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坂口康司「カメラマンになっていきなり月収を100万円にする方法」

・本書は、「撮影×IT×マーケティング」を強みに活動し、レンタルスペース業界で「運営者の売上を増やすカメラマン」として実績を上げる著者が、センスがなくても、良い機材を持っていなくてもカメラマンになって稼ぐノウハウについて大公開した1冊。

・カメラマンにとって一番必要なスキルは撮影技術でも、高額なカメラでもなく、
◇コミュニケーション術
◇マーケティングの力
である。なぜなら、カメラマンとはお客様商売だからだ。
・自分の撮影技術を高めていけば、誰かに見出してもらえ、仕事がたくさん入ると思っている方が多いように思うが(もちろん、クオリティの高い撮影ができることは重要)、技術だけ高めていっても、自分の存在を知ってもらえない。
・自分のことを知ってもらうためにも、お客様に満足してもらう考え方やコミュニケーション術、そしてマーケティングについて知っている必要があるのだ。

・これからプロカメラマンになる方は、スモールスタートということで、安い機材を使い、仕事に慣れ、十分にお金が貯まってから、高い機材を買うのが良い。
・SNSプロフィールの写真撮影、ファミリーフォトなどの撮影をする場合には、そこまでのスペックのカメラでなくても十分対応できる。
・また、PCもカメラマンにとって大事な機材である。現代のデジタルカメラでは、PCでLightroomや Photoshopなどのソフトやアプリケーションを用いてレタッチ、加工と呼ばれる編集作業を行なう必要がある。
・現代では、この作業を行なうのが必須であるので、カメラマンにとってPCは必須なのだ。
※プロのカメラマンとしてスタートするために必要な機材として、「初心者向け・中上級者向け」に分けて紹介されているが、どのような機材が必要かについては、本書をお読みください。

・撮影スキルは高くあるべきだが、そのために、写真の専門学校や、社会人向けのスクールに行く必要がある必要はない、と著者は考えている。
・著者もカメラとは全く関係がない4年生大学を卒業し、今まで独学でやってきた。
・自分にとって「こんな情報まで教えてくれるのか」と思わせるYouTuberのコンテンツを見て、撮影のやり方やストロボの使い方、Lightroomを使ったレタッチのやり方、そもそもほ機材選びの参考にするなどした方が良い。
・YouTubeで撮影などについて勉強する時は、
①知りたい情報を検索(例:「人物撮影 ライティング」で検索)
②再生回数が1万回以上の動画だけを選択する
③自分の状況に合った動画を片っ端から視聴する
という風にインプットし、それを実践し、なんとか仕事に間に合わせるのだ。
・プロのカメラマンは誰もが努力をしている。表面的には飄々と振る舞いつつも、人知れず泥臭く努力をすることで、著者は月収100万円を超えるカメラマンになれたのだ。センスや才能だけではない。
※著者おすすめのYouTuberアカウントやメディアについても取り上げられているが、詳細は本書をお読みください。

・本書では、「今の延長上に未来がないと思っているあなたへ」という序章から始まり、「初期投資は20万円!必要なのはカメラとパソコンだけ」「月収爆上げの秘訣はマーケティング」「ギブアンドギブで撮りまくれ」「仕事はこう勝ち取れ」「顧客コミュニケーションが9割」「売れるカメラマン 5つの稼ぎ方」「ガチで活躍しているカメラマン」という章で構成されており、これからカメラマンとして生活をしたいという方々のために、プロのカメラマンとしての心がけや技術の習得方法などが惜しみなく公開された内容となっている。

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