今ここで望む自分に焦点を合わせるだけでいい

私たちが見ている現実というのは、過去の意識によって創り出されたものです。

ということは、その現実は、すでに終わっているもの…

現実は幻想であって、真実でもなく実在でもありません。

でも、わたしたちは、それを無理やり変えようとしているのです。

根本から変えることなど不可能なのに…

すべての出来事というのは、ただ起こっているだけであって、

正しい間違い、良い悪いという判断はもともとないのです。

すべての結果は中立なのです

自分が勝手に判断しただけです。

なので、中立であることを受け入れれば、その後に経験する現実を変えることが出来るのです。

どんな環境や状況も基本的に中立です。

あなたがそこにどんなエネルギーを与えたかによって決まっていくのです。

ポジティブなエネルギーを与えるのか、ネガティブなエネルギーを与えるのかによってです。

現実を変えるためには、その起こった出来事を受け入れることです。

良い悪いなどの判断はなしです。

ものごとは「ただ起こっている」のですから、否定したり抵抗したりしては

その状況を変えることが出来ません。

そこで、受け入れることで、ポジティブなエネルギーが生まれ、否定することでネガティブなエネルギーが生まれることになります。

ポジティブは統合し一つになるエネルギー、

ネガティブは分離したバラバラのエネルギーです。

力は分離すると弱くなって、統合すると力強くなります。

わたしたちがやってしまいがちな、状況を変えようとする行動をしても状況が変わらないのは、

現実が過去⇒現在⇒未来と一直線に続いていると勘違いしているからなのです。

「今こうだから未来はこうなる」と思い込まされているのです。

現実はフィルムのように１コマ１コマぶつ切りの状態です。

常にゼロからスタートしています。

現実は常にゼロからのスタートですから

過去はもう終わったもの消え去るものとして「今ここ」で自分がなりたい状況に焦点を合わせることです。

いつも「今ここ」でなりたい自分に焦点を合わせていれば、なりたい自分になることが出来るのです。

もちろん、なりたい自分は楽しくワクワクするものに限ります。

楽しいことは、理由など無くても心から楽しいものです。

そのワクワクする気分の波動が、近い将来、ワクワクするような出来事を運んできてくれるのです。自分が実際、世界に働きかけることをしなくても…