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僕と睡眠の話 Part.7

一人暮らしを寮生活から始めた頃から、天井が不思議な感覚だった。それまで日常的に暮らしていた実家と異なる天井。数日間は、自分がどこか知らないとこで目が覚める感覚に囚われた。意識がはっきりし始めてようやく、自分の家だと気づく。この感覚は不思議なもので、ふと訪れる。3ヶ月経っても訪れて、「帰らなくては」と言う帰巣本能を生み出してくる。どこに帰ろうとしているのか。私しかいない部屋で変な感覚に囚われ続け、いよいよ現実を知る。さて本題に入っていこう。折り畳みベッドはよかった。そしてついに、新しいヤツが訪れる。前回記事はこちらから読むことができる。

引っ越した話


引っ越した。一人暮らしをして3年半頃だろうか。諸用で引っ越した。少し大きい部屋に引っ越すことになった。これまでがワンルーム(居住空間が1部屋だけ)だったのについにリビングができた。2つも部屋が必要かとか考えたが、あるものは大事に使うことにしよう。今回は軽トラックをレンタルしてきて荷物を運んだ。4畳半に比べると、圧倒的に荷物が多くて大変だった。それでも無事に終え、退去。折り畳みベッドを載せるだけで軽トラの荷台を占拠したときには焦った。布団はこんなに大きいのかと。3年間の眠りを支えてくれて感謝をしつつ、新居に運び込んだ。もう少し軽いものがよかったなと頭をよぎる。そして引っ越しから数日後、思いもよらぬ連絡が届いた。

初めまして、ダブルベッド


「ダブルベッドを貰ってくれないか?」急だった。貰えるものは貰える精神のわたしにとってはまたとない機会だった。すぐにもらいにいくと連絡したものの、さてどう運ぼうか。私の車には乗る可能性皆無。そうすると奇跡が2度起きた。軽トラックを借りられたのだ。すぐ日程を調整し、ベッドを取りに行く。幸い、マットレスだけでフレームがないから何とかなるだろう、そう思いながら受け取りに向かった。想定を超えてマットレスは大きかった。折り畳みベッドで荷台を占領した時より大きいのである。結果的に荷台にぎりぎり収まった。持ち帰り、設置するとやはり大きい。そしてコイル内蔵なので分厚い。それまでの極薄マットレスだと想像できないような、床に直置きして眠ることができる。こんな良い経験をして良いのかと少し考えたこともあった。ただ貰えるものは受け入れよう。そこから快適なダブルベッド生活が始まった。

今回のまとめ


ダブルベッドは大きかった。思い返してみると、これまで人生でダブルベッドで寝る機会なんて片手で数える機会しかなかったのだ。ましてやコイル内蔵。反発がある。かなり強い。寝転がると、体圧分散式に凹んでいく感覚。全てが新鮮だった。いつか大きなベッドでまた眠る機会が来れば、その体験をまたしたいものだ。そう思い出しながら今回はここまで。早いもので次回にはダブルベッドとの別れになる。3大欲求の1つを取り上げるのは記事のネタ的にありだなと考えながら今日のところは筆をおくことにしよう。

最後に(公開範囲とコメントに関して)

本記事の公開範囲は私のSNSを通して宣伝をしているが匿名でのもの、実名でのものの両方で公開をしている。これで黒歴史にはなるかもしれないが、いつかはこの2つの人格を融合し、使い分けようと考えているのでこの選択をした。その為、「〇〇の内面がこれだよ。」といういわゆる身バレは控えていただきたい。いつかはバレるだろうけど、その時までお互いの関係が上手く、調律が取れていることを祈る。問い合わせやコメント等に関しては本記事のコメントやクリエイターへの問い合わせ、またTwitterのDMにて随時受け付けている。

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