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いつかやってくる別れへの手向け

学生時代との別れ
京都との別れ
祖父母、両親との別れ
愛する人との別れ

人には生存本能があるので、
生存しない事を
日常的に考えたり、
意識する事はない。

なぜなら、
その行為が、
元々の生存本能とは
相反するから。

でも、
別れはいつでも
誰にでも
等しく訪れる。

だからと言って、
僕らには
どうする事もできない。

ただその事実があるのみだ。

そんな事を考えていたからか、
ふと思い立って
祖父母に電話している自分がいた。

たった3分だったけど、
久しぶりに話して
相手が喜んでくれると、
やっぱり僕も
嬉しくなる。

もっと頑張ろうって
気持ちが、
沸々と湧いてくる。

常にこんな事ばかり
考えていたら
辛いけど。

今の気持ちも
忘れないように、
大切に心の隅に
しまっておきたい。

別に、死ぬ事だけじゃない。
大学生活もそう。

終わりに向かって
止まる事なく、
僕らは、歩みを進めている。

そんな事を思った時に
決まって聴く、
僕が好きな歌がある。

くるりというバンドの
「忘れないように」
という曲だ。

不思議な曲だ。
哀愁漂う中に
ほんの少しの寂しさ。

一貫して前向きな曲調が
そっと心に寄り添って、
元気付けてくれる。

中でもラストが好きなので、
是非聴いて欲しい。

いつの間にか流星が、願い事を叶えて、あの時はありがとう、と素直に言えるまで。忘れないように、二人だけの約束でいいなら。こぼれそうな涙堪えないで、あのままでいいから。揺らがない思いだけを、消さないように守ってね。

僕らの想いもまた、
揺らぐ事はあるだろうけど。

消さないように、
大切に守っていきたい。

Kazusa

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