Amazonの書籍購入履歴から分かったこと
調べたいことがあってAmazonの購入履歴を遡っていたら、過去に自分がどんなことを考えて、何を求めていたかが分かって面白い。
■2008年
デザインで成果を出すため佐藤可士和氏調べに傾倒。
また、行動科学マネジメントについて研究し始める。
<読んだ本・抜粋>
・SAMURAI 佐藤可士和のつくり方
・佐藤可士和の超整理術
・短期間で組織が変わる 行動科学マネジメント
■2009年
デザイン事務所のインテリアを研究(独立準備)どんなオフィスにしようかワクワクしていた時。
デザイナーとしての独立の仕方を研究(独立準備)。
デザイナーの仕事、デザイン戦略、ブランド戦略を研究(独立準備)。どうすれば独立してからうまくいくか知りたかった。
<読んだ本・抜粋>
・DESIGN OFFICE―こんなオフィスで働きたい。
・クリエイターのための独立ガイド―フリーで好きな仕事がしたい!
・フリーのデザイナーになる。そのノウハウと7人のエピソード
・グラフィック・デザイナーの仕事
・ブランド帝国LVMHを創った男 ベルナール・アルノー、語る
・ヒット企業のデザイン戦略 イノベーションを生み続ける組織
・ルイ・ヴィトンの法則―最強のブランド戦略
・1冊まるごと佐藤可士和。
■2010年
独立した年。
日本のトップデザイナー深沢直人氏の研究を始める。プロダクトデザインでの成功を求めていたのが分かる。と、同時に経営の原理原則をこの辺りから探り始めていたようだ。また、それまで電話対応など顧客と関わる仕事を全くしていなかったので、接客についても勉強していた。行動科学はこの年も学び続けている。
<読んだ本・抜粋>
・人生と仕事について知っておいてほしいこと 松下幸之助
・マイケル.E.ポーターの「競争の戦略」がわかる本
・プロダクトデザイン 商品開発に関わるすべての人へ
・デザインの生態学―新しいデザインの教科書
・プロダクトデザインの思想〈Vol.1〉
・プロダクトデザインのシクミとワザ
・デザインの輪郭
・携帯電話のデザインロジック
・思考は現実化する
・接客力<プロ>検定 (ビジネス力テスト)
・すごい「実行力」 (知的生きかた文庫)
■2011年
必死に経営する中、巨大広告企業電通を研究しようとするも一瞬で違うと思い2冊でやめる。この頃規模が急激に大きくなっていっていたので新規採用をしていたが、退職が続き、どうすれば辞めずに働いてくれるかを考えていた。また、この時期に京セラの稲盛和夫氏に傾倒しはじめている。SNSをやろうとしていたのも面白い(結局やっていない)。そして、若干ダイエットをしようとしているような気がする。笑
<読んだ本・抜粋>
・電通「鬼十則」 (PHP文庫)
・ストレスマネジメント入門 (日経文庫)
・体脂肪計タニタの社員食堂 ~500kcalのまんぷく定食~
・仕事は楽しいかね?
・超! 自分マネジメント整理術 行動科学で3倍の成果を上げる方法
・京セラに学ぶ新・会計経営のすべて
・アメーバ経営―ひとりひとりの社員が主役
・成功への情熱―PASSION (PHP文庫)
・稲盛和夫の経営塾―Q&A高収益企業のつくり方
・稲盛和夫の哲学―人は何のために生きるのか (PHP文庫)
・こうして会社を強くする (PHPビジネス新書)
・ソーシャルメディアマーケティング
■2012年
この年はIKEAと整理整頓(5S)=効率化、ブランディングの研究に時間をかけていた。またこの年からどこでも仕事ができる環境を作ろうとしていたのが伺える。
<読んだ本・抜粋>
・「結果を出す人」はノートに何を書いているのか
・トヨタの片づけ
・イケアの挑戦 創業者(イングヴァル・カンプラード)は語る
・IKEAモデル―なぜ世界に進出できたのか
・IKEA 超巨大小売業、成功の秘訣
・行動科学を使ってできる人が育つ!教える技術
・超!部下マネジメント術
・TIME HACKS!
・安売りしない会社はどこで努力をしているか?
