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essay R05/11/21

残酷な残忍な世界。

私が生きているこの世界にはもっと別の見え方があるらしい。

美しくて清々しくて
優しくて柔らかい。

私には見えない世界の形が実際存在するらしい。

私には、とても怖く、悍ましく、それでいて空虚で無味乾燥でありながら、有機物的な腐敗臭に絡め取られている世界に見えているというのに。

2023/11/20

私は喘いでいます。

苦しくて、寂しくて。
肉体的苦痛ではない痛みと
一人ではないのに消えない孤独感と。

それはまたは幸福だとも言えます。
もし、体でしか痛みを感じなく無くなってしまったら
人がいるだけで孤独が消えてしまったら

私は今よりも更に軽薄でなんというか
意味のない人間に落下してしまう事でしょう。

世界はとっても、とってもくだらない人が沢山いて
私もきっと、そのくだらない人間の部類に分類されるのでしょう。

それはとてもとても悲しくて虚しくて
不安を連れてきて、辛い事です。

くだらない人間と出会う度、私は自らのくだらなさを再認識し
内側と外側の両面から腐っていくのです。

世界は前進を続けている。

後戻りをする予定はない。
悲しい。

生きている事は
こんなにも無益でおどろおどろしい出来事の連続なのだろうか。

許してほしい。

腐った世界で生きている腐っている私の
腐っている心に救済を。

言葉

私にとって、大事な事。
大事な要素。

言葉。

人と繋がれる事。
人を理解出来る事。

世界と繋がれる事。
世界を理解出来る事。

言葉を使えないのは怖いこと。
何も言えない事。
不自由そのもの。

言葉は情報とは違う。
違くなくてはいけない。

情報は限られた範囲で
言葉は届く限り永遠であるべきで

言葉=情報
のコミュニケーションは
とてもじゃないけど
息苦しくて堪らない。

汚れ

私の生活の中の汚れ。
私を不快にする要素。

私を不快にして、生きる希望すらも失わせる要素。

たかが汚れで死を望む程に
私の心は疲れている。

嫌いなんだ。
でも、私自身は綺麗に生きられなかったから
ある程度の汚れとは、一緒に過ごさなければならない。

汚れは空白を汚すから
空白の機能を失わせる。

私の人生を台無しにする。

アルテミス

私が好きな世界は
私を自由にしてくれる筈だった。

なのに、私が好きな世界は
私自身によって支えられなくて、壊れ始めてきている。

世界は確実に前進しているのに
私自身は、それをうまく捌けないでいる。

もう、何も欲しくないような気すらしてきている。

暗雲は全てを覆い尽くす。

ずっと私を照らしてくれていた光さえなかった事にする。

私自身を私自身が認める機会すら壊していく。

最悪な状況では、何一つ私の心の味方をせずに、その在り方を壊して
私自身が幸福に向かう事を邪魔する。

私を要らない人達へ

どうか、私を放っておいてください。
貴方方が私を必要としないのであれば、それは同時に私の人生に貴方方が不要である事を意味するのです。

私は貴方方に必要とされる努力をしてみましたが、貴方方が私を要らないと断じた時、私には貴方方に必要とされる努力を続ける力は残っていないのです。

どうか、貴方方の中で、私という存在を葬って、2度と私と触れ合う事がないように
静かに私という存在を消して
2度と悪さをする事がないように

心の中に鍵をかけて、貴方方が不必要だと断じた私を心の表層から追い出してください。


聖なる基準

孤独は私と共にある。
基本的に私は何度も孤独の中に落ちて

その中から、何かを生み出してきた。

孤独は苦痛であるのと同時に
私自身が何かを作り出す為の大事なリソースでもあった。

孤独からの逃れ方は私に希望を与えるのと同時に
私に今とは違う景色を見るように促した。

そのやりとり、自分とのやりとりを失敗する度に
私は幾度となく孤独の中に戻った。

人は時に孤独の中の住民になれない限り
人としての前進は阻まれる。

孤独は私達にとって、一つのとても重要な基準になる。

孤独が基準になる。
私にとっては、これは重要な事になっている。

孤独の取り扱いを間違えたものは
孤独ゆえに他者を切り刻み、また誰かをも孤独の中に引きづり込み
また自身も更に深い孤独の中に貶める。

孤独は個人個人にとって、ただ個として向き合うべき、パーソナルな基準点であり
それを双方的に突き合う事はきっと

人間の根源的である何かに対して
許されざる冒涜の一部であるのだろうと感じている。

2023/11/21

天気は今日も私の味方をしなかったし
私の心を救う事に十分な手助けを何もしてくれなかった。

私は自らの基準点である孤独に立ち戻り生きる事が出来ずに
中途半端な不安と寂しさ、焦燥感の中に閉じ込められ続けている。

私がしなければならない痛々しい代償への対処は
今の私には荷が重すぎる。

今日という日を生きるには私の心は弱すぎる。

壊れた精神は、全くもって今日も無能でカラカラと音を立てて不毛な稼働を続けている。

料理

生きている中で意味のある私自身の活動の一つが料理。
食材の命をいただく料理。

畑が生きてて、私が生きてて、そこから外から頂いてきた食材を活かして食べる。

食材の食べられ方は、私の知恵で決まる。
知識では食材に対応しきれない。

命だから、全てが毎回違うから、その命に対応する為に役に立つ段階に引き立てるには知識→知恵に昇華させておく必要がある。

知恵は心と結びついていて、知恵を使えば、心も使われる事になる。
だから、料理は私にとって、上手くいかない心との活動の中で、もっとも上手くいく事の一つでもある。

再起動

2023/11/21 15:42

心の中。
ぐらつく何か。
歯切れの悪い感覚。

愛情。
くだらない苦悩。

今の感覚。
孤独感。

金銭的事情。

水。

何もしたくない状態=鬱症状。

この状態を打破する薬のストックはない。

私に渡されている薬は鎮静薬ばかりだ。

今、私には何が出来るのか
もう一度、真剣に考えてみる。

私は私を辞めてしまえ。

死ではない何かで私を辞めてしまえ。

それが私の再起動。

再始動

2023/11/21 15:46

全ては不可能だった。
今が今のようである以外に
私には何の選択肢もなかった。

私には何も選択をする余地なんてなかった。

苦痛だけは確かに存在した。
モヤモヤした不安感も
ここから早く抜け出したいと願う焦燥感も存在した。

そして、希望を見出さなかった。
希望たり得る要素があったにも関わらず

私は希望を見出さなかった。

ただただ、もがいているようで、這いずり回っているようでいて
ただただ、何かを目指すのではなく、まさにのたうち回っている、という状況だったのだろう。

無意味さの中に今、私はただただ、止まっていた。

ここから状況を変える。

変わらない事を私は望まないだろうから。

だから、私は変わる事にした。

変化を願う事にした。

このままではダメだ。
このままでは嫌だ。

そう思う事にした。

寒空と年末

時が経つのは嫌気がさす程に早い。

もう一年は終わろうとしている。

今日という日も終わりに近づいている。

何もかもが終わっていく。
何一つ、自分の思うままにはいかないままに
全ての時間は終わっていく。

悲しい気持ちになる原因の一つは時間の経過なのだと思う。

私は時間を味方につけた筈だったのに
どうやら時間に見捨てられたようだった。

2023年は人生の中で2番目に悪い年になりそうだ。
それでも、ワースト1位ではない。

私にとって最悪な年は2022年だったから。

壊れていった人々の事を思う。
彼らは問題を抱えて、その問題を人に向ける牙に変えた。

彼らは己の苦痛故に社会と戦って敗れた。

私はただ、何とも戦わないと決めた。

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