腸脳相関――調味料の厳選について
blogより転記:https://reinetten.hatenablog.com/archive/2023/08/21
※この記事は 同note記事 8/15日付 腸脳相関―腸内環境=脳を仕合わせにする食で薬に頼らない生き方をしよう の続きです
こんにちは。先日の記事 ↓ は 大変好評で、参考にしてくださった方・質問してくださった方、ありがとうございました。
先日、↑上記リンク記事の最下部に記しました、できるだけ薬に頼らないで幸せになる方法:減薬・脱薬をするための生活を――の際に、それぞれの方が試みていた、減薬「データのご提供」もどうぞよろしくお願い致します笑)
もちろん個人差も生じることを承知のため、であるからこそデータを集めております^^
ところで、上の記事では、(記事内でも、ちらと申し上げましたが)意図的に書き除いた部分があります。
ひとつは アレルギーや自己免疫疾患(膠原病系列疾病)において関連があるとされる
乳糖に関わる問題(グルテンフリーとともに ラクトースフリー・カゼインフリー としてあげられるもの)で、
もうひとつは
調味料の厳選の仕方 について です。
前者は こんかい、ごく軽く触れておきます
(参考にしていただきたいサイトを添付します)
興味を持った方は、 自己免疫疾患 乳糖(不耐性) などで検索してみてください
そして後者について、主に触れていきます
腸脳相関を考えた食事をするとき、調味料の選択は非常に大事ですし、思いがけない落とし穴やハードルの高さがありますので気をつけてください。
まず腸(=脳)にダメージを与えやすい調味料として、砂糖があげられます
腸にダメージをあたえる、ということは 腸に炎症を引き起こすと言うことです
しかし調理中でも、砂糖をまったく使用しないのは味気なくもあります
とはいえ 調理中はやはり砂糖のたぐいを使うことがあります。
やさしい砂糖を選ぶ、ということが大事です。
また工夫が出来るなら出来るだけ量は控えてください。
まず砂糖について、
最近では白砂糖は身体によくないというのは浸透し始めています。が「色の白い砂糖」でなければ安全、と言うことでもないのをおさえましょう。
それには砂糖の種類の基本から説明するとよいと思います。
砂糖には精製されたものとそうでない天然状態に近いものとがあります。
A) 非精製糖 粗糖 原料糖 / B) 精製糖
A) 非精製糖 粗糖 原料糖‥砂糖の原料となるものから抽出した糖汁を煮詰めたもの
したがってミネラル分が原料から撥除・除去されていないものを言います
アクは取り除かれる場合がありますがそれでもミネラル成分を遠心分離器などで取り除いていないことが大事です(原料糖と言われる状態)
てんさい糖・きび糖・黒糖・喜界島などの粗糖(粗製糖)・などです
※てんさい糖・きび砂糖と書いてあっても、それら「を使用した精製糖」でないことに気をつけましょう
その他は、水飴などを混入させていない自然素材。
はちみつ(非加熱無添加)・アガべーシロップ・デーツシロップ・メープルシロップ(植物からとった天然シロップ)です
しかし天然素材から、といえど 基本的に 糖分は、控えめであることが大切です。
B) 精製糖‥上白糖(いわゆる白砂糖)・グラニュー糖・氷砂糖など、大小粒のザラメ上の白砂糖 および (白くないが)三温糖
ショ糖の純度を高くした砂糖ほど、ミネラル成分を落としていることになるので、白砂糖(に限りなく近いもの)となります。
アトピーや膠原病系列の疾患のある方・精神的疾患を悪化させたくない方は、自分はミネラル成分を必要とするから、色の黒い砂糖を選べばいいや、と思う場合、
精製糖のなかに、三温糖(褐色をしている)が入っていることに注意してください。
三温糖は、粗糖の褐色の意味とは違い、一度「精製した砂糖」を製造時に残った糖液で煮詰めることで褐色(カラメル色素の色)になっているのです。ミネラル分の色ではありません
こうしたサイトも参考にしてください
https://delishkitchen.tv/articles/1761#contents7
それから やむをえない糖分摂取において
私が推奨するのは、麹甘酒です。麹の力で糖化させてあります。
玄米麹甘酒・米麹甘酒 などがあります。
おおかたの味付けが終わった後、火を止めて玄米麹甘酒などで最終的に味を調えるのですが、「お料理の味全体に調和感を醸し出し」てくれます(塩麹についてもこうしたことが言え、これについても後述します)
アトピー疾患をお持ちの方は、ご自身の身体が生ま身の実験台になることが多いでしょうから、痛感している場合が多いかと思われますが
白砂糖と同様もしくはそれ以上に、身体によくないのが
ブドウ糖果糖液糖 です
残念ながら、この食材料は、スーパーの出来合いの食材、コンビニ食などに多様されています。高フルクトース・コーンシロップ(異性化糖)。
炭酸飲料 清涼飲料水など嗜好品の飲料にはもちろんですが、
スポーツドリンク (熱中症対策にも好いと言われている)や
エネルギーチャージの栄養ドリンク
などにも含有されています!
