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テクノロジーと共に生きる人間世界

Amazon Echoと同居して5ヶ月が過ぎ、音声AIが自分の生活に馴染んできました。

朝の挨拶から始まり、夜はニュースや音楽を楽しむ。

識別 → 予測 →実行

今後は、機械学習とディープラーニングの精度向上により、AIが自分好みの情報を「認識」し、新たな提案をしてくれるといった日常が、遠い未来ではなさそうです。

例えば、この時間はいつも音楽聞いているから、好みの曲を選曲し流してくれるなど。

意識せずともAIと共存しているような日が遠い未来ではなさそうです。AIの発展を筆頭に、テクノロジーが進化した世界には何が見えるのか?

僕が考えるキーワードは、

Community Identity
Humanity Innovation

共同体意識の重要性

Community Identityとは、「共同体によって生まれる帰属意識」と「自分がそこに所属しているという自己肯定感」のこと。

共同体とは、国家、地元、会社、ボランティアグループ、プロジェクトチームなどです。

今後、ますます場所や時間に制限されず知的労働に集中できるようになり、オンラインのコミュニケーションだけで完結することも増えてきています。その反動で、誰かとつながりたいという願望が増していくんじゃないかなと。

最近、エストニアの電子住民(e-resident)を申請してみました。

エストニアに住まなくても、遠隔から会社を設立でき、商売が始められるんですよね。でも一度もエストニアに行ったこともなく、いきなり共同体意識が生まれるわけでもない。

だからこそ、、現地の人と交流することは、本当に心地よくて刺激になっていると感じるんですよね。

目的を同じとする共同体同士が様々なかたちで、つながる時代がやってくると思います。

技術革新と自然による認知力の進化

Humanity Innovationとは、 拡張性に富むAR/VR/ロボ/IoTデバイスなどのテクノロジーと、自然や生命体との共生により、人間の感覚が進化する(戻る)こと。

感覚(五感)→認知→行動

人間の行動も、コンピュータの処理プロセスと近いと思っていて。

ANA Avatar事業について、友人が「人間は複合的な知覚により、その体験を現実と認知することができる」と言っていました。

例えば、日本の自宅にいながら、エストニアの映像をVRで見ながら、土や草に触れるとグローブが手を振動させ形を感じ、付属機器によって風と匂いを感じる。それによって、脳が実際にエストニアに行っていると認識するようになる。

このように、VRを現実として認知していくようになると、前述したように、一種の共同体意識がより重要になっていくのではないかと思っています。

いま、sauna × natureの事業を企画しています。サウナと自然を通して、「自分のあるべき状態戻る」場をつくっています。日常の生活で使わない感覚を整え、戻していく。たくさんの人が楽しめる、新しいサウナ文化を創り上げていきます。

実は、エストニアは、サウナの本場であり、スタートアップの聖地でもあります。まずは今年、この共同体を感じにいってきます。


まとめ

・音声AIが生活の一部として受け入れられていく
・共同体意識(CI)がより重要視されるようになっていく
・感覚と認知の進化(HI)が人間の可能性を広げる


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