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【サッカー男女全国リーグ】2022シーズン 地域・カテゴリ別クラブ名一覧

 9年ぶりに開催された(WikiJFL・地域リーグ入れ替え戦が18日に終わり、来シーズンの全国リーグ昇降格を決めるすべての試合が終了しました。(この日から書き始めていたんですが、なかなか進められず10日が経過汗)
 今年9月に開幕した女子プロリーグWEリーグはシーズンを終了していませんが、来季リーグ編成についてはすでに発表(チェアコメント参照)されていますので、今年は男女揃った形で記事をお届けすることができました。なでしこリーグの来季編成についての記事も貼っておきます。(併せて4クラブの改称が告知されています)

 「空白の10日間」の間にJリーグの記事も出ていました。(来季開幕日程も出ましたね)

 去年はJリーグでは「降格なし」というコロナ特例があり、女子もWEリーグ創設・なでしこリーグ改組という大きな変化がありましたが、今回は昇降格がありましたので、まずはそれについて確認したいと思います。(太字=昇格)

 一応去年の記事(今季について)を貼りますが、今回のフォーマットは前季分を完全に踏襲する形となります。ただ、今季の順位を併記する(WEについては本日時点)点は新たな試みです。(昇降格の場合は※付)

北海道(2=1+1)

J 1(1):北海道コンサドーレ札幌⑩
J 2(0)
J 3(0)
JFL(0)
W E(0)
なL1(0)
なL2(1):ノルディーア北海道⑤
→コンサは来季でJ1六シーズン目となります。
 改組1シーズン目のなでしこリーグについて語るのは難しさもありますが、とりあえずここでは今季の2部が8チーム制だったことをご紹介しておきたいと思います。

東北(10=9+1)

J 1(0)
J 2(4):いわてグルージャ盛岡②※、ベガルタ仙台⑲※、ブラウブリッツ秋田⑬、モンテディオ山形⑦
J 3(3):ヴァンラーレ八戸⑬、福島ユナイテッドFC⑤、いわきFC①※
JFL(2):ラインメール青森⑨、ソニー仙台FC⑥
W E(1):マイナビ仙台レディース②
なL1(0)
なL2(0)
→ベガルタが13年ぶりにJ2へ降格してしまい、2009年は山形がJ1にいたので、J1で東北勢がゼロになるのは14年ぶりとなりました。
 J2に昇格したのは、いわてグルージャ盛岡。8シーズン中一桁順位だったのは2回しかありませんでしたが、その2回目で念願の昇格を勝ち取りました。
 J3では福島県勢同士の対戦が実現することになります。福島も岩手同様J3のオリジナルメンバーですが、今季の5位は歴代最高でした。来季こそ昇格をもぎ取ることができるでしょうか。

関東(33=20+13)

J 1(7):鹿島アントラーズ④、浦和レッズ⑥、柏レイソル⑮、FC東京⑨、川崎フロンターレ①、横浜F・マリノス②、湘南ベルマーレ⑯
J 2(9):水戸ホーリーホック⑩、栃木SC⑭、ザスパクサツ群馬⑱、大宮アルディージャ⑯、ジェフユナイテッド千葉⑧、東京ヴェルディ⑫、FC町田ゼルビア⑤、横浜FC⑳※、ヴァンフォーレ甲府③
J 3(2):Y.S.C.C.横浜⑧、SC相模原⑲※
JFL(2):東京武蔵野ユナイテッドFC⑮、クリアソン新宿
W E(6):三菱重工浦和レッズレディース③、大宮アルディージャVENTUS⑦、ちふれASエルフェン埼玉⑪、ジェフユナイテッド市原・千葉レディース④、日テレ・東京ヴェルディベレーザ⑤、ノジマステラ神奈川相模原⑩
なL1(5):バニーズ群馬FCホワイトスター②※、オルカ鴨川FC⑨、スフィーダ世田谷FC②、日体大SMG横浜④、ニッパツ横浜FCシーガルズ⑥
なL2(2):つくばFCレディース⑥、大和シルフィード⑫※
→今回は男女一体型にしたので尚更ですが、すごいクラブ数です(^^;; 独立リーグを作れてしまうんじゃないかと思うほど…(今季比:男子+1、女子±0) 特に神奈川県は、JFL以外の6カテゴリにクラブを輩出しています。
 これだけクラブがあるとコメントをどうしようか迷いますが、J2残留とJ3降格の明暗を分けた(J218位・19位)のがいずれも関東勢だったのは特筆すべき出来事だったでしょうか。そして、J3オリジナルメンバーのYSCCが初めて一桁順位を達成しました。

北信越(7=5+2)

J 1(0)
J 2(2):アルビレックス新潟⑥、ツエーゲン金沢⑰
J 3(3):松本山雅FC㉒※、AC長野パルセイロ⑨、カターレ富山④
JFL(0)
W E(2):AC長野パルセイロ・レディース⑥、アルビレックス新潟レディース⑨
なL1(0)
なL2(0)
→松本がJリーグ参入10年目でJ2から陥落。男子の中ではJ3が最も賑わうこととなりました。富山は終盤までJ2昇格の可能性を残していましたが、結局4位(2回目の最高順位)となりました。15年からのJ3生活では一桁順位の方が多いですが、なかなか這い上がれませんねぇ…

