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発達障害に生まれて

2024年。
新しい年が始まる。

年末の喧騒がイットキの静けさを挟んで、今度は年明けのお祭り騒ぎへと姿を変えていく。

また、この動乱も、時間の経過と共に不況な世相に馴染んで、また元に戻るのだろう。

1/3。

随分とタイソウなタイトルをつけて、このエッセイを書き始めた。
これを書こうと思うに至る動機、違和感の正体は私自身が「精神障害」を持っており「心の病」に犯されている、という枠組みの中にいる区分訳にある。

法律上では発達障害は「脳障害」と位置付けられてはいるが、現代の日本では心を暫定的に脳にあるものとして扱われていて、脳障害と精神障害に機能する線引きなどない。

神経と精神と脳と心はごちゃごちゃに同じバケツの中に放り込まれて、混色した汚い渦を描いている。

ただ、当事者として明確に言えるのは「心の病み」と「発達障害による感覚異常」は関連づける事は可能であったとしても類似的項目ですらない、という事である。

私達、発達障害者は決して「=精神障害」ではないし「=病んだ心の持ち主」ではない事は明確にしていきたい。
その試みと自身の心の吐露を含めて、このエッセイを書く事の宣言を、序章としたい。

2024/01/03執筆途中。

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