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みんなに好かれてる「あなた」に好かれたかった。

平成に生まれて、今年の3月の誕生日で21歳、いわゆるこぶしでと言われている年齢になりました。

数は多くないですが、お付き合いしていた人もいます。こんな私とお付き合いしてくれるなんて本当にありがたいお話だなぁと思います。

初めてお付き合いした人は高校1年生のとき、同じクラスの男の子でした。2人目は高3のとき。3人目は大学に入って1年生の冬。4人目は2年生の春。5人目は2年生の夏。自分で振り返っていてはは~ん。こんな感じだったけか~となりました。

だけど、ちゃんと付き合ってたな~と思う人はこの5人の中でも3人?いや2人?くらいです。ひどいというか、多分相手もそう捉えてるんじゃないかしら、と思います。しかもその人のことを思って泣くのなんて数えるくらいしかないです。なんか冷たい女なのかな、というか、そもそも続いたのだって3か月半くらい。しっかり倦怠期の周期で別れている自分に笑えます。

そもそも、だれかを気になっているときとか、付き合ったりするときは俯瞰で自分のことを見て”恋愛モードになってる自分きもい!””こんな会いたいとか思う自分引く!”とか思てしまって、言えないし、言葉より態度で分かってほしいわ、察しろ!とか男脳みたいな思考をしています。

そして、程なくして別れるのです。

別れるたびに考えるのが、好きってどういう感じなんだろう?好きだったのにな。好きって難しい。好き。すき。スキ。SUKI?

1番私の考え方を変えるきっかけだったのは、5人目の人でした。多分今までの中でも何だか分からないけど、大事にされているなと感じたし、大事だなと思ったし、相性が良いっていうのはこういうことなのかと感じたほどです。

けど、違いました。

あんなに好きだったのに。その人の好きと、私の好き。”付き合う”という解釈の違い。ただでさえ、その当時は大学の講義が忙しくて、やりたいこともできなくて、いっぱいいっぱいで、なのに、彼氏との関係も目に見えるほど悪化。耐えきれませんでした。あの時私がもっと大人で余裕があったら、続いてたのかなと考える日もありましたが、まあ、あの時無理なんだから、結局いつかは別れることになっていたんでしょうね。

私にしては割と引きずって、引きずって、何とも言えない時間を過ごしてしまいました。なんで今まで引きずってこなかったんだろう。そもそも好きじゃなかったのかな?とかじゃあ今までの自分自身の気持ちも否定することになるんじゃないかなとか。

じゃあ、今まで付き合ってきた人の共通点って何かあったのかなと考えた時に、気付きました。「みんな周りから好かれてたな」と。これに気付いたときに、私は「その人自身」が好きだったんじゃなくて、みんなに好かれてた「あの人」に好意を持たれていた「自分自身」が好きだったんじゃないかな。と。それに気づいたときになんとも言えない喪失感がありました。なんか虚しい。

それから、周りの影響で恋愛って良いなとか思うこともありますが、だれか特定の言葉ひとつで自分の気分が上がったり下がったり、一喜一憂するのが疲れるなとか、けど、人肌恋しいわァ、とか、だれかと付き合うことで自分のやりたいことに対しての気持ちが変わったらどうしよう、とか。

まあ、簡単に言うと自分の生活リズムが狂うくらいならいらないわ。という感じです。けど、妙齢ですし、まだ若いと言ってもらえますし、欲しくないと言ったら嘘になります。だからこそ、次こそはもっと素直に自分の気持ち伝えてみよう!とかもっとニコニコ相手を楽しませよう!とか思ってるんですけど、こればっかりは分かりませんね。

その時は心から「あなた自身」が好きだと思える人ができたらいいな、と。待っているだけではダメです。動いてみましょうよ。みたいなのは大丈夫です。間に合ってます。まだこぶしでやりあっていける年齢なので。

最近見た恋愛ドラマの挿入歌がとっても良くて、歌詞が好きだったので思わずスクショしてしまいました。BoAさんの歌良かったです。

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