とある作家の近況 2024-07-11
直近1か月の創作関連の状況。
Tales & Co.さんにクリエイター登録
さっそく登録してみた。
Tales & Co.さんは「クリエイターの企画や作品のエージェント、コンテンツ制作、外部企業からの企画受託等に関する事業」を営む会社とのこと(note株式会社100%子会社)。主な事業内容は、以下のとおり。
企画・作品の売り込み
メディアが求める作品の紹介
作品の自社制作
作品のマネジメントとクリエイターのサポート
その他、クリエイターの活動支援
登録後しばらくして、お知らせメールが届いた。
作家のお仕事のアンテナをできる限り広げておきたいので、活用できそうなものはどんどん活用していきたい。
こんなん、なんぼあってもイイですからね。
長編・短編小説の企画・作品がメインになると思うので、機をうかがってTales & Co.さんの専用フォームから投稿してみよう。
商業出版について
以前から企画中だった、連作短編の長編小説の初稿を進めている。ジャンルはお仕事ものライト文芸で、題材はデータ分析とAI。
昨今のAI(人工知能)ブームに乗っかって、というわけではないけれど、この分野を技術的・理論的な観点というよりもエンターテインメント(娯楽)として広く楽しんでもらいたいという想いから制作を手がけている。
あまりにガチガチの理論や実装を作中に織り交ぜても読者にとって読むハードルが上がってしまうし、テイストを抑えめにしすぎてもある程度知っている人にとっては物足りなくなってしまう気がしている。
このあたりはバランスが非常に難しく、『アルゴリズムの乙女たち』と似たようなパターンかもしれない。
制作自体、まだ水面下で進行中なので、noteやXなどで詳細をお伝えできないのがもどかしい。
来月には出版社様に企画書とセットで提示する予定。出版させていただけるかどうかは、内容次第だ。
なんとしても受賞第1作を出したいっちゃんね……!!!
文学フリマ東京39
すでに出展申込を終え、8/27(火)には抽選結果が出る予定だ。
年々、各地で出展希望者も来場者も増えているらしい。文芸に携わる者として、喜ばしい限りである。
いろんなジャンルのストーリィを収録した短編集を出展する予定で、ラインナップは仮のものが決まっている(以下、ジャンル:キーワード)。
ライトホラー:心霊、実話怪談、YouTuber、取材旅行
オトナの恋愛:不倫、離婚、復讐、マッチングアプリ、SNS
現代ドラマ:大学生、就職活動、生き方、寝台列車
アルゴリズムの乙女たち・スピンオフ:競プロ、進路、仲間、ヒューリスティックコンテスト
某クリエイター様コラボ案①:現代ファンタジー、白夜、恋愛(百合?)
某クリエイター様コラボ案②:親友 / 恋人、借りがある
今のところ全6話で各話1~3万文字、トータル11万文字程度(=通常の文庫本1冊分くらいのボリューム)を想定している。
また、某クリエイター様にいくつかイラストを自由に描いていただいて、そこから明治がインスピレーションを働かせた物語を書く、というのがコラボ案の①と②である。
すでに何枚かラフイラストを共有していただいており、案①についてはイメージがほぼ固まっている。
案②については、さらに他の案も検討しつつ詳細に描いていただいているところだ。大変ありがたい&楽しみ……!
全6話のうちいくつか初稿ができているけれど、収録作品の内容やラインナップについては、今後の状況次第で変更の可能性もある。
更新があれば、来月以降の近況報告でもお伝えしていきたい。
文学フリマ自体、出展側としても来場側としても初めての参加で、右も左もわからない。
でも、出展物を制作することだけでなく、出展に至るまでのプロセス全般が楽しいし、それがイベントに参加する醍醐味だと個人的には思っている。
出展が決まったら短編集を全力で制作するので、どうぞお買い求めください……!!!
がんばりまぁす!
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