・小さな会社のブランド戦略
・iPadノマド仕事術
・スピードハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術
・整理HACKS!―1分でスッキリする整理のコツと習慣
・奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり。
・ブランドは根性 世界が駆け込むデザイン印刷工場「GRAPH」のビジネス
・ブランドのはじめかた
・エルメスのすべて
■2013年
この年は「カルロス・ゴーン」「在庫(コスト)削減」「プレゼン」「業務改善(シックスシグマ)」と考えることが増えていっているのが分かる。まだ正社員離職率の高さは改善せず、仕組みでなんとかしよう、いやでもモチベーションが大事かもと揺れている様子。中川正七商店の中川氏がオススメしていた本を全部読んでいるのが面白い。
<読んだ本・抜粋>
・あなたは半年前に食べたものでできている
・カルロス・ゴーン リーダーシップ論
・ルネッサンス ― 再生への挑戦
・ゴーンテキスト ビジネスの教科書
・ハーバード流交渉術
・世界一わかりやすい在庫削減の授業
・適正在庫の考え方・求め方
・世界一わかりやすいコスト削減の授業
・図解でわかる在庫管理 いちばん最初に読む本
・TEDトーク 世界最高のプレゼン術
・無印良品は、仕組みが9割 仕事はシンプルにやりなさい
・伝え方が9割
・シックスシグマ導入プロジェクト
・シックスシグマ・ウエイ実践マニュアル
・シックスシグマ・ウエイ―全社的経営革新の全ノウハウ
・MAKERS―21世紀の産業革命が始まる
・本当のブランド理念について語ろう
・価格戦略を知る者が「利益」を制す
・小さな会社☆社長のルール
・進化するモチベーション戦略
・ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か
・マーケティング カフェ
・EMOTIONAL PROGRAM BIBLE
・ポジショニング戦略
■2014年
この年、茶目っ気が出て飲食店を始めてしまった。それを何とかうまくいかせようと知識を入れていた。従業員のモチベーション、教育についての本も増えてきた。そして、電通をまだ知りたがっている。この年最大の衝撃は門外不出だった京セラフィロソフィが出版されたこと。また、購買行動を心理的に読み解こうと努力している。それと、私が国語で100点を取れるようになった最強の先生、出口汪先生の本を買いまくる。実はこれは全然何を言ってるか分からない従業員のために買ったもの。
<読んだ本・抜粋>
・小さな飲食店 黒字経営の原理原則100
・はじめてでもうまくいく! 飲食店の始め方・育て方
・実例 飲食店のすごい店長―チームをつくる・お客をつくる・売上をつくる
・伝わるデザインの基本 よい資料を作るためのレイアウトのルール
・モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
・予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」
・デザインマネジメント
・われ広告の鬼とならん―電通を世界企業にした男・吉田秀雄の生涯
・電通鬼十則
・無印良品の、人の育て方 “いいサラリーマン"は、会社を滅ぼす
・Brand STORY Design ブランドストーリーの創り方
・購買選択の心理学
・脳科学マーケティング100の心理技術
・カリスマ出口汪の人生を変える!最強の「話し方」塾
・あなたも突然、上手に書けるようになる
・出口 汪の論理的に考える技術
・出口 汪の論理的に書く技術
・出口 汪の論理的に話す技術
・京セラフィロソフィ
■2015年
やっぱりまだ従業員が辞めることに悩んでいたようだ。マネジメント関連の本が増えている。それからデザインを再度学び直し、クオリティ向上を求めている。今や海外でも有名なこんまりさんの本を読んでいるのが少しおもしろい。
<読んだ本・抜粋>
・「辞めさせない」マネジメント
・プロフェッショナルマネジャー
・稲盛流コンパ 最強組織をつくる究極の飲み会
・究極のセールスレター
・究極のマーケティングプラン
・あなたにもできる「惚れるしくみ」がお店を変える
・現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書
・現場のプロがやさしく書いた Webサイト運営・プロデュースの教科書
・無印良品のデザイン
・ブランド「メディア」のつくり方
・一瞬で心をつかむ パッケージデザインの見本帳
・魅せるデザイン、語るレイアウト。
・これからのメディアをつくる編集デザイン
・思わず目を引く広告デザイン
・一目で伝わる 構図とレイアウト
・キャッチコピー・タイトルのレイアウトくふう別グラフィックス
・スタイル別 ロゴデザイン
・装飾系ロゴ・マーク・ラベル -DECORATIVE LOGO DESIGN
・人生がときめく片づけの魔法
■2016年
この年、会社が急に傾く。今までは赤字など出したことがなかったのにいきなり-2,000万の大赤字。従業員の9割が離散し、人も金も失った年だった。
そこから脱却に向けての2つの大きな出会いがあった。一つは経営、人生の師匠である坂上仁志氏に出会ったこと。
坂上先生にはランチェスター戦略と経営理念の大切さを教えていただき、盛和塾に入塾するきっかけをいただいた。
その盛和塾がもう一つの大きな出会い。経営、人生の羅針盤を得た重要な年。
稲盛氏が学んだことをトレースするように易経や中村天風、松下幸之助なども学びだす。同時に集客、組織づくり、プライシングなどテクニカルな地力も上げようとしていたようだ。
この年くらいからやっと「経営をしている」という感覚になってきたように思う。
<読んだ本・抜粋>
・人生に生かす易経
・中村天風一日一話 元気と勇気がわいてくる哲人の教え366話
・小さな会社 ネット集客の鉄則 90日で結果を出し、5年先も使える!
