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「ごめんなぁ」 ~俺は一生忘れません~


今回紹介するお話

「ボロボロになった妹の体を引きずり出して、「ごめんなぁ」とつぶやいた自衛隊の方の顔を俺は一生忘れません」

今回紹介するのは、阪神淡路大震災で被災されたという男性の投稿です。
※投稿時期に関して
まとめサイトと思われるものでは2007年時の投稿を確認できましたので、
実際の投稿は2007年か、それ以前と思われます。

このお話を元にしたYouTube動画がありましたので、併せて紹介していきます。

投稿内容

某議員サイトでの自衛隊のあまりの叩かれ方に辟易してここにやってきました。

外野でボロカスに言われても、こことか見てると、分かる人は分かってるんだなって思ってほっとしました。

被災したとき、俺はまだ中学生でした。

全開した家で、たまたま通りに近い部屋で寝てたので、腕の骨折だけで自力脱出できました。奥の部屋で寝ていたオカンと妹はだめでした。

なんとかしようにも、あたりも真っ暗、俺も怪我していて手作業ではどうしようもなく、明るくなってからようやく近所の人に手伝ってもらって瓦礫をどけながら、必死で掘り返しました。

でもどうしようもなかった。

半日以上たってから、自衛隊の人を見かけて夢中で助けを呼びました。

数時間以上かけたと思います、自衛隊の皆さんは瓦礫の中から母と妹を救助してくださいました。残念ながら母も妹はすでに亡くなっておりました。

その後、家は家事で焼け落ちました。

あの時自衛隊の皆さんが来てくださらなかったら、妹の遺骨を焼け跡から拾うことになったのかも知れません。

ボロボロになった妹の体を引きずり出して、「ごめんなぁ」とつぶやいた自衛隊の方の顔を俺は一生忘れません。あの時は、本当にありがとうございました。

それから、俺の怪我の手当もしていただきました。ありがとうございました。

政治家が何を言おうと、俺達はあのときの皆さんに感謝しています。本当にありがとうございました。

YouTube

このお話を元に作られた動画がいくつかありましたので、一部を紹介します。※ご紹介する以外にも動画はあるようです。

(2ch)泣き笑いほっこり『LAN』

さいごに

私のnote記事は営利を目的とはしておりません。
単純に涙した話を皆さんと一緒に共有したいと思い記事にしています。

しかしながら「著作権」などの問題がある場合は削除致しますのでお知らせください。

最後までゆっくりお付き合いいただきありがとうございます。


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