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最初の一こぎが一番しんどい


今日はSDGsを学ぶビジネススクールで、後輩にあたる人達の卒業プレゼンテーションの日! 恐れ多くも一先輩として、後輩の皆さんがそれぞれ作った想いの詰まった「スタートアッププレゼンテーション」にフィードバックする役割を頂きました。

あ~、今日をどんな気持ちで迎えているんだろう・・・と久しぶりに必死だった日々を思い出しました。なかなか考えがまとまらず前日なのに修正をしたり、時間内に説明が終わらない(^^;)と焦って、話す内容を短くしてみたり。何をやっても落ち着かずに自分の10分間の出番を迎えるのでした。

今日はフィードバックをする側ということで、発表をする時ほどの緊張感はありませんでしたが、発表者の一言一句を聞き漏らしてはいけない!という変な責任感から、集中しすぎてちょっと脳みそヒートアップ気味で終了しました。

自分のことを振り返りながらも、ふと思ったのは、何事でも

最初の一歩が一番パワーがいる。


自転車に乗る時を想像するととても分かりやすいです。

最初の一漕ぎめは、結構力を入れないと前に進まないし、さっとバランスを取らなくてはいけないから、練習し始めの頃はとても難しいです。

でも、漕ぎ始めてスピードが出てくるとかなりラクになり、そんなに頑張って漕がなくても前に進めることがわかる。

坂道なんて、足をペダルに乗せなくても進めることをちゃんと覚える。

そんな頃には、最初の一漕ぎに苦戦をした自分のこともすっかり忘れて、誰かに「えー、自転車なんか簡単だよ、えいって漕いじゃえばいいんだから」ってアドバイスしたりする。


今日の私がまさにそんな感じ(^^)

多くの後輩の「一漕ぎめ」をたくさん聞く機会をもらい、一人ひとりがこの一漕ぎにどれだけ時間を使い、想いを込めたのかを考えると、じわっと胸が熱くなる瞬間が何度もありました。

一漕ぎめで終わりにしないために、もう少し先にはラクして進める道が待っていると信じてぜひ漕ぎ続けてほしい。

それには、ちょっとだけ先に卒業した先輩として、私も漕ぎ続けている背中を見せていかなくてはいけないなあと(また変な責任感⁉)。

このnoteも最初はおっかなびっくり。でも書き続けるうちにだんだん楽しくなり、自然と続けられるようになりました。

漕ぎ続けて楽しくなっていく人が増えるように、漕ぎ続けるのがしんどいと思った時に、支えられる人でいよう。

そんな想いを改めて思い出させてもらえた日曜の午後でした。

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