・鍵山秀三郎「一日一話」―人間の磨き方・掃除の哲学・人生の心得
・松下幸之助「一日一話」―仕事の知恵・人生の知恵
・人を生かす 稲盛和夫の経営塾
・人を育み、利益をもたらす 会社を強くする習慣
・How Google Works (ハウ・グーグル・ワークス)
・「いい会社」のつくり方-人と社会を大切にする経営 10の方法
・さらば価格競争
・「日本でいちばん大切にしたい会社」がわかる100の指標
・金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント
・小さな会社こそがNO.1になる ランチェスター経営戦略
・すべての「見える化」で会社は変わる
・使える!活かせる!マニュアルのつくり方 (実務入門)
・レバレッジ・マネジメント
■2017年
本とは全然関係ないがピジョンの母乳パックを購入していて、長女が生まれた年だというのがありありと分かる。
昨年に続き、坂上先生と盛和塾の影響が大きい。ランチェスター戦略と人間性を高めるような本が多い。その他にはトヨタの仕事のやり方、経理業務効率化、プレゼン=分かりやすい伝え方を研究している。
この年は子育てが始まり、あまり本を読めていない。
<読んだ本・抜粋>
・小さな会社が営業でNO.1になる ランチェスター営業戦略
・小さな会社こそがNO.1になる ランチェスター経営戦略
・南洲翁遺訓
・内観への招待―愛情の再発見と自己洞察のすすめ
・トヨタ生産方式――脱規模の経営をめざして
・トヨタ 仕事の基本大全
・経営計画は1冊の手帳にまとめなさい
・キャッシュレス、伝票レス、社員レス!ココまでできる経理の合理化
・売上がアップする商品写真の教科書
・社内プレゼンの資料作成術
・社外プレゼンの資料作成術
・たのしごとデザイン論
・新装版 ほぼ日の就職論「はたらきたい。」
・稼ぐ会社の「課長心得12カ条」
・真人生の探究
・研心抄
■2018年
2016年から坂上先生に師事し、理念と戦略の大切さを学んだ。
この年はとにかく多読。抜粋しただけでもこれだけある。楽天の講演会で森岡さんの話を聴いて、出版されている書籍を全部購入して読んだ。
また、社内の人間関係を良くしようと色々試しているのが見て取れる。
そして、日本の経営コンサルタントの始祖とも言うべき一倉定先生の本を読みまくる。さらに、その流れを汲む株式会社武蔵野の小山昇研究。
同時に盛和塾的学び=稲盛氏の学んだものをトレースするように学ぶ。
この年からAmazonのアカウントが個人から法人に変わったので、購入履歴から書籍だけ見るのがとても大変に。笑
<読んだ本・抜粋>
・成功の法則92ヶ条 (幻冬舎文庫)
・学びを結果に変えるアウトプット大全
・0秒リーダーシップ:「これからの世界」で圧倒的な成果を上げる仕事術
・実践 ポジティブ心理学 幸せのサイエンス
・1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術
・坂の上の雲
・利益を最大にする最強の経営計画
・いいことがたくさん起こる!「ひとり」坐禅【1日15分】
・USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門
・USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?
・確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力
・USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門
・ゴルフから学んだ誇りある生き方―18ホールの中に、人生のすべてが集約されている
・トヨタ公式 ダンドリの教科書
・「トヨタ式」大全
・やり抜く力 GRIT(グリット)
・ある少年の夢―京セラの奇蹟 (1979年)
・こどものための易経
・易経 陰の巻―結果が出ないときはどうしたらいい?
