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留学を決意した日。

来冬、カナダに行きます。長年の夢がやっと叶うことになる高揚感。
それまでにテストやら英語でのインタビュー、ビザ、区役所手続き、引っ越しなど、やることもり沢山で今は全然実感ないけど、今の思いの丈をすべて綴りました。


私は、CO-OPという留学手段で、DMS(Digital Marketing Specialist)を専攻して、現地の企業でフルタイム勤務(有給インターン)する予定。
(※このコースについてと仕事のことはまた別の記事で書こうと思います)

いまは本業の仕事も趣味程度に勉強していることも、それに関係することで、海外のマーケットに身を置くのがとっても楽しみ。

最初のきっかけと、夢見た場所。

学生の頃から夢だった留学。喉から手が出るほど行きたかった。二十歳のとき初めて1人で海外旅をした時に肌で感じたあの感覚。それまで日本で隙間のない人生を生きて、みんなが大学行ってるから行って、名前の通った大きい会社に内定もらって。楽しくはあったけどどこか満たされない。そんな生活の中で、幸か不幸か「あ、この仕事、私以外の誰でもできるわ。私がやる必要ないじゃん。」って早々に気づいてしまった。

日本でこなすように生きていた私には、海外で会った、平日のビーチでバレーしたり、本気で世の中を良くしたいと夢を熱く語ったり、自分の生き様に誇りを持っていたりする若者が眩しかった。当時そんな世界線があることを知らなかったから、心の底から羨ましいなと思った。こんな人になりたいと思った。

夢見た景色は程遠かった。


この度、社会人になってコツコツ貯めた大金をここぞとばかりに注ぎ込む。大袈裟ではなくこれは人生をかけてする挑戦。

やっと手にした切符だったのに、コロナで行く手を阻まれて2年弱も経ってしまった(行くの辞めようと何度も思ったし、悩みすぎて軽い鬱みたいになった時期もあった笑)。

でもコロナに打ちのめされても、負けへんで精神で約2年の間を糧に、いっぱい勉強できたし前より断然高い目標を目指せるようになった。だから、コロナのお陰でもある。毎日120%の力で、できることは全てやったと胸を張れる。

社会人として働きながら、勉強しつつ留学の準備をするのは、言うが易しで、思ってる何倍も大変だった(日々の生活を維持しながら、留学費用の貯蓄も必要だったし)。
仕事はもちろん完璧にこなした上での、朝晩の勉強に加えて昼休憩の時もほぼ毎日勉強して、時々は深夜に現地時間での打ち合わせとかセミナーに出たりもした。土日もできる限りは勉強に充てた。毎日クタクタだったけど、夢中で追いかけた。友達にも家族にも弱音は吐けなかった…言葉にしたら、弱い自分が本物になりそうで怖かった。

先が見えない不安と、いつ行くの?って言うまわりの言葉にいちいち焦って落ち込んで、毎晩1人で泣いてる時もあった。コロナ禍の希望が見出せない中でのモチベーションの維持が一番辛かった。

でもある日突然吹っ切れて、「世界情勢がどうであれ必ず実現する!」って腹を括ってからは、勉強が本当に楽しくて(勉強することで理想を手繰り寄せている感覚が爽快だった)、メラメラ燃えていた。

ただの凡人でもなんだってできる。

私は秀でた才能こそないし、器用に生きられる方ではないけど、目標への執念深さと諦めの悪さ、努力が苦ではない体質は、結構気に入っている。きっとそれは、子供の時から欲しいものがすぐに手に入らない環境で培われたハングリー精神のおかげだと思う(両親ありがとう)。
そんな頑固な性格がときに厄介だけど、今は悪くないと思えるし、なんだったら面白いなとも思う。

ほんとに私は田舎の一般家庭に生まれた1人のド凡人だから、そのイチ凡人が夢を叶えて、自分らしく生きる様を体現したい。もし将来、子宝に恵まれたら自分の子供にもそう言う背中を見せたいし、たくさんの選択肢を示してあげたい。できない理由を探す前に、できる方法を考えることが何より賢明だと伝えたい。幸運な人生は自らの手で手繰り寄せるものだ、自分で決めたなら自分に言い訳したらダメだと、背中で語りたい。

わたしにはたくさんの夢があって、たぶん一生では足りないくらい。世界の美しい景色を隅々まで見てから死にたいし、地元の発展にも寄与したい。環境保護の活動もしたい。他にもたくさん。やらないと後悔するし、人生の中で満足に動ける時間は案外短い。不条理な世の中に対する”なんで?”という感情をちゃんと唱えられる大人でありたい。

言葉と本。

これまでの人生、たくさんエッセイや記事を読んできたおかげで、しんどい時に、助けてくれる言葉たちが頭の引き出しにたくさんあった。

「迷ったら、ワクワクする方を選べ。」
これは大好きなモデルさん、高山都さんの言葉。

「リスクなくして得られるものは、たかがしれてる。」
これは日本の実業家の方の言葉。

「Your time is limited, so don't waste it living someone else's life.」
これは尊敬するスティーブ・ジョブズ氏のCommencement Addressの一節。

もはや、魂が宿っているといっても過言ではない大切な言葉たち。

自分を突き動かすもの。


何が起こるかわからない世の中だから、行動の指針は「自分自身がやりたいか、やりたくないか」のたった2択でいいと思う。

私の人生だから、私が選び、舵を切る。

まだ私は、スタートラインに立ったところ。これからの方がたくさん試練があると思うけど、一つ一つ消化していけばいつかは財産になると信じて、着実に進んでいこう。

最後に、大きな決断をするとき、相談に乗ってくれた友達、同志の仲間には感謝しかない。それと大好きな音楽と本たちのおかげで乗り越えられて今日がある。今後も大切にしていこうと思う。


長文乱文失礼しました。ここまでたどり着いた方、ありがとうございます☺️

Mai

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