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【読書メモ】天才を殺す凡人

【読書メモ】天才を殺す凡人

対人関係や自分の才能の使い方において役に立つ本だと思った。

天才、秀才、凡人のカテゴリだと自分は“凡人”にあたると思う。
天才の近くにいた覚えもないが、それも怖いことで、自分の身近には自分と似たような人が集まると言われているので、凡人、秀才あたりの発想を押し殺した人の中にいて、自分もそうなのだろう。

自分についても、凡人と秀才のストッパーを外し、発想を存分に使う思考の仕方をときにはうまく利用し

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【読書メモ】『愛されなくても別に』

【読書メモ】『愛されなくても別に』

家庭環境や親との関係で生きづらく生きている少女たちの物語。

今時の若い少女の話だから、タイトルのセリフは、もっと冷めたような温度のセリフなのかと思ってた。
でも、本文ででてきたこの言葉はもっと叫ぶような悲痛なものに感じた。

帯の『“幸せ”じゃなかったら、生きていたらダメですか?』。

もうこの帯文だけで胸が詰まって何も言えなくなる。。。

もちろんケースバイケース

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【読書メモ】世界はうつくしいと

【読書メモ】世界はうつくしいと

深煎りのコーヒーのいい匂い。
夕暮れの色がゆっくりと重なってゆく机の上に置かれた草の花。
空気の澄みきった日の、午後の静けさ。
夕星の瞬き。
溶けてゆく氷の音。

過ぎてゆく季節。

感受性とはこういうことか。

世界はうつくしい。

長田弘さんの詩は
深呼吸させてくれて
日常の中に溢れているうつくしいものを教えてくれる。

世界はうつくしいと https://www.amazon.co.jp/d

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【読書メモ】『石垣りん 詩集』

【読書メモ】『石垣りん 詩集』

この時代を生きた人の言葉は
すごい。

重い。
えぐられるような死生観。

私が毎日生きているのと、

この時代、1日1日
生きようとして
生きた人たちとでは

同じ生きている
でも全然違う

平和に想いを馳せる
8月に、読みたい本だなと思った。

今では文字でしか知らない当時の事を

こうやって生身の声で
教えてもらえることはとても貴重。

人生の大先輩に教えてもらった
生きるということ
#石

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【読書メモ】虹の岬の喫茶店

【読書メモ】虹の岬の喫茶店

📖

誰しも痛みや悲しみを大なり小なり抱えていて

それでも

音楽や、人との出会いで
暖かさ、素晴らしさに気づくこともあり、生きる希望を持つこともあり、
人生を動かすこともある。

そんなきっかけの一つとなる喫茶店。

こういうあたたかな気持ちになれる作品好き。
#虹の岬の喫茶店 #森沢明夫 #読書 #読書好き