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生きがいを感じて生きるために │ ライフログ講座レポ(過去編)

SHElikesの人生を見つめ直す「ライフログ」講座を受けました。

「せいぜい『過去を振り返って反省してこれからに生かそう』みたいなやつでしょ!絶対しんどい!やだやだ!」と思ってましたが全然違いました。(ごめんなさい)

ライフログ講座では、人生の棚卸し方法を学び、今の自分が大切にしたい価値観や、これからの未来をどう生きたいかのライフプランを作成します。過去を反省するどころか、むしろ自分を承認して褒める習慣なんです!

講師はオア明奈さん。

CRAZY CELEBRATION AGENCYの創業者であるオアさんは、「人生を祝うことを通じて世界の体温を上げる」ことをモットーに、その人が生きてきた軌跡を見つめ直すことで自分の人生を愛して感情豊かに生きる人を増やしていきたいそう。素敵な野望、、!

▼人生を祝うプロデューサー、オア明奈さん

講座は全3回で構成されています。

1回目:過去〜現在の振り返り
2回目:自身の価値観と理想を言語化
3回目:未来のライフプラン作成

今回は1回目の「過去~現在の振り返り」です。

講座の流れはこんな感じ。

講座の流れ
・はじめに
・ライフログとは
・人生を見つめ直すライフログワーク
・Q&A

今回の講座のゴールは
・人生の棚卸し方法がわかる
・継続的に前向きに取り組んでみようと思える の2つです。

このレポでは、講座のなかで学んだライフログの取り組み方から、実際にワークを通して気付いたことなどをご紹介します。

ライフログとは

ライフログとは、オアさんが習慣にしてきた振り返り方法に基づいて作成したリフレクションメソッドです。

リフレクション:
自分の価値観や感情を知るために振り返り(=内省)をすること。
自分の人生を客観的に見つめ直し、大切にしたい価値観を言語化し、自分の人生を愛するプロセス。

突然ですが、みなさんは<生きがい>を感じながら生きていますか?

実はこの<生きがい>という概念は、英語で表す言葉がなく、海外から注目を集めている日本の言葉の一つなんだそう。(「もったいない」もその一つですね!)

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海外では、図のように「好きなこと」「世界が必要としていること」「得意なこと」「稼げること」が全て重なり合ったところに<生きがい>があると定義されています。

私たちはみな<生きがい>を感じたい、見つけたいと思っています。
ライフログは、自分の人生を振り返り、大切にしたい価値観を見つめ直すことで<生きがい>を見つけるためのガイドツールなのです!

ライフログワークのやり方(過去~現在の振り返り編)

全3回で構成されているこの講座。初回の今回は、過去~現在の振り返りを2STEPで行いました。

STEP1:人生を棚卸しする
自伝を書くとしたら?という視点で、これまでの出来事、当時の感情、人生への影響を書き出す。

STEP2:人生で影響を受けた人や言葉を書く
なぜその人や言葉に影響を受けたのか、そのときの状況や感情も書き出す。

このワークをやるにあたってのポイントは3つあります。

1.自分を褒めるために行う。
出来なかったことや反省点を思い出して自己嫌悪に陥りがち。「自分を認める!」「前に進むために取り組む!」と強く意識することが重要です。

2.過去のノートやカレンダーを見返しながら詳細に書き出す。
当時の出来事、気持ち、お世話になった人を思い出すと、その時間そのものが豊かで気づきあふれる時間になります。

3.お気に入りの場所で、楽しみながら書く。
好きな音楽を聞いたり、陽の光を浴びながら、自分の人生のために時間を取って行いましょう。「なんとなく気分が乗らない……」ってときは別の日に書いてもOK!

振り返りが作業になったり義務になったりしないよう、楽しみながら行うことが重要です◎

実際にやってみた

私が講座の中で実際に記入したライフログシートの一部です。綺麗に書くことは意識せず、思いついたままに書き連ねてみました。

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ゆっくり時間をとって過去を振り返り、時系列で書き出すのが効果的だそうですが、20分間という短時間のワークだったので、最近の印象的な出来事であるキャリアチェンジについて書き出してみました。

ワークを通して気付いたこと

実際にワークをやってみて気づいたことが2つあります。

・ネガティブな出来事をポジティブに捉えられるきっかけになる。
就活の挫折や抑うつ状態での休職など、一見辛い経験でネガティブな感情を抱きがちですが、「その出来事から得たもの」「学んだこと」「そこから意識や行動がどう変わったか」に着目して深堀りすると、案外ポジティブな感情が生まれてきました。
例えば休職を通して起きた変化として、「『公務員は辞めてはいけない、辞めるべきでない』という考えから、『他にやりたいことができたりしたらいつでも辞めていい』と考えられるようになった」という前向きな変化がありました。
この考え方の変化のおかげで今私は転職を決意できたので、休職は辛かったけど悪いことばかりではなかったんだな、とこのワークを通して気付くことができました。

・SNSでの発信がリフレクションにもなる。
就活や転職については過去にnoteで発信していたこともあり、書きやすかったです。SNSで発信することも振り返りになってるんだなーと感じました。

▼キャリアについて振り返った過去のnote

毎日を振り返る習慣として日記を書くのも良さそう。私は「さぁ日記を書くぞ!」と意気込んで机に向かうとなかなか書けないので、Twitterで140字の日記を書いています。

このくらいならさくっと書けるし毎日を振り返ることができるので、振り返り初心者におすすめです。

感想など

ライフログワーク、正直めちゃくちゃ頭使うし疲れました……けど、案外楽しいかもしれない

「過去の辛い出来事を振り返るのはしんどいだけ」かと思いきやポジティブに捉えるきっかけにもなるという発見がありましたし、元々自分の考えなどを省みることは好きなので(ストレングスファインダーで4位に内省がランクイン)、過去の自分を褒めることをもっと意識すればより楽しめるのかも。
今回は短時間で大きな出来事(≒精神的ダメージの大きかったもの)をざっくり振り返りましたが、日々のちょっとした出来事を振り返るとかだとそんなに苦にならずに楽しめそうです。

また、この習慣を身につけることでリフレクション(内省、自問自答)のスキルが上がって、今まで気づいてなかった自分の価値観や新しい価値観にも気づけそう!
そしたら世界が今より広がるし、人生がきっともっと豊かになりそうだな~なんて思いました。
毎日の小さな出来事を振り返ることで、周囲への感謝や自分の改善点など見落としがちなことに気づけるのもメリットですね。

さて、冒頭でも触れましたがこのライフログ講座は全部で3回あります。
第2回のテーマは「自身の価値観と理想を言語化」。

私、言語化、ニガテ。

ライターを目指すうえで致命傷すぎるので、うまく言語化する方法も併せて勉強させてもらおう~~

第2回も楽しみ!

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