内容以外に対しての満足度が高まり、仮に負け試合だったとしても、精神的なダメージは少なくて済みます(笑)
以前、秋田のCNAアリーナに行った時に、試合内容以外の要素がとても楽しくて、すごく記憶に残っています。
地元の人、自分の贔屓クラブの試合は、それだけで楽しいです。でも、わざわざ遠くから来た人がどれだけ楽しい思い出を持って帰ってくれるか、地元であっても初めて来た人がどれだけ満足して帰る事ができるか、という要素は、クラブの集客向上にはなくてはならない要素だと思います。
それを、Bプレミアはデフォルトでクリアしてきてくれるのだと、信じています。

ポストシーズンの変更について

これについては、「賛成」の意見が多く見られます。
私も、賛成です。ただ「100%大賛成!」という感じではありません。
(ネットの悪い風習で、こう書くと「反対なんかい!」って思われてしまいますが、ちゃんと読んでくださいね。ポストシーズンの変更について<賛成>ですので。)
100%ではない理由は「ファイナルの特別感」は捨てがたいなぁ、と思ったからです。横浜アリーナやさいたまスーパーアリーナなど、普段は行く事の無い会場での試合、しかもお互いのファンが半分ずつ会場を埋めるあの空気感。大好きなんですよね。ファン同士もバチバチやって、終わったらお互いハイタッチする。これもまた、スポーツ観戦の醍醐味だと思います。
現状のポストシーズンでも行われている「上位クラブでのホーム開催」は、大賛成です。そして、その開催地はホームクラブのファンで埋め尽くすべき。アウェイの為に座席を確保する必要はない!と考えている人間です。(アウェイのファンが来るな、という意味ではありません。)
ですので、ファイナルもそれぞれのホームアリーナで開催して、アリーナを1色に染めるというのは、大いにアリです。SNSで毎回話題になる「中立地と言いながら結局関東有利やん」みたいな問題も解決できますし。これについては、大賛成です。
ただ、ホーム&アウェイになる事によって、相手のホームで優勝が決まるという事も十分にありえます。そうなった時の「現場の盛り上がりがイマイチ」だけ発生しないように、何とか運営さんには頑張ってほしいです。

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