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コトダマ勇者攻略体験記 その2〜具体的なヒトガタの育成・強化手順の理論〜

前回がコトダマ勇者をどのように攻略したか?の概略を説明しましたので、今回から数回にわたって具体的なヒトガタの育成・強化手順について解説します。
あくまでも私の体験なので皆さんに当てはまるとは限りませんが、一応私はこのようにして作ったという感じで捉えて貰えば幸いです。
攻略サイトなどを見ると、具体的にどのように育成していけばいいのかという細かい手順までは書かれていないことがほとんどなので、ここで一例としてご覧ください。

ヒトガタ作成において重要視すべきこと

まずヒトガタは「命の玉」「風の玉」「水の玉」「土の玉」「火の玉」「虹の玉」、暗黒面に入ってからは「漆黒の玉」、また番外編として「カイロくんの玉」の合計8種類あります。
これら8種類の玉をステージ毎に獲得し、その玉に名前を入れていくことでヒトガタが誕生しますが、果たしてどのように使えばいいのでしょうか?
ヒトガタ作成において重要視すべきポイントをまずは知りたいものですが、私が重要視したのは以下の4つとなります。

1、勇者と賢者に進化できる職種かどうか


これは前回の記事でも書きましたが、最初に自分が育てたいと決めたヒトガタがそれぞれ勇者と賢者に進化できる職種かどうかを逆算的に考えましょう。
たとえば「ドラゴン」「ロボット」といった激レア系のキャラを最初に使いたがる人も多いようですが、最初に手に入る激レア系は勇者と賢者に進化転職できません
ドラゴンはギリギリ「ドラゴンナイト」という上級職には進化可能ですが、「ドラゴンナイト」では勇者にも賢者にも進化転職できず、最終ステージを前に詰んでしまいます
「ドラゴンクエスト」における「転職」のようなシステムが本作にもあるので、まずは勇者と賢者に進化転職させることを念頭に置いた育成計画を立てましょう。

勇者に進化できる上級職は冒険者・魔法剣士・パラディン・トータルファイター・忍者・海賊・暗黒剣士の7種類であり、これら以外の職種では勇者への進化転職は不可能です。
またその冒険者・魔法剣士・パラディン・トータルファイター・忍者・海賊・暗黒剣士にそれぞれ進化できるジョブも細かく違っています。
旅人・狩人→冒険者、剣士→魔法剣士、騎士→パラディン、武闘家→トータルファイター、侍→忍者、船乗り・傭兵→海賊、戦士→暗黒戦士です。
こういう風に進化ツリーが枝分かれしており、どの職種から勇者へ進化させるかを十分に検討してからヒトガタを作ることを私は重視しました。

次に賢者に進化できる上級職は世界皇帝・光魔術師・闇魔術師・歌姫の4種類であり、これ以外の職種では賢者に進化させることはできません。
そして王様→世界皇帝、僧侶・占い師・学者→光魔術師、魔法使い・奇術師・錬金術師→闇魔術師吟遊詩人→歌姫という進化ルートです。
これらの進化ルート以外で賢者になる方法はなく、これらの進化ツリーの系譜を見越して大筋の育成計画を立てていけば、間違いなく失敗する確率は減ります。
無駄な育成をしなくて済むため、激レアだのそんなものに騙されることなく真っ当なヒトガタの育成ができるようになるでしょう。

ヒトガタ育成で失敗して詰んでいる人をネット等で見て回ると、やはりこの辺りのことをきちんと考えずに行き当たりばったりで作っている人が多い印象です。
アクションゲームならともかくRPGは徹底したロジックというか理詰めによる戦略・戦術が必要となってくるので、まずはこの基礎基本を押さえましょう。
基礎基本の充実なくして大成はあり得ないというのはRPGにおいても同じです。

2、強化素材か売却用か


2つ目に、そのヒトガタが強化素材なのか、それとも売却してお金を稼ぐためのものかをきちんと区別しながら作成する必要があります。
育成したいヒトガタが決まったら、それに沿って強化素材を作っていき、資金がきちんとあるかどうかを確認してから強化合体させましょう。
因みにですが、ヒトガタのレベルが上がれば上がるほど強化合体に必要な費用も上がるので、その辺りはきちんと念頭において作成してください。
資金や玉がどうしても足りない場合は「修行の道」でガッツリ資金と経験値と玉を稼いでから作ることをお勧めします。

次に売却用ですが、特におすすめなのは水の玉で作れる富豪であり、レベル99になった富豪を20人ほどまとめて売れば十分な資金が手に入ります。
ただし、これは注意点ですが、富豪の売却と養分・ものすごい養分を使ってのレベル上げはステージの進度毎に制限が設けられているので注意しましょう。
いい気になって富豪を次々と売り飛ばしていると途中で制限がかかってしまいますし、ものすごい養分に関しても同様に制限がかかってしまいます。
制限がかかる場合は大体事前の警告が出ると思いますので、その辺を考えた上で強化素材か売却用かを見分けましょう。