・2人から100人でもできる! 15分でチームワークを高めるゲーム39
・職場の人間関係づくりトレーニング
・類人猿分類公式マニュアル2.0 人間関係に必要な知恵はすべて類人猿に学んだ
・ゴリラの冷や汗
・会社の目標を絶対に達成する「仕組み」の作り方
・最高品質の会議術
・最高品質の会議術
・一倉定の社長学 経営戦略 (第1巻)
・一倉定の社長学 内部体勢の確立 (第6巻)
・一倉定の社長学 新・社長の姿勢(第9巻)
・一倉定の社長学 経営計画・資金運用 (第2巻)
・一倉定の社長学 新事業・新商品開発 (第4巻)
・一倉定の社長学 市場戦略・市場戦争 (第8巻)
・一倉定の社長学 社長の条件篇 (第7巻)
・一倉定の社長学 販売戦略・市場戦略 (第3巻)
・一倉定の社長学 増収増益戦略篇 (第5巻)
・伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける 87の法則
・生き方―人間として一番大切なこと
・考え方~人生・仕事の結果が変わる
・働き方―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」
・稲盛和夫の経営問答 従業員をやる気にさせる7つのカギ
・素直な心になるために
・京セラ稲盛和夫 心の経営システム
・経営者になるためのノート
・キャッシュフローと損益分岐点の見方・活かし方
・儲ける社長のPDCAのまわし方
・目からウロコのコーチング―なぜ、あの人には部下がついてくるのか?
・プロカウンセラーの聞く技術
・仕事ができる人の心得
・社長!儲けたいなら数字はココを見なくっちゃ!
・残業ゼロがすべてを解決する――ダラダラ社員がキビキビ動く9のコツ
・強い会社はどんな営業をやっているのか?
・右肩下がりの時代にわが社だけ右肩上がりを達成する方法
・強い会社の教科書
・経営の見える化
・絶対に会社を潰さない 社長の時間術
・会社は「環境整備」で9割変わる!
・「決定」で儲かる会社をつくりなさい
・儲ける社長の人事評価ルールのつくり方
・絶対に会社を潰さない 社長の営業
・99%の社長が知らない銀行とお金の話
・経営の心得 ~最高の社員を育てるリーダーの決断と行動~
・買わせる文章が「誰でも」「思い通り」に書ける101の法則
■2019年
この年はマネジメントゲームからMQ会計の学びを深めた時期。MQ会計のおかげで日次決算ができるようになったし、経営計画も稚拙ながら立てられるようになった。
経営理念(フィロソフィ)、MQ会計はうちの経営の柱だと言っていいくらい重要な要素。
マネジメントゲームを学びに大阪・東京で何度も研修を受けたことが思い出される。
人格を高める本とテクニカルな本のバランスが半々くらい。
<読んだ本・抜粋>
・人事屋が書いた経理の本
・利益が見える戦略MQ会計
・プロ直伝! 成功する事業計画書のつくり方
・事業発展計画書の作り方
・易経 青龍の巻―自分の足で歩いていくってどういうこと?
・心。
・社長の仕事は社員を信じ切ること。それだけ。
・4000万人の購買データからわかった! 売れない時代にすぐ売る技術
・凡事徹底
・あなたが実践する企業革新: マイツールとマネジメントゲームで会社の明日が見える
・ブスのマーケティング戦略
・殿様ブランディングで売れる・儲かる
・エルメスの道
・エルメス (新潮新書)
・ドラッカー名著集2 現代の経営[上]
・「1回きりのお客様」を「100回客」に育てなさい!
・儲かるメルマガ ネットでガンガン集客する方程式
・ぼくに7つの習慣を教えてよ!
・創る使う変わる3KM手帳革命!
■2020年
急に書籍の購入履歴が少なくなっている。
本はたくさん読んでいるつもりだが、この年はインプットが少ないかもしれない。
日本を代表するインテリアデザイナー、森田恭通さんの本が特徴的。
<読んだ本・抜粋>
・なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉
・挑戦者
・日本企業の勝算: 人材確保×生産性×企業成長
・Go to Togo―一着の服を旅してつくる
・超訳 易経 陽―乾為天
・差別化戦略で 小が大に勝てる まんがでわかる ランチェスター理論を経営・営業に活かす方法
・未来を予知する妄想の力 1000のイノベーションを生んだ森田恭通の仕事術
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
「知」という面で人を見るならば、どんな情報をインプットしているかで少しその源流が垣間見えるのでは。
「Amazonでよく本を買うよ!」という方は一度自分のAmazon書籍年表を作ってみると面白いと思います。
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