【短歌一首】 六月は悪寒と熱で始まりぬ布団に猫の声掛け優し
短歌は体調回復セラピー。
夏風邪を引いてしまい、39度近い熱が出た。
6月はしょっぱなから悪寒と熱に苛まれてのスタートとなってしまった。
休養と栄養を上手くとりながら、早く回復したい。
16年半一緒に住んでいる猫はだんだん早起きになってきている。いつも、夜明けごろに人を起こしにくる。 夏が近づき空が明るくなるのが早まるにつれ、猫が起きる時間はどんどん前倒しになり、明け方4時ごろにはもう起こしに来る。寝たふりをして無視していてもそんなことはお見通しのようで、こちらが諦めて起き上がるまで、鳴き続け、畳をガリガリと引っ掻き、体を踏んづけてきたりする。
まだまだ眠っていたいのに、早く起きて朝メシを出せ、としつように何度も何度も人が嫌がることをしてくる。 それでも、夏風邪の悪寒と熱で寝込んでいる身には、猫がこちらを気にして構ってくれているような気がして嬉しい。
メンタルカウンセリングの世界でも、人は他者との関わり合いの中で生きている社会的動物なので、行き過ぎた「孤独」というものは心身に最も良くないものの一つとされている。人から受ける言葉や行動のことを「ストローク」とも言うが、仮にネガティブなストロークを受けることになったとしても、ストロークが全くないよりも良いとさえ言われるくらい、他者や社会からの無視、孤独、孤立は辛いこと。
猫からの声掛け、嫌がらせ、ストロークに感謝。
もうすぐ朝ご飯あげるよ。
猫間英介
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