「サステナブルファッション品質管理認定資格」を取得したので、挑戦したいこと。【noteクリエイターサポートプログラム】
▼結論
▼noteクリエイターサポートプログラムに応募した理由
先日、外資系某有名ファッションブランドの運営の人と話していて
気付いたことがあったからです。
その会社はフェアトレードや、社会貢献活動を定期的にしているそうだが、少なくとも私はほぼ活動内容を知らず、驚きました。
社会的な意味があることを実行しているのに、知られない(≒活動の認知度がない)と、めちゃくちゃ「もったいないな」と思いました。
そして、一事が万事なので、大企業だけでなくあらゆる企業がこの打ち出しに困っているのでは?と考えています。
なにより私自身、大手アパレルメーカーにて7年間お仕事していたこともあり、同様の問題を抱えていました。
したがって、前置きが長くなってしまいましたが、SDGsが浸透する世の中で消費者に必要とされていることを、特に私が大好きなファッションの分野で、打ち出しをしていくことが、これからの世の中や世代に響くと考え、今回この【noteクリエイターサポートプログラム】に勇気を持って、応募しました。
▼実現したいこと
もし商品の価格が高くても、社会的な意味や価値を正しく伝えれば、
価格でフラれることは減ると思うので、意味ある価格設定の背景(フェアトレード)を消費者に伝えたいと私は思いました。
下記が私が今回実施したいことです。
このプロジェクトに一緒に走ってくれる仲間や企業も
同時に見つけたいです。
・支援してほしい活動の時期や期限
→2022年10月〜
・支援を希望する内容(支援金を希望する場合は、用途と希望金額もお書きください)
→スモールスタートから始めたいと考えていますので、自分の資金に加えて「20万円」の支援金を足しにして、下記を実行します。
①クラウドファンデイングを活用して、新しいブランドを立ち上げ
(デザイナーや工場との人脈はすでにあります。)
②プレスリリース(一回の配信でおよそ5万円程度)での発信・SNSの発信・LPの作成等を考えています。
また今回のサポートプログラムでは、
note側で下記のサポートの内容も活用出来るとのことでした。
リアルなコミュニケーションの場を通して、POPUPイベントを実施したいです。
▼裏付け
これからの活動の裏付けとして、直近の8/30(火)に資格を取りました。
タイトルの通りですが、
「サステナブルファッション品質管理認定資格」というものです。
おそらくまだほとんどの人が、この資格を聞いたことが無いと思います。
▼資格について
この資格は2022年2月に開設されたばかりの資格です。
事務局の方にお話を伺った所、日本全国ですでに約100名の方が受験されているそうです。
お聞きした話の詳細は書けませんが、国内で「60名強くらい」しかまだこの資格を持っていないだろうと思います。
難易度はやや高めくらいと聞きました。*手前味噌ですが、主観として実際勉強しても試験は難しかったです。
某ファッション通販大手の会社も、この資格に興味があり、全社員に受験させるという話も耳に入っています。
この資格を勉強して取得したにあたり、
改めてSDGsについてファッションの観点から考え、
やりたいことがあるので、この機会に自分の考えをまとめました。
▼若い人の考え方≒新しい世代の考え方
私はミレニアル世代ですが、サステナブルやSDGsを考える際、
ひいてはこれからのビジネスには、
私のひとつ下の代、つまり、
これからの世代(Z世代)が重要であると考えています。
*Z世代については、一つ前の記事で別途まとめました。
結論、「シェアリングエコノミー」が浸透しつつある。
→個人的に簡単に噛み砕くと、
「全てのコンテンツをデジタルのツールを使って共有する」こと。
▼自分の考え
・例えば日頃から自分が使っているメルカリ・タイムズカーシェア・サマリーポケット(クラウド倉庫貸し出しサービス)など、
インターネットで簡単な設定をしてみんなで共有する。
*Google DriveやiCloudももちろん当てはまります。
→精神的に個人の持ち物が減っていって、
みんなで使うことが当たり前になりつつある。
(いずれ誰かが使うから大切に使う・自分だけのものと思っていない)
つまり、エコフレンドリー(環境に優しい)な考えが、
すでに日常生活に浸透し始めているのでは?と考えています。
ただ課題点として、この考えとマッチするファッションブランドがまだまだ少ない、もしくは認知されていない。
→したがって、これらの考えに則り、
日本のファッションブランドにもっとサステナブルという考え方を
浸透・告知させていきたいです。
ただここまで書きましたが、一般的に、
「アパレル業界ってそもそもコロナ禍で不況なのでは?」
と思う方も多いと思います。
補足として、下記の本を紹介します。
→結論、世界的に衰退業界では無いです。
「衰退業界といわれるアパレル業界に未来はあるのか。」
コロナ禍直前に発行された業界特化課題整理本で、
2019年7月に発行された本書は、10年後(2030年)のアパレルの未来を
「ローランドベルガー」(ヨーロッパ最大のドイツのコンサル会社)の
東京オフィスリーダー福田さんが解説したものです。
*ちなみに話題のブランド「SHEIN」について福田さんがコラムを書いています。こちらも興味深い内容なので、気になる方はぜひ!
▼書評
前提として、アパレル業界は、世界的に衰退業界ではない。
世界のアパレル市場推移は年5%で成長しています。
しかし、日本市場の成長率は-1.95%と、
世界に比べマイナス成長で縮小しています。
例えば、本書で書かれている日本のアパレル市場の減少の要因は3点あり、
①フォロアー層の減少
②少子高齢化
③単価の下落 です。
身近な事例として③は、メルカリを始めとするCtoC市場の拡大に起因しています。
例えば、実際にメルカリで取引がされている人気ブランドランキングはいわゆるハイブランドでなく、
1位:ユニクロ
2位:ナイキ
3位:アディダスといった具合で決して高い商品が二次流通しているというわけでないです。
純粋に考えれば不思議でないですか?サステナブルを打ち出しているブランドはいっぱいあるのに、やっぱり身近なブランドが二次流通しています。「安いから買われている」、ではなくて、「知られていないから買われていない」のだと私は考えています。
上記のように日本で起きていることや、欧米諸国のトレンド、中国や発展途上国で今何が起きているのかということが、事例と数字的根拠を用いて言語化されていたので、アパレル業界に属する人でなくとも、勉強になると感じる一冊です。特にマーケッターにおすすめしたいです。
つまり、業界不振と言われているファッション業界に、私自身も一石を投じたいと考え、今回のチャレンジに至りました。
▼私について
最後に簡単な略歴ですが、大手アパレルメーカーにて7年間働いた後、
2年間をコンサルタントとして、中小企業の支援を行なってきました。
現在は独立しています。
アパレルメーカー時代には、社内年間表彰を計3度受賞。
コンサルタントしては、1プロジェクトの売上で1,000万を達成するなど、
並行して数十社のコンサルタント業務を経験。
以上、興味を持ってくださいますと幸いです。よろしくお願いいたします。
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