【読書の秋に】7days Book Cover Challengeで取り上げた本の紹介

 コロナ禍による緊急事態宣言発令中だった4月下旬、facebook上では本の表紙が乱舞するように…とは言わないまでも、本に関する投稿が多く見られました。その理由が「7days Book Cover Challenge」。
 おうち時間が増えた一方で、書店で本を買うことが難しくなっていた当時、関連投稿の多くは「読書文化の普及に貢献するためのチャレンジ」という書き出しで始まっていました。
 伝言ゲームでもありがちですが、細かいルールは伝播する中でマイナーチェンジを繰り返していたようです。元々のルールではチャレンジの説明文以外の文章は書かずに、あとは表紙の写真を添付するというものでしたが、紹介する本について説明せずに投稿するのは性に合わなかったので、その本と出会った経緯についてなるべく簡潔に書き添えていました。

 この記事では、その時に取り上げた7冊をまとめてご紹介します。大半は今でも手元にありますが、なかなか発掘が難しいこともあり(爆)、最初と最後の2冊を除いてネット上から画像を拾いました。
 あと、今後当該の本を見つけたら、目次の内容を追記したいと思っています。理由は、特にネット上で本を買おうとしてその本に関するレビューが少ない場合、出版社のHPに目次が記されていなければ本の詳細内容を知ることができないと思うからです。(可能な限り表紙も差し替えます^^;)

【1日目】

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 チャレンジのバトンを託してくれた友人に以前貸したことのあった一冊から始めました。
 2016年夏、キリスト教音楽講習会に初めて参加した際に教文館による出張販売で買い求めました。そこに記されていた「奏楽の神学」が今の志向を表す最も的確な一言と言えます。

 「奏楽の神学」はまだ生まれていない。牧師の多くは音楽にうとく、音楽家の多くは神学にうとい。神学校に「礼拝音楽」や「賛美歌学」の時間があるところは少ない。「礼拝」と「賛美」を真剣に考える牧師と音楽家がもっと増えてほしい。(同書p.170、川端純四郎氏による)

【2日目】

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 画像では見えづらいと思いますが、加藤先生は私が大学院に在学した大学の元学長であられました。そういう関係で加藤先生のこの著書を講義テキストとして読む機会があったのです。
 講義担当の先生が受講生が提出した期末レポートをまとめて加藤先生に送ってくださっただけにとどまらず、さらに加藤先生は一人一人に対して丁寧なお返事をくださったのです。(受講者数はさほど多くありませんでしたが) こういったことは学部・院を含めて唯一の経験で、非常に印象に残っています。

【3日目】

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 大学院→高校と遡る形となりましたが、これは高校の公民系の科目でレポートを書いた際に選んだ題材でした。
 在学した高校は、関心や希望進路に合わせて自由に科目を選択できる幅が大きいカリキュラムとなっていました。科目のラインナップも多様で、この科目では平和学を1年間かけて学びました。

【4日目】

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 今度は大学時代に進みます。とは言え在学した大学ではなく、2年次に「市民開放授業」制度を利用して新潟大学で聴講した科目のテキストがこれでした。その時には4科目を聴講したんですが、この科目が一番の当たりでした。

【5日目】

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 今度は小学生時代の思い出の一冊です。このシリーズは他にも何冊か読んだはずですが、この投稿をするために調べるまでは50冊にも及ぶ大人気シリーズだとは知りませんでした(^^;; ちょうどその頃にドラマ化されたこともよく覚えています。
 幼稚園~中学の間公文式に通っていたんですが、そこでこのシリーズに出会ったんじゃないかなぁと思います。中でも「株式会社」が好きだったのは、当時から社会派だった証拠でしょうか。

【第6日】

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 この出来事が起きた当時は中3でした。初日の延長15回引き分け試合は、すべてテレビで観ていた記憶があります。まあ、その8年後に自分自身がそれ以上のスケールの試合に立ち会うことになった訳ですが(^^;; その話は年末に投稿する予定です。
 脚光を浴びた2人のエースのその後を思うと、人生は分からないものだなぁと痛感します。斎藤が一軍で挙げた15勝のうち1勝は現地で観ましたし、同姓でもある以上活躍を期待してはいましたけどねぇ…

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【第7日】

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 教会音楽で始め、教会音楽で締めることになりました。最終日にしてついに読書文化を飛び越えて楽譜になってしまいました(^^;; もちろん、歌詞を味わうことでも十分有益な一冊だとは思いますが。
 高校時代には毎朝全校礼拝が、大学時代には毎週金曜に学内礼拝がありました。そこで使っていた歌集がこれですが、大学卒業後の方がむしろ親しんでいるかもしれません。13年半に渡って使っていることになりますが、よく持ちこたえている頑丈な装丁だなぁとも思います。(少なくとも、所属教会で現在使っている歌集よりは^^;)
 さすがに聖書以上とは言いませんが、それと匹敵するくらいの一冊です。収録されている曲に何度救われたことか…

 好きな本というよりも、本を使った自分史回顧のようなテイストになってしまいました(^^;; もし関心があるようでしたら読んでみてください。
 いわゆる一般小説がないのは、現に持っている(積読含む)本の中にほとんど小説がないことを意味します(^^;; それが、ここに書いている文章のスタイルにも如実に表れているんじゃないかと思いますが(^^;;


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