3、入力する名前と玉の種類が一致しているか


3つ目に、入力する名前と玉の種類がきちんと一致しているかどうかを確認してから名前を入力してください、でないととんでもないことになります。
例えば、「孫悟空」と入力すると命の玉・風邪の玉・水の玉では武闘家が出ますが、これが虹の玉の場合勇者として出てくることになるのです。
昨日の記事でも書きましたが、基本的に「コトダマ勇者」において1つの名前は1回しか使えず、同じ名前を再度使う場合は別の玉にする必要があります。
しかし、別の玉にすると今度は職種も個性も特殊能力も全く違うものになってしまうことを念頭に置いてから作ってください。

特に漆黒の玉の使い方に関しては情報があまりにも少なさ過ぎるため、きちんと名前に注意しておかないと全く違う玉が出て来かねません
それぞれの玉にどんな名前を使うかは自由ですが、有名どころの名前に関しては昨日紹介した攻略サイトを参考にして作って行きましょう。
また、名前がランダムで出てくる場合は大体名前の雰囲気から職業が想定されることもあるため、雰囲気や響きからどんな職業が来るかを想像してください。
例えば火の玉で「陰口たた美」という名前が出た場合暗黒戦士が出るといった感じで「名は体を表す」が原則ですので、その点も注意してみましょう。

4、敵を倒す魔法・技と攻略に必要な能力があるか


そしてこれが最も大切ですが、敵を倒すための魔法・技と攻略に必要な能力がきちんと備わっているかどうかを確認してください。
特に後半に入れば入るほど物理攻撃が通用せず、弱点となる属性の技・魔法を用いて攻撃しないと倒せないということが多く発生するのです。
終盤では光属性の攻撃魔法・技が必須であり、また炎・氷・風・雷・闇も場合に応じて必要とされることが多くなって来ます。
表のラスボスの魔王との戦いでは長期戦となるので、きちんとラスボスで通用するヒトガタを作成しましょう。

また、裏のラスボスである暗黒界に関しては次回以降具体的に述べていきますが、ここである程度語ると本当に勇者・賢者ですら雑魚扱いされます
大袈裟ではなく「魔王なんて所詮は序章に過ぎなかった」というレベルで敵が大幅強化され、一般怪人であっても序盤のボスよりはるかに強いのがゴロゴロ出るのです。
その辺りのことを考えもせずにヒトガタを作ってしまうと痛い目に遭ってしまうので、その意味でもそのヒトガタが敵を倒す魔法・技と攻略に必要な能力があるかは見る必要があります。

ヒトガタのステータスで見るべきポイント


それでは次にヒトガタのステータスで見るべきポイントについて具体的に解説しますが、私に言わせれば押さえるべきポイントは「個性」「特殊能力」「魔法・技」「心得」の4つです。
これらをきちんと見ていけば自分にとって必要なものが見え始め、育成で焦る必要もなくなってくるのではないでしょうか。
それでは以下具体的にヒトガタのステータスで見るべきポイントについて述べていきますので、是非ともご覧ください。

1、個性

まずはどんなヒトガタにも「個性」というものがあり、同じ職業であっても入力する名前によって割り振られた個性は全然違います。
個性というとみなさんはあまり見ないかもしれませんが、実は特殊能力や魔法・技以上に地味に重要なのがこの「個性」なのです。
特殊能力や技・魔法と違ってレベル制で育てることができないものなので、どの個性が必要かはきちんと峻別する必要があります。
個性を消すとなるとクリスタルが別途かかるので、なるべくならそのような無駄な出費をしない個性の育て方をして見ましょう。

色々大事な個性はありますが、特におすすめなのが「コストカッター」「毒では死なない」「限界突破」あたりで、これらを持っているだけで難易度が全然違います。
「コストカッター」は強化合体に必要な費用を半分に抑えることが出来る神個性であり、無駄な出費を出さずに自分のヒトガタを強化できてしまうのです。
次に「毒では死なない」ですがこれも地味に重要で、暗黒界まで含めて毒に汚染されたステージに行くと、猛毒ゾーンを歩いてるだけでゴリゴリHPを削られます
わざわざ回復を無駄に使いたくないので、「毒では死なない」はぜひ主要メンバーに持たせておくと、それだけで楽にステージを進められますよ。

また「限界突破」ですが、これはケフカあたりが持っている個性であり、レベルカンストの上限を5だけ突破することができます。
例えばレベル130の勇者が135になることがあり、5違うと戦いの有利不利がとても変わるので、この個性もまたおすすめです。
とにかく、まずはきちんとどんな個性を持っているかを見たり調べたりした上で、育てたいキャラに適した個性を付与しましょう。

