合唱指揮者 - 三好 草平

合唱指揮者 東京都合唱連盟事務局長 アニソン合唱プロジェクト「ChoieL」監修 ht…

合唱指揮者 - 三好 草平

合唱指揮者 東京都合唱連盟事務局長 アニソン合唱プロジェクト「ChoieL」監修 https://chorusnews.net/so-hey/

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合唱団のための「舞台打ち合わせ」

・初めて演奏会をする ・担当者が代わって引継ぎが出来ていない ・しばらく演奏会をやっていなくて忘れてしまった そんな合唱団のみなさんのために、演奏会準備の中で、少数の担当者しか知らない「舞台打ち合わせ」について、なにをどうしたらいいのかを書いてみました。 さまざまな立場でこれまで行ってきた経験をもとに合唱公演における「舞台打ち合わせ」について記載していますが、多くの音楽公演には共通する内容がほとんどかと思います。 なんのためにするの?舞台打ち合わせはホール・劇場の管理者およ

    • 2023年 本番振り返り

      はじめに 今年もあっという間に終わっていく 今年は5月8日に社会的な制限という意味でのコロナ禍が明け、合唱活動がかなり帰ってきたという実感がある 特に10月から11月にかけては毎週のように本番があって、かなり忙しかった そんな一年を振り返り、記録も兼ねてこの1年の本番を振り返っておこうと思い立った (が思い立ってからすでに2週間ほどが経過している) 1月9日(月・祝) MVレコーディング 会場:アカデミー茗台 レクホールA 合唱:Nova Anima ピアノ:清水史

      • 企画合唱の作り方

        企画合唱の定着Twitter(X)を中心としたSNSの普及・発展により、ネットを介して1本番のために集まる所謂「企画合唱」はすっかり定着したように思う。 その前に流行していたmixiのように招待制であったり、Facebookのようにリアル世界での友人・知人関係がベースとなっていたりもせず、ただひたすらオープンなSNSであるTwitterは、知らない人同士が繋がるツールとして非常に有効で、かつては「顔も声も知らないような人と会うなんて」ととらえられていた「オフ会」のハードルも

        • アニソン合唱プロジェクト"ChoieL"全曲コンサート

          ある意味、10年ほど続けてきた「アニソン合唱」活動の集大成だった、と言えるだろう。 アニソン×合唱に触れるきっかけ時は二十数年さかのぼる。 明治大学に入学し、グリークラブに所属した頃だ。 今思うととても生意気な新入生だったと強く思うが、それでも仲良くしてくれた先輩がありがたいことにたくさんいて、そうした先輩方とはなんやかんや今でもつながりがある。 そんな中の一人が、アニメやゲーム関連の音楽レーベルLantisで、様々なアニメの音楽プロデューサーとして活躍している吉江輝成さん

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        合唱団のための「舞台打ち合わせ」

          『いつか必ず光は』

          またひとつ、大きな本番が終わりました 「連弾×合唱」 タイトルの通り、全編連弾によるコンサート オープニングには連弾のみの曲も 事の起こり事の起こりは昨年7月の野間春美さんと平林知子さんによるピアノデュオ「のまひら」のコンサートに刺激を受けた森山至貴さんが投稿した「連弾がしたい」とのツイート その翌日にあったLux Voluntatis(LV)の練習で、森山さんに「連弾したいって書いてたね」って言ったことをきっかけに、そのままその場で、全編連弾によるコンサートをやろう、と

          『いつか必ず光は』

          家電通販

          便利な世の中だ。 便利な道具が次々と開発され、広がりとともにどんどん安価な物が発売され、通販サイトで比較しながら簡単に入手できる。 つい先日、電熱タイプのホットサンドメーカーをアマゾンにて購入した。プレートの付け替えにより、ホットサンド、ワッフル、ドーナツ、パニーニと様々なものが作れて、五千円を切る手ごろさ。さっそく娘の好きなワッフルを作ったら喜んで食べてくれたし、妻が以前から願っていたホットサンドもあっという間。パニーニプレートは肉を焼くのにも良さそうで楽しみ。 通販サイト

          寝かしつけ

          家族で共に暮らすようになってから、基本的に娘を妻が、息子を私が寝かしつけている。当初はじいじと号泣し叫んでいた娘も少しずつ折り合いがついてきたようだ。 息子はよく寝てくれる日、目は覚めているものの、おとなしくもぞもぞしている日、ずっと泣いて主張する日など様々。昨日、一昨日と泣く日が連続していたうえに、昨日は結局ほぼ寝てくれず。3時頃に授乳のために起きてきた妻と交代した後も、5時ごろまで寝なかったとか。 今朝は夫婦揃って寝不足で、ぼんやりしたまま家を出たら、寒さですっかり目が醒

          家族

          息子が生まれて一ヶ月が経ち、新生児から乳児へと成長。一ヶ月検診で1.5キロ増と、順調な育ち方をしているのを無事確認し、昨日付けで家族が帰宅。妻が切迫流産で緊急入院となった4月28日から数えてちょうど5ヶ月間の一人暮らしが終わった。 久しぶりに家族が揃った我が家の狭さが心地よく、娘も違和感なく遊んでくれていて一安心。新たに加わったベビーベッドですやすや眠る息子もかわいくてたまらない。 なにより、子供らを共に見守る妻の存在がうれしく、ずっと住んではいたがようやく「わが家」に帰って

          日本酒

          酒には強くないが飲むのは好きだ。子供のころから酒の肴のようなものを好んでいたため、吞兵衛になるとは言われていたが、母ゆずりの弱さで、あまり飲めず。それでも30歳が近づく頃にようやