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R. Rorýs
2020年6月28日 02:18
気づいたら川沿いの道を歩いていたゆったりと流れる大きな川は濁った青緑色向こう岸には深緑の森が広がっている誰もいない とても静かだぽつんと小さな魚屋があるのを見つけた陽はまだ高いがもう店じまいをしている発泡スチロールの上に置かれたホタテ貝乳白色の立派な貝柱に引き寄せられるまだホタテ貝はありますかと尋ねた水を撒いていた女性が無言でうなずく六つ、七つ、いや、九つくださいとお願いす