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フランス12歳から17歳対象のワクチン接種キャンペーン促進のための、その名も「VaxiBus」(ワクチンバス!) の実施を発表

7月12日にマクロン大統領が医療従事者へのワクチン接種義務と衛生パス(Pass Sanitaire)の導入を発表したときから、YouTuberとのコラボ(どこかの大臣も使ってたやり口ですね)然り、9月からの新学期から遠足でワクチン接種会場に行くなどの教育相の発言然り、もうなりふり構ってられなくなったんだろうと思っていたけど、きたよーワクチンバス!ティーン・エイジャー向けに「Ça va? Ça vax!(元気〜ワクチン打とうぜ、的な?)」(ラジオ局とコラボ)もう怒りを通り越して、いや腹が立ちすぎて笑いがこみ上げてきた。

2万平米以上のスーパー(大型商業施設)はうちの県も衛生パスのチェックが今日から始まったので小型スーパーに行くしかなくなったけど、そろそろ本当に籠城の準備を整えたほうがいいのかな・・・フランスという圧力鍋がそろそろ爆発するかも・・・

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ワクチン接種は個人の自由だと思う。ビッグテックの情報操作があっても、調べる気があれば自分で調べることができる。大人であれば。しかし子どもは違う。友達や学校の先生の影響を受けるし、SNSや有名人を使ってキャンペーンされたら、さらに親の同意が要らない(今のところ16歳以上)ということになれば、大人でも陥落してしまうような情報戦で勝てるわけがない。子どもを標的にしてきたことに、政府の焦りを感じると同時に、子を持つ親としてこんな卑怯なやり方をする政府に対して怒りが収まらない。

たった今、うちの県でも衛生パスを違法として訴訟を起こした2人の弁護士のニュースが飛び込んできた。「誤解を恐れずに言えば 私たちは予防接種に賛成でも反対でもありません。それは個人的な選択です。私たちの意見では、いくつかの明らかな違法性があるこの法令には、ただただショックを受けています。」至極まっとうな常識である。

食料品や生活必需品を扱うスーパーを備えた大型商業施設の場合、衛生パスの有無で食料を買い出しに行けないなんて道理が通るはずがない、中国じゃあるまいし、と、2020年以前の私なら笑い飛ばしてたはず。7月12日から1ヶ月半でここまで来ちゃったけど、ほんともう引き返せない地点を過ぎた気がする。市民運動や集団訴訟で平和的にマクロン政権総辞職という風に終われば、血が流れなくて済めば、とは願うものの、アメリカやオーストラリア、英国のニュース、そして何より日本の状況を見ているとそんな風に終わるわけないとしか・・・