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最高に幸せな出来事


№115 今回紹介するお話

「私は小さな食堂でバイトをしていて、人参のグラッセなど簡単な料理は私が作ったりしている。ある日、家族客から「これを作っているのはどなた?」と聞かれ・・・」

今回紹介するのは、バイト時の出来事でうれし泣きをしたという女性と思われる方の投稿です。
※投稿時期は確認出来ませんでした。まとめサイトで2019年10月30日にコピペされているものがありましたので、実際の投稿はそれ以前と思われます。

このお話を元にしたYouTube動画がありましたので、併せて紹介していきます。

投稿内容

私は小さな食堂でバイトをしています。その食堂は夫婦と息子さんで経営。バイトは私だけの合計四人で働いています。

基本的に調理は旦那さんと息子さんがやっているのですが、付け合せの人参のグラッセなど簡単なものは私が作っています。

昨日、最後に来たお客さん(親子連れ三人)が、「この人参のグラッセを作ってる人はどなた?」と聞いてきました。

私は不味いと苦情を言われるのだと思い、震えながら「私です」と、お客さんが居るテーブルへ行きました。

お客さんは私をじろじろと見て、「そう、あなたが作ってるの…」と呟きました。

私はもう怖くて怖くて、手をぎゅっと握りながらその視線に耐えていました。

そうしたら奥さんの方が、「うちの子、人参が大嫌いでどんな料理にしても絶対に食べないの」と言いました。

「それなのに、このお店のグラッセだけは美味しいって、いつも嬉しそうに食べるのよ。良かったらレシピを教えてくれないでしょうか」と、メモ帳とペンを私に差し出してきました。

そういうことは店長に確認を取らないといけないので、冷静を装って厨房に行きましたが、実際は嬉しくてぼろぼろ泣いていました。

厨房に行くと店長は、「話は聞いてた。レシピは教えてやっていいぞ」とレシピのコピーをしてくれていました。

そして、「これも持って行け」と、グラッセとうちの一番の自慢のコロッケを渡してくれました。

お客さんにレシピと「これは気持ちです」と料理をテーブルに載せると、子供は満面の笑みで「ありがとう!」と言いました。

ご夫婦も、「このコロッケ、凄く美味しくて大好きなんです」と美味しそうに食べてくれました。

このことが本当に嬉しくて嬉しくて、お客さんが帰った後、思わず大泣きしてしまいました。

店長が、「料理屋は客に美味いと言われるのが最高の幸せだ。だから今のお前は最高に幸せなんだぞ」と言って、私が泣き止むまでずっとお店に居てくれました。

お店もここに来るお客さんも、みんな大好きだ。

YouTube

このお話を元に作られた動画がありましたので、一部を紹介します。
※ご紹介する以外にも動画はあるようです。

思い出のゆっくり2ch

/ゆっくりが語る1分で泣ける2ch

さいごに

私のnote記事は営利を目的とはしておりません。
単純に涙した話を皆さんと一緒に共有したいと思い記事にしています。

しかしながら「著作権」などの問題がある場合は削除致しますのでお知らせください。
なお、掲載している画像は いらすとや 様、みんちりえ様から頂きました。

最後までゆっくりお付き合いいただきありがとうございます。


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