「詩織、そろそろ起きなさい。遅刻するわよ」 母に何度目かの発破をかけられ、私は重い体を起こした。寝ぼけなまこで壁掛け時計に目を向けると、まだ出発時刻には程遠…
★挨拶 このnoteを更新するのは数ヶ月ぶりになります。なかなか気が向かなくて、停滞してました。これを投稿した後、おそらくはまた失踪すると思いますが、復活するのを…
しんやれいじ@滋賀の将棋指し
2022年9月5日 21:30
「詩織、そろそろ起きなさい。遅刻するわよ」 母に何度目かの発破をかけられ、私は重い体を起こした。寝ぼけなまこで壁掛け時計に目を向けると、まだ出発時刻には程遠い。私の怠け癖をよく知っている母は、いつもこうして早めに起こす。 起きると理由もなく沈んでいることが、私にはたまにある。今日がまさにその典型例だった。 着替えを済ませて目を擦りながら、着替え、洗顔、歯磨き、トイレなどを済ませた。
2022年9月4日 21:46
★挨拶 このnoteを更新するのは数ヶ月ぶりになります。なかなか気が向かなくて、停滞してました。これを投稿した後、おそらくはまた失踪すると思いますが、復活するのを気長く待っておいてください。それでは本題に入ります。 ―圧巻だった。正直、週刊誌記者を含めたマスコミに対して、悪いイメージしかなかった。事件が起きると、プライバシーを踏み躙って被害者家族に付き纏う、そんなステレオタイプを持っていた。