漢方薬、始めてました。

 大学に入って最初の秋~冬に発症したとみられるアトピー性皮膚炎。とは言え、幼少期から軽い鼻炎や結膜炎等アレルギー性の諸々を経験してきたので、皮膚炎も潜在的にはもっと前から起きていたのかもしれません。
 皮膚炎に限らず、基本的に「不真面目な患者」だという自覚はあり(開き直るな)、皮膚科の塗り薬も極めて消極的に使っていました。その結果薬が減るペースも緩やかで、皮膚科に通うペースも季節に一度程度だったのではないかと思います。
(ちなみに、某所に住んでいた時に「最寄り」という理由だけで兼業の皮膚科に通い始めました。兼業というのは、内科をメインとし、2番目に皮膚科が記載されていたということです。しかし、皮膚科専門医が閉口するような処方をされていたことが後で判明し、最初から皮膚科に通っていれば…と後悔しました)

 しかし、昨年は従来の外出の用事がことごとくなくなり、出費先もそれに伴って減少したからか、皮膚科に最も頻繁に通った一年でした。にもかかわらず、状況はよくなるどころかかえって…?な状況。発症から10年を経過したのにこれでは…とようやく一念発起し、自分が抱えている症状について学んでみることにしました。

 以前からこの情報はfbに広告表示されていたと思うんですが、思い立った頃に最終回の情報を見かけました。それをシェアしたら、登壇者のお一人が「友達の友達」だったことが判明して驚いたというエピソードもあったり。
 実際聞いた感想としては、もっと早くこういう情報にアプローチしていれば…という後悔が最も強くありました。一番衝撃を受けたのはこれだったかもしれません。思わずスクショしてしまいました。

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 私の場合は早々に先天性白内障・緑内障になってはいるものの(現在は日常生活にほぼ支障ないレベル)、失明のリスクが今もない訳ではありません。この講座で主に推されていたステロイド治療が眼圧上昇の副作用ゆえにできないのは致し方ないものの、抜本的解決につながらない一因なのかなぁと思ったりもします…

 一方で、10年間曲がりなりにも受け続けた治療法以外のオプションも考えていなかった訳ではありません。それなりの期間、東洋医学への憧れのようなものを何となく持ち続けていました。具体的に漢方を試すことを勧められたこともありましたが、その時は踏ん切りがつかずにスルーする結果となりました。
 しかし、現状に対する危機感(多少大げさかもしれませんが)からとうとう試さずにはいられなくなり、その週のうちに一度行ってみることにしたのです。
 「新潟 漢方皮膚科」と検索したら主に2ヶ所表示されたんですが、遠い方ではあるもののHPを見た印象でこちらを選択しました。

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 外観がいかにも家である点からして想像できたことではありますが、昔ながらのお医者さんという感じの雰囲気でした。ここで、カプセル・粉薬・塗り薬計3種類を処方されました。(塗り薬については、当時突発的に起きていた症状のためのもの)
 そして帰路のついでに、講座を聞いて感じたもう一つのこと「セカンドオピニオンをしてみてもいいか…」も実行に移しました。こちらは地元なので具体名を避けたいと思いますが^^;。10-α年間通っていたところよりもゆったりとしていた印象を受けたので、こちらに通い続けることにしました。(以前のところはとにかく混んでいて、診察もあっさりとした印象を受けていたので…)

 そのような経緯で、基本的に毎食前の漢方薬生活が始まりました(3回飲めている日の方が少ないですが…)。飲み始めてすぐに、何となく効果めいたものを感じました。低体温な人間にとっては単純な温活としても意義深いのかもしれません。さらには積極的な水分補給と移転からも?
 カプセルは普通に水で飲んでいましたが、粉薬は当初電子レンジで白湯程度に温めて飲んでいました。しかし、我が家の居間にはアナログな石油ストーブがあるので、その上に置いたヤカンで沸かしたお湯で飲むことにしました。(なぜ最初からそうしなかったのか^^;) レンジで温めていた時はスプーンでかき混ぜないと底に粉末が残ってしまいましたが、熱湯を注ぐとその必要がなくなるほどすぐに溶けました。さすが?ですねぇ。

 やがて、処方された3週間分が底をつきました。明確な根拠はないものの「飲んでいて損はない」と判断し、しかも母に言わせると「専門店じゃなくても、どこでも出してもらえる」ほど一般的な漢方薬だということが分かったので、新たに通うことにした皮膚科で飲み薬2種を処方してもらうことにしました。
 しかし、そこで一つの変化が起きました。調剤薬局のストックの都合だったんでしょうが、前月にカプセルとして処方された薬が粉薬のバージョン?で登場したのです。

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 ツムラと言えば、子供の頃には土曜19時から毎週放送されていた平成教育委員会(フジテレビ)のCMを思い出します。
 114は元々粉薬として処方されていたもので、15が元々はカプセルとして処方されていたものです。薬局で「粉薬に変わる」と言われた時に、最初カプセルで処方された薬局で「こちらは苦いのでカプセルで出しておきまs」と言われたことを思い出しました。

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 2枚目が15ですが、114との濃淡の違いにお気づきいただけるでしょうか。114は割とすぐに馴染めましたが、15は確かに相当苦いです(^^;; そして、114がますますお茶のように違和感なく飲めるようになった気がします。

 最初に行った漢方医はオンライン診療もやっているんですが、そこまでするかどうかは…といった感じで(^^;; 当面はこのスタイルで、体質改善にまで至ればいいんですが。

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