これぞ本当の「ジャーナリズム」だ― 『桶川ストーカー殺人事件―遺言』を読んで
★挨拶 このnoteを更新するのは数ヶ月ぶりになります。なかなか気が向かなくて、停滞してました。これを投稿した後、おそらくはまた失踪すると思いますが、復活するのを気長く待っておいてください。それでは本題に入ります。
―圧巻だった。正直、週刊誌記者を含めたマスコミに対して、悪いイメージしかなかった。事件が起きると、プライバシーを踏み躙って被害者家族に付き纏う、そんなステレオタイプを持っていた。本書に登場するマスコミもその例に漏れない―著者、清水潔氏を除いては。
考えた