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【ゲームレビュー】春ゆきてレトロチカ「まさにやるドラ。現代のメモリ容量で実現したミステリアドベンチャー」【Switch】
※本レビューはネタバレを含みます。また、個人の感想によるものです。
※公式のガイドラインに基づき引用画像は4章終了までのものに限ります。また,5章以降のネタバレは明言を避けます。
【Chatgptによる要約(一部手作業で修正)】
このゲームは美麗なドラマと
推理システムが特徴。
ドラマの明度や光の効果にこだわり、
導線の良い推理パートも魅力。
BGMとSEが作風に合い、
失敗時のコメディ演出も充実。
一方で、大正時代の言葉遣いが違和感あり、
エラー落ちが多発。
終盤のキャラクターに感情移入が難しく、
プレイ時間は13時間。
【評価/10点】
8点
【公式サイト】
【良かった点】
・明度にこだわった美麗なドラマ
「みるドラマから、やるドラマへ」
というテーマで
PS時代にやるドラシリーズがあったが、
本作はまさに「やるドラマ」。
実際にドラマ撮影を手掛けているスタッフが
関わっているため
今日のサスペンスドラマや映画
と比べて遜色ない映像美である。
特に光の加減や明度へのこだわりを感じ、
よく見ると細部に至るまで
ハレーションのような特殊効果を
細かくのせている。
![](https://assets.st-note.com/img/1704800476620-ZFU3fJeJp8.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704800476606-zAaWYjcDV0.jpg?width=1200)
・導線の具合がちょうどいい推理システム
本ゲームは3つのパートに分かれている。
問題編では、
事件の映像を観て手がかりを入手する。
推理編では、
問題編で入手した手がかりを
組み合わせて仮説を導き出す。
さまざまな仮説を導き出すことで、
正解の選択肢がどれか
わからないこともある。
解決編では、
推理編で導き出した仮説の中から
自分で一本の筋道をたてて、
事件の真相を暴く。
誤った仮説を選ぶと即バッドエンドになる。
推理編で複数の仮説が導き出されることで、
ミスリードに引っかかることもあり、
自分の頭である程度は
考える必要があるのが面白い。
・作風にあったBGMとSE
日本風の楽器(琴や鈴や太鼓?)
をベースにしたSEは
大正時代を描く作風に
ふさわしく心地が良い。
BGMも大河ドラマ調の
静かなオケ風サウンドで
邪魔にならない程度に
雰囲気を演出している。
![](https://assets.st-note.com/img/1704800663106-gTVxs7Ts07.jpg?width=1200)
・推理失敗時のコメディ演出
誤った仮説を選ぶと
即バッドエンドになってしまう。
一本道のシナリオなのは残念だが、
失敗時の演出が毎度毎度作られているのは
地味にスゴイ。
想像だが「全裸監督」の監督が
携わったからこそ
このようなコメディ調になっているのかな?と思った。
![](https://assets.st-note.com/img/1704800646266-biAmqjPHVJ.jpg?width=1200)
もっとちゃんと考えて!
と怒られて終了
![](https://assets.st-note.com/img/1704800646219-VBW51sW2zS.jpg?width=1200)
唐突なEND
【イマイチだった点】
・大正時代の再現に違和感
大正時代を描くシナリオが
半分程度を占めているが
言葉遣いが完全に現代語
であるため違和感がある。
話を分かりやすくするためにあえて
現代語にしているのであろうが
大正だけ際立ってチープに感じてしまった。
![](https://assets.st-note.com/img/1704800866697-TXFeH8p2Nb.jpg?width=1200)
大正っぽくなっているが
言葉遣いは現代語そのままなので違和感
・エラー落ち
一番の問題点。
推理の組み立て画面において
たびたびエラー落ちが発生し、
クリアまでに4回もエラー落ちがあった。
この画面はドラマがダイジェストで
表示されるようになっているが
シーンを高速で切り替えることができる反面
処理が追い付いてないため
エラー落ちするのかなと感じた。
Switchのスペックが追い付いていない
故かもしれないため、
加納であればPS5でのプレイを推奨する。
![](https://assets.st-note.com/img/1704800934555-cTEjqaE7Wh.jpg?width=1200)
この推理画面だった。
Switchには高負荷なのかも
・終盤で感情移入しづらい点がいくつか
完全なネタバレは伏せるが
不老の果実をめぐる物語が本筋のため、
人一倍長く生きている人間が登場する。
しかし、長く生きている割にキャラクターに
リアリティが感じられず、
本当に100年間生きているのか?
という疑問がわいてしまった。
【プレイ時間】
13時間
アドベンチャーゲームの
ボリュームとしてはちょうど良い。
配信可能な4章までで約8時間
5章、6章、終章で約5時間
という配分でした。
ただし、
本作はフルプライス7480円と強気価格。
スクエニは四半期に1度程度
セールをやっており
本作は60%OFFの約3000円で買えるので
セール時に買うことをオススメします。
【まとめ】
全編美麗なドラマによる推理ゲームは
10GB程度の大容量化が可能な現代になって
初めて可能になったともいえる。
推理アドベンチャーとしても
多少の歯ごたえを感じつつも
苦戦はしない程度の
バランスに調整されている。
言葉遣いやキャラクターへの違和感、
エラー落ちなどの問題はあるものの
映像美や音楽の豪華さは
他のゲームと一線を画すため
十分にプレイする価値のある
アドベンチャーゲームといえるだろう。
【備考】
採点基準
10点:人生が変わるレベルのゲーム。買え!
9 点:超良作。買うべき。
8 点:良作。興味があるなら買ってほしい。
7 点:問題もあるが、総合的には面白い。
6 点:平凡で遊べるが、特に勧めはしない。
5 点:良い部分あれど総合的には良くない。
4 点:面白くない。
3 点:プレイするのが苦痛。
2 点:まともにプレイできない。
1 点:1点以下をつけることはおそらくない。
筆者のシリーズプレイ歴
シリーズ作なし
筆者のひとりごと
AIを記事作成に何とか活用して
見たかったのですが、
いろいろ注文してみても
「そうじゃないんだよなぁ」
とあまり活用できず・・・。
なんとかAI要素を入れたかったので
記事の頭に要約を入れてみました。
要点はとらえていて自然な表現
だと思います。
ちなみにnoteのAI機能には
使用回数制限があるので
ChatGPTを活用しています。
Bardにも聞いてみたけど
Bardは要約がまだできないみたい・・・?
プロンプトにも調整の余地があるかもなので
今後も何らかの形で活用して
記事作成速度を上げていきたいです。
なんといってもクリアしたものの
レビューしてないゲーム
がまだまだありますからねぇ・・・。
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