東海(15=10+5)

J 1(3):清水エスパルス⑭、ジュビロ磐田①※、名古屋グランパス⑤
J 2(0)
J 3(3):藤枝MYFC⑩、アスルクラロ沼津⑭、FC岐阜⑥
JFL(4):Honda FC②、FCマルヤス岡崎⑭、ヴィアティン三重⑪、鈴鹿ポイントゲッターズ④
W E(0)
なL1(2):朝日インテック・ラブリッジ名古屋⑧、伊賀FCくノ一三重①
なL2(3):JFAアカデミー福島①、静岡SSUボニータ③、ヴィアティン三重レディース
→J1で静岡ダービーが復活です。一方、沼津はJ3五シーズン目で最低順位に落ち込み、ライセンス面でも暗雲が漂っています。

 また、刈谷は1年で東海リーグへ戻ることとなりました。
 一方、なでしこリーグは1・2部とも東海から優勝チームが出ました。JFA福島は、ライセンスの関係で昇格はできませんでした。

関西(12=8+4)

J 1(4):京都サンガF.C.②※、ガンバ大阪⑬、セレッソ大阪⑫、ヴィッセル神戸③
J 2(0)
J 3(0)
JFL(4):MIOびわこ滋賀⑫、FC大阪⑦、FCティアモ枚方⑧、奈良クラブ⑩
W E(1):INAC神戸レオネッサ①
なL1(3):スペランツァ大阪⑩、セレッソ大阪堺レディース③、ASハリマアルビオン⑦
なL2(0)
→京都は12年ぶりのJ1復帰です。

中国(10=5+5)

J 1(1):サンフレッチェ広島⑪
J 2(2):ファジアーノ岡山⑪、レノファ山口FC⑮
J 3(1):ガイナーレ鳥取⑫
JFL(1):FC神楽しまね⑤(1/16訂正JFLの発表を参照)
W E(1):サンフレッチェ広島レジーナ⑧
なL1(1):アンジュヴィオレ広島⑪
なL2(3):岡山湯郷Belle⑧、吉備国際大学Charme岡山高梁⑦、ディアヴォロッソ広島
→来季も全カテゴリにクラブを輩出してはいるものの、しまね・ディアヴォロッソ以外は二桁順位or下位に低迷したのが気にかかります。しまねはJFL3シーズンで15→10→5位と着実にランクアップしており、来季に期待です。

四国(6=5+1)

J 1(0)
J 2(1):徳島ヴォルティス⑰※
J 3(3):カマタマーレ讃岐⑮、愛媛FC⑳※、FC今治⑪
JFL(1):高知ユナイテッドSC⑬
W E(0)
なL1(1):愛媛FCレディース⑤
なL2(0)
→徳島は2回目のJ1も1シーズンで終えることになりました。愛媛もJ3へ降格となり、中国と同様難しい戦いを強いられているクラブが多いように見受けられます。

九州(12=11+1)

J 1(2):アビスパ福岡⑧、サガン鳥栖⑦
J 2(4):V・ファーレン長崎④、ロアッソ熊本①※、大分トリニータ⑱※、FC琉球⑨
J 3(3):ギラヴァンツ北九州㉑※、テゲバジャーロ宮崎③、鹿児島ユナイテッドFC⑦
JFL(2):ヴェルスパ大分③、ホンダロックSC⑯
W E(0)
なL1(0)
なL2(1):福岡J・アンクラス④
→鳥栖は、J1で最高順位(5位、12・14年)に次ぐ7位にランクインしました。
 J2は、東北と同様「昇降格1クラブずつで4クラブに」。宮崎はJ3初参戦で最終盤まで昇格圏内に残り続けましたが、最終節で3位となりました(J2ライセンスがないため昇格の権利はありませんでしたが)。

 今季まともにサッカーを追えていなかったことが見事に現れるコメントのスカスカぶりとなりました(^^;; 数字をまとめてみます。

 前回と同様、男女別シェアの地域別比較もしてみます。

 男子については関東・東海間でJFLと地域リーグの入れ替わりがあったのみ(母数変わらず)。女子は、なでしこ2部に東海・中国から加入があったので、母数も変わりました。
 女子の割合の方が高かったのは北海道・関東・関西・中国の4地域でした。また、男女の割合が最も近接していたのは北信越、都道府県数の割合と最も近接していたのは関西でした。←この段落の内容は今季と変わりありません
 来季、JリーグはカタールW杯の影響で例年よりも日程が前倒しになります。その影響がどれだけ出るのかが気になるところです。WEリーグは3月からシーズンが再開されますが、仙台・新潟・長野の雪融け状況が日程に合うといいのですが。

 今回の見出し画像は、何回かビッグスワンのアウェー側に陣取った中で最も印象深い2016年7月9日ベルマーレ戦(〇1-0)の時のものです。


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