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#文章を書く
使える語彙と表現の幅が広がるとき
さっき読み終えたばかりの本の感想をスマホ画面に書き落としながら、その文章表現に頭を悩ませている自分がいることに気づいた。「ここは『すごいと思った』より『驚かされた』かな」とか、「この感情は『じんわり広がる後味の悪さ』で合ってるかな」とか。
別に誰に見せるわけでもないし、立派な書評でもなんでもない。それでも、自分が思うぴったりの言葉で、感想を書き残したかった。
自分の心が動いたことを、自分なりの
書きたいことを発酵させるか、鮮度重視で書くか
書いては消してを繰り返して、いまの自分には書けないことばかりだなぁと思うなど。少しずつ読み進めている外山滋比古さんの『思考の整理学』に書いてあった、素材はしばらく寝かせて発酵させるというトピックスを思い出した。
たとえばビールづくりには、麦という素材だけでなく、酵母と寝かせる時間が必要。同じく面白い論文を書くのにも、素材だけじゃなく酵母となる別のアイデアをかけ合わせることや、寝かせて熟成させる時