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ある晴れた昼下がり

数年前に救急車で搬送されたことがありました。

できれば救急車は呼びたくないので、

なるべくタクシーを使っていたのですが、
その時は食事も水分も摂れなくなって立つことができませんでした。

救急車に乗ったことがある方ならお分かりかと思いますが、

意識レベルを確認するためにいろいろなことを質問されますよね。

名前は?
今日は何日?
誕生日は?



年齢は?





年齢?!💧Σ(゜Д゜)



ワタシは・・・



35歳から年齢を忘れるようにしていたんです、
本当に。

病院や市役所の書類なんかでは、
「あー、私は今◯◯歳なんだ」と驚いたりしていましたが、

その度に忘れるようにしていたのです・・・


だから救急車の方から
「年齢は?」と尋ねられたときに一瞬ワケがわからなくなっていました。


「えーと、いくつだっけ?」と無意識に答えてしまったら、

「意識レベルが※〒#*※△□○❗危険です‼️」

いやいや、待ってくださーい、
計算したらわかりましたからー(ToT)

と言おうとしても酸素マスクのようなものを被されてしまい、

答えることができませんでした。


その日は祭日でなかなか受け入れてくれる病院がなかったようです。

しばらく電話でやり取りをしていた救急車の方が、

「ひゅうがさん、ちょっと病院が遠くなるんだけど大丈夫?頑張れる?」

年齢が答えられます、とも言えず、

確かに非常に強いショックを受けてからは、
ロクに食事も食べられなかったからな、と

酸素マスクを被されたままでは話もできず、
涙目のまま搬送されて行くワタシ・・・

ドナドナされて行きました。


めちゃくちゃ時間がかかって着いた病院は、
はるか彼方の病院でした。


母親は驚いてやってくるし、
医者には入院しなさいっていわれし、


結局、痩せ過ぎの体重を戻すために入院することになりました。


なんにも持って来なかった私は、

仕方なく洗面所にあったハンドソープで顔を洗ったあとに、点滴に繋がれることになりました(ToT)


年齢は



ちゃんと言えるようにしておこう、と
強く思った私でした。


という私の誕生日は明日です。笑


住所がわかる方はプレゼント送ってください。笑



嘘です。笑




最後まで読んでくださりありがとうございました☺️✨✨

写真は「ぱくたそ」様からお借りしています。
ありがとうございました。