ロックダウンによる消費行動の劇的な変化
みなさんの会社では、売り上げはどう推移していますでしょうか。
当方はEコマースですので、リアルビジネスの方々に比べますと、比較的影響は小さいかなと思っております。
ただそうはいっても、消費行動の変化が気になっておりました。
下記のグラフをご覧ください。
これはスペインの消費行動の変化です。
3月の中旬にロックダウンが始まってから、
・フードが消費全体の60%に、大幅に上昇。↑↑
・レストラン・ファッションが数%に、大幅に減少。↓↓
・公共交通機関はほぼ変わらず。→
・病院・健康関連は微増。↑
・家具・車はほぼ0%に、大幅に減少。↓↓
・Big Box Storesと呼ばれるスーパーストアは微増。↑
こう見ると、予想通りではありますが、数字で見ることで、より納得できますね。
閉店しているレストランはもちろんですが、
ファッション、家具、車などの”不要不急”アイテムは下がっています。
フード、スーパーストアは上昇していますが、これは一過性のものと思われます(別に人類が大食いになったわけではないので)
こう考えると、たとえこの”ロックダウン”が長期で続いたとしても「パニック」さえ収まってしまえば、消費の傾向は元に戻っていくと思います。
ただ、そのまま元に戻るのではなく、あくまで形を変えて消費が復活してくるのではないでしょうか。
ファッションは、リアル店舗からEコマースへの動きが加速。
車は、(原油が安いため)SUVなど大型車の人気がさらに上昇。(EV化の動きは鈍くなってしまうかもしれませんね)
レストランは、店舗の売り上げに占める、デリバリーや”オンライン飲み会”の割合が上がる。
あとは、これまで全世界で都市に人が集中する「都市化」がハイペースに進んできたわけですが、人が地方に分散する動きも起きそうですね。
自営業者はもちろん、会社員の方も、場所に縛られずに全国(あるいは全世界)どこでも住めて、働ける時代がくるかもしれません。
田舎に住みながらも、東京の会社員としての仕事をしている、みたいな。
そうなると、キャンプなどのアウトドアレジャーなどが盛り上がるかもしれませんね。
新時代に、うまく適応していきましょう。
それでは、マネークリップをポケットに入れて、散歩に行ってまいります。
引き続きよろしくお願いいたします。
本日のマネークリップ
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