最近、被災時や熱中症対策に用意しておくと好いとされる経口水にも、果糖は入っています(しかも天然のくだものとは違う状態)ので、その点は考慮しておいてください
参考
https://www.kenkoin.jp/2023/05/18/882/
https://kunichika-naika.com/information/hitori201311
次はお塩です。
食塩、というとどういうイメージを思い浮かべるでしょう?
食塩=自然塩、と思っている人は少し注意してください
工業塩であることが多いからです。
塩の種類
A) 天然塩 / B) 精製塩
天然塩には、天日塩・岩塩・湖塩があり、海水からとられます(海精とあるものも海水塩で、加工されていない塩です。)
精製塩は加工されている塩で工業塩とも呼ばれます
塩を結晶化するため、電気分解によってナトリウムイオンを抽出し煮詰めてあります。いわゆる食塩も、この種類に入ります。
糠漬けが身体にいいのを知って、出来合いの糠味噌を購入する場合、「食塩」を使用してあるものですと、アトピーの方などは悪化する場合がありますので、天日塩や海塩を使って居るものにしてください。原材料に塩、と記して有る場合も、食塩(工業塩・精製塩)なのかどうか、これに気をつけてみてください。
またお味噌にも食塩が使われている事が多いです。
アトピーや体質改善、精神状態改善化のため、手前味噌を造られる場合でも、せっかくなので、原材料として使用する塩を 食塩では無く天然塩、のものにするとよいでしょう。
いずれにしても、砂糖の時にも記したように、病気になりにくい身体のために、ミネラル分を良く含んだ塩を用いることが大事です。
また糖尿病などの原因は塩の取り過ぎだから、といった言説が一頃まで多かったですが、気をつけるのは塩よりはむしろ糖分・砂糖です。
(もちろん塩も、天然のナトリウムといえども身体の浸透圧のバランス・身体内のミネラル同士のバランスを崩すほどの分量は控えてください なにごともバランスです!)
また塩麹を使用することをお勧めします。
調理中でも、ドレッシング代わりにつかう調味料としても、麹の入っている調味料を使うことがおすすめです
おかず作りなどの際にも、おおかたの味付けが終わった後、火を止めて塩麹で最終的に味を調えるのですが、麹甘酒と同様、やはり麹の成分が「お料理の味全体に調和感を醸し出し」てくれます
麹菌、発酵する性質の入った食料は、聖書などでも「種(タネ)のある」ものと表現されていますが、昔から身体によいことが人々の間で知られていたのですね
ただ、塩麹でも、それを作る原材料に食塩、と書かれているものがあります。
この塩の成分も食塩で無く天然塩(海塩・天日塩とあるもの)を使用しているのが、ミネラル面からも品質がよいので、そちらをおすすめします。
【腸脳相関 前の記事】
https://note.com/hypnorei/n/n4fb39cb23bd3
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