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LANケーブル1本で人生変わったお話

プロフィールに書いてある『高齢ヤー』ってなに?というお話。
文字通りなんだけど高レイヤー、高齢のコスプレーヤーである。

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中学の頃がいわゆるインベーダーゲーム世代で、当時は家庭用ゲーム機などATARIのテニスゲーム位しかなく、ゲームはアーケードと言われるゲームセンターで遊んでいた。スマホもネットも存在しない時代だ。

大学生の頃ビル掃除のバイトで神田の任天堂に行っていた。
当時の任天堂は花札とトランプ作ってる会社だったが、アーケードにドンキーコングとか出し始めていて、ついにファミコンが登場した頃だ。
5千円で買わないかと社員さんに言われたぐらいまだ売れてなかったが、スーパーマリオの登場で世の中ファミコンブームになった。

マリオにドラクエ、FFと遊び、社会人になってスーパーファミコンにPCエンジン、メガドライブまで手を出した。
結婚してから連れ子のムスメとプレステ、プレステ2、セガサターン、ドリームキャスト、任天堂キューブ、64と当時の家庭用で遊んだ。

この時プレステーションで『バイオハザード』にハマった。
今では映画にもなり世界中にコアなファンがいるゲームだ。

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訳あってホームレスとなり、カバンひとつで派遣社員として新生活が始まった冬がリーマンショックで、仕事の量が減り自宅待機になった。
オタク趣味で仲が良かった年下の上司が、ヒマだろうからと中古のプレステ2をくれた。その頃はプレステ3が出ていたから。
で、神ゲーと言われ、YouTubeに今でも実況プレイ動画が出るほどの『バイオハザード4』を初めてやり、またハマることになる。

この時バイオハザード4本編クリア後に遊べるミニゲームに登場したのが、同じくバイオハザード2本編クリア後に遊べるミニゲームに登場したハンクというキャラクターで、この超脇役が自分の人生を変えることになる。
ちなみに、オレはYouTuberじゃないけど86万再生してる動画がある。
この脇役ハンクの紹介動画で、いまだに世界中で見られている。

さて、その頃には『バイオハザード5』が発売中であったがプレステ3は持ってないし、なにより自宅待機の身の上には安い買い物ではなかった。ところが、やはり自宅待機中でお金に困った他の同僚が1万円でプレステ3を売ってくれた。リーマンショックも落ち着いてきた頃だった。

プレステ3の感激は今でも忘れない。
初代プレステの画質がCDで、プレステ2がDVD、プレステ3がBlu-ray。
それだけで質の違いをイメージできるんじゃないだろうか。
そしてLANケーブルをつないだ時、文字通り世界が変わった。

世界が変わったというより世界が広がったというべきかもしれない。
自宅にいながら世界中の連中と話をしながらゲームができる!
まさに海外がホント近所になった感覚。北アイルランドの神父と戦争ゲームしたり、スペイン人の彼女ができたりw

その流れで、彼らにウケるためにコスプレを思いついたのだ。
そう、バイオハザードに出てくる「ハンク」。
彼は「ハンク」というコードネーム以外わからない特殊部隊の人物で、通称「死神ハンク」。

『なによりもまず目標を達成する。その事において私は一度の失敗もない』

本人がそう言うぐらいで、チームが全滅してもひとりだけ生還するところから「死神」の称号がつくガスマスクが特徴の男。
ガスマスクなら顔バレしないし年齢も関係なくないか?と思った。

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それで中国のネットから安い衣装やガスマスクを取り寄せ始めてみたらこれが大ウケ。芸能人でもないのにブログが炎上して休止するまでは、Googleで「ガスマスク」や「ハンク」と検索すると画像の上位は全部オレの写真だったりするくらいで、そのおかげでいまでもFacebookの友達は外人ばかり。

長くなったのでここまでにするが、このあと自分のコスプレ写真をきれいに撮りたいがためにデジタル一眼レフにハマり、ガスマスクが4種類に増えたのでビートルズのコスプレをガスマスクでやろうと考えてエレキギターにハマりと、アラフィフからどんどん世界が広がっていった。
詳しいいことはいずれ書きたいなぁと思ってます。

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#自己紹介をゲームで語る #ゲームで学んだこと

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