2、特殊能力

個性とは別に「特殊能力」という概念があり、こちらも育成を進めて行く上で重要なものなので、こちらもまたきちんと見ておきましょう。
「個性」と若干似ていますが、こちらはより細分化したものであり、いろんな能力を付与させることで元々のスペック以上に高くできますよ。
大まかに分けるといくつかありますが、私が見たところ「ステータスアップ」「オート魔法」「耐性付与」「エクストラ」辺りに分類されるでしょうか。
これらをきちんとバランスよく振り分けていくことで、理想のステータスに近くなりますが、ここでは大まかな種類だけを解説しましょう。

「ステータスアップ」

HP・攻撃・防御・命中・すばやさ・魔法攻撃・魔法防御・MP・回避の9つのステータスをアップさせる特殊能力であり、終盤に入るほど必須になります。
最初は大体書物から得ることが多いですが、後半で土の玉を入手することで生成できる動物系ヒトガタから素材としてステータスアップを図ることが可能です。
全てのステータスをアップさせるのは厳しいので、必要なステータスだけに絞ってアップさせるようにしていくことで効率よく強化することができます。
具体的には勇者に進化させたい場合はHP・攻撃・防御・命中・素早さを、そして賢者に進化させたい場合は魔法攻撃・魔法防御・MP・回避を中心にアップさせましょう。

「オート魔法」

「オート⚪︎⚪︎」という名前の特殊能力であり、困難に陥った時に自動的に発動する魔法や技の特殊能力のことであり、特に長期戦になればなるほど欠かせません。
例えば「オートこごえ回復」「オートヒール」などがあると状況に応じてそれに対応した特殊能力が発動するので、戦いを有利に進めることができるのです。
またそれに近い「自動回復体質」などのような魔法を使わずとも条件を満たせば発動するものもあるので、こういった能力は積極的に付与していきましょう。
戦いで傷つくたびにいちいち魔法や傷薬などで回復していたらもったいないので、こういうのをきちんと身につけさせておくと全く危なげなく戦えるのです。

「耐性付与」

「炎耐性」「氷耐性」といった、属性型の魔法攻撃は味方だけではなく敵も使ってくることが多いので、それに対する態勢を身につけさせておきましょう。
特に「超闇耐性」は抜群の効力があり、暗黒界ではラスボスが使う闇系の攻撃にとんでもないダメージを食らうことがあるので大変です。
そういう時に備えて各属性の耐性を上げておくとそれだけで防御力を上げ無駄なHP消費を抑えることが可能となります。
また、「ふんばり」「超ふんばり」などHPがゼロになっても気絶しないような耐性も身につけさせておくといいでしょう。

「エクストラ」

いわゆる「宝のにおい」「超商売繁盛」「ものまね体質」など戦いとは直接の関係がないものの、あった方がいい特殊能力です。
特に「宝のにおい」は覚えさせておくと便利であり、例えば墓を作ったりするのに必要な材料が集められない時にあるといいでしょう。
また「商売繁盛」「超商売繁盛」を持っておくと、ヒトガタの強化合体や進化転職に必要なコストをより効率よく集めることができるのです。
戦いにおいて直接関係はないものの、1つか2つは付与させておくとそれだけでゲーム攻略の難易度が最終的に大きく変わってきます

3、魔法・技

そしてこれが最も大切ですが、とにかく「魔法」「技」を磨き上げることであり、これはヒトガタに応じて覚えさせるものを変えていくと良いでしょう。
勇者系の場合は物理攻撃を、そして賢者系の場合は魔法を中心に磨いていくことであり、これらはどちらも大事なものなので絶対に磨き上げてください。
攻略サイトを見ると「物理攻撃より魔法攻撃の方がいい」とありますが、確かに雑魚をまとめて殲滅させる場合は魔法でもいいのですが、ボス戦の時の火力が弱めです。
私は勇者系には属性型の魔法剣をしっかり覚えさせて対処していましたので、ボス戦ではそれがとてもいい方向に機能していたのではないかと思います。

4、心得

ヒトガタを吸収させる時に最も見て欲しいのが「心得」であり、そのヒトガタがどんな職業の心得を持っているかでヒトガタ育成の良し悪しが大きく異なります
「心得」があると同じ魔法・技だけではなく特殊能力や個性まで継承することができるため、なるべくその心得がある職業のヒトガタを作って強化合体させましょう。
同じ職業同士だと強化した時に得られる経験値が1.5倍になりますが、それと同じくらい「心得」もとても大切なものであり、意外とここを見逃す人が多い印象です。
もちろん心得がなくても強化自体は可能ですが、心得があるやつを吸収する方がより効率よく自分の思い通りに育成することが可能です。

次回は私が実際に行った育成の具体的な方法を実践編として、検証結果なども含めてお見せしますので、よろしくお願いします。

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