見出し画像

【レビュー】『カメラのきほん練習帳』

ほとんど本を読んでこなかった人間がポツポツ読書を始めました。
そんな人間によるレビューです。カナリ個人的で的外れな内容もあるかと思いますので、その点ははじめにお断りしておきたいと思います…。
(読書記録も兼ねている為、ネタバレを含みます。お気をつけ下さい)


『カメラのきほん練習帳』
松本茜 著 株式会社永岡書店 2020.11.20

●この本について
先日に続いて「きほん」シリーズ。これまたタイトルの通り!
今度はカメラについて。
というのも、昔から写真や図の配置など構図に関しては妙にこだわりがあったが、知識としては全く習ったこともなく、完全なる自分の感性onlyでやってきた。
しかし、今興味の出てきているデコや、その他ありとあらゆる作品制作にも応用できそうだし、写真そのものを考えた時にも、勉強するには親族に会って写真を撮る機会が増えそうなこのお盆シーズンの前でしょ!!と思い、この本を手に取った次第。
OKな写真とNGな写真を並べて比較したり、写真の編集援護の写真を挙げて分かりやすくポイントを解説されており、大変分かりやすかった。
ポイントも3つに絞ってあり、覚えられる項目数。
それ以上も別章に記載されており、それ以上のことにも対応していたので、初心者の方にとっては、この本を読むだけで今よりも良い写真が撮れる様になれると思われた。

●レビュー
★★★★★(星5つ)
様々なシーンを想定された写真やポイントが記載されていたので、どれか一つはすぐに使える方法が見つかると思う。
当初予想した通り、写真だけでなく、デコなどの創作の役てられそうな内容もあった。

写真はその瞬間を切り取るもので、うまく撮ることができたら、鮮明にその時のことも思い出せるのではないかと思うし、思い出を語る時にもその情景や空気感を思い出すいい材料になると思う。
だから、いい思い出をより良い形で残すためにも、私は今よりも写真の腕を上げたいと思う。
プロほどの腕は望まないが、今よりももっと自分の気持ちを写真に載せられるようになって、他人がその片鱗を感じられるような写真を撮れたら嬉しい。

今回も、自分がすぐに使えそうなポイントをまとめてノートに書き留めておこうと思う。

●真似したい点
・ポイントの絞り方
・載せ方
・例の豊富さ

●う〜んな点
・著者の良いコメントが一番ラストにサラッと書かれていた
大事な内容だと思うので、是非とも前と終わりと言葉を換えて二度伝えても良いのではないかと思った。

●最後に
この著者も仰っていたが、カメラに夢中になり過ぎて大事なものを見落とさない様にしたい。

カメラを撮る際に見ているのはあくまでもフィルター越しの風景や人物。自分の目で見たものや風景の感動を伝えるため・残すためにカメラと写真という文明の力に頼るわけだけれど、やはりそれは自分の目で見た景色には敵わない。
カメラを用いるのは、あくまでも補助的なものという位置付けで、
自分の目というファインダーを通して覗き、自分の脳や記憶という媒体に保存してから用いるようにしようと心に誓った。

写真を撮る機会が増えそうなこの時期にこの本に出会えて良かった。
是非ともこの数日の間に数パターン練習しておき、来たる本番に向けてコンディション等を整えておきたいと思う笑

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?