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【サッカー全国リーグ】2021シーズン 地域・カテゴリ別クラブ名一覧

 Jリーグは本日をもってJ1~J3のリーグ戦全日程が終了しました(カップ戦決勝は年越しですが汗)。数クラブでコロナ陽性者が出たり、最後は寒さと雪に翻弄されたりもしましたが、実質半年間もなかった中で無事に終わってよかったなぁと思います。
 今季はコロナの影響で前代未聞の「降格なし」というシステムの下で行われ、逆に来季はJ1・J2からの降格が4クラブずつという大変なシーズンになります。

 今回はあまりにひねっていませんが、地域別・カテゴリ別にJ1~JFLの2021シーズン陣容をご紹介します(まだ内定段階ですが)。女子も含められれば理想でしたが、WEリーグ創設に伴うなでしこリーグの来季陣容が不透明なので盛り込みませんでした。
 地域の区分法は、サッカー地域リーグの9区分をそのまま用います。また、普段はやたらと公式HPなどへのリンクを貼っていますが、今回はクラブ数が膨大なのでさすがに断念しました(^^;;(昇格クラブは太字)

北海道(1)

J 1(1):北海道コンサドーレ札幌
J 2(0)
J 3(0)
JFL(0)
→コンサドーレは来季で5年連続のJ1です。従来の最長記録は2シーズン(2001~02)でしたから、言うまでもなくクラブ記録を更新し続けています。4シーズンのうち3シーズンが2桁順位なので、来季は一桁を期待したいところ。
 一方、北海道十勝スカイアースが北海道から8年ぶりに地域サッカーチャンピオンズリーグ決勝ラウンドに進出しましたが、1得点も挙げられずに残念ながら最下位で敗退となってしまいました。

東北(9)

J 1(1):ベガルタ仙台
J 2(2):ブラウブリッツ秋田、モンテディオ山形
J 3(3):ヴァンラーレ八戸、いわてグルージャ盛岡、福島ユナイテッドFC
JFL(3):ラインメール青森、ソニー仙台FC、いわきFC
→秋田がJ3二度目の優勝でついにJ2へ参入します。今季は無類の強さで話題になりましたが、力試しの舞台となる天皇杯準決勝、そして来季に期待です。
 ベガルタはいろいろありすぎましたが、こちらのツイートが何とも象徴的だったような…

関東(19)

J 1(8):鹿島アントラーズ、浦和レッズ、柏レイソル、FC東京、川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、横浜FC、湘南ベルマーレ
J 2(9):水戸ホーリーホック、栃木SC、ザスパクサツ群馬、大宮アルディージャ、ジェフユナイテッド千葉、東京ヴェルディ、FC町田ゼルビア、SC相模原、ヴァンフォーレ甲府
J 3(1):Y.S.C.C.横浜
JFL(1):東京武蔵野シティFC
→個人的ハイライトは、横浜FC初のJ1残留です。15位でしたから、仮に例年通りだったとしても残留を勝ち取ったことになります。
 そして、J3オリジナルメンバーだった相模原がついにJ2昇格を果たしました。19試合連続無敗で最終節に逆転で2位を勝ち取るという、見事すぎる劇的展開でした。

北信越(5)

J 1(0)
J 2(3):松本山雅FC、アルビレックス新潟、ツエーゲン金沢
J 3(2):AC長野パルセイロ、カターレ富山
JFL(0)
→パルセイロは、J3初年度(2014年)にはJ2との入替戦(vs讃岐)に敗れて昇格を逃しましたが、それ以来となったビッグチャンスを逃してしまいました… 腐れずに来季リベンジを果たしてほしいところです。
 そして、北信越は唯一の「J1空白地帯」となっています…

東海(11)

J 1(2):清水エスパルス、名古屋グランパス
J 2(1):ジュビロ磐田
J 3(3):藤枝MYFC、アスルクラロ沼津、FC岐阜
JFL(5):Honda FC、FC刈谷、FCマルヤス岡崎、ヴィアティン三重、鈴鹿ポイトゲッターズ
→Jリーグとは直接関係ないものの、グランパスの9年ぶりACL出場は大きなニュースではないでしょうか。

関西(8)

J 1(3):ガンバ大阪、セレッソ大阪、ヴィッセル神戸
J 2(1):京都サンガF.C.
J 3(0)
JFL(4):MIOびわこ滋賀、FC大阪、FC TIAMO枚方、奈良クラブ
→ガンバとセレッソのU-23チームがJ3に参加していましたが、それも今季まで。この2クラブを除くと、J3リーグに参戦した関西のクラブは8年間で一つもありません。
 ティアモは小川佳純監督と選手数人にアルビ在籍歴があります。来季の戦いぶりに期待です。

中国(5)

J 1(1):サンフレッチェ広島
J 2(2):ファジアーノ岡山、レノファ山口FC
J 3(1):ガイナーレ鳥取
JFL(1):松江シティFC
→県数は少ないものの、全県から全カテゴリに輩出されているコンスタントさは素晴らしいなぁと思います。

四国(5)

J 1(1):徳島ヴォルティス
J 2(1):愛媛FC
J 3(2):カマタマーレ讃岐、FC今治
JFL(1):高知ユナイテッドSC
→ヴォルティスJ2初優勝・6年ぶりのJ1復帰おめでとうございます! コンスタントさは四国にも通じることです。

九州(11)

J 1(3):アビスパ福岡、サガン鳥栖、大分トリニータ
J 2(3):ギラヴァンツ北九州、V・ファーレン長崎、FC琉球
J 3(3):ロアッソ熊本、テケバジャーロ宮崎、鹿児島ユナイテッドFC
JFL(2):ヴェルスパ大分、ホンダロックSC
→ついに宮崎からJリーグクラブが誕生しました。4カテゴリの合計11クラブは、関東に次いで、東海と共に2位タイです。

 最後に表を貼ります。

キャプチャ

 一都道府県あたりの全国リーグへの輩出クラブ数が多い順で並べてみます。

①東海(2.75) ②関東(2.38) ③東北(1.5) ④九州(1.38) ⑤関西(1.33)
⑥四国(1.25) ⑦北信越・中国・北海道(1)

 カテゴリ別の最多輩出地域は、J1・J2が関東(8・9)、J3は東北・東海・九州(3)、JFLは東海(5)でした。
 一方?のJ空白県はと言うと、今回宮崎が「卒業」し、残るは福井・三重・滋賀・奈良・和歌山・島根・高知の7県です。そのうち、JFLにも所属していない県は福井…
 今回の見出し画像はデンカビッグスワンスタジアムで観戦する際のおおよその定位置からの風景(2017.4.1(土)J1第5節vsガンバ大阪)でした。まあ、最近はアウェーゴール裏の上の方に座ることも多くなりましたが(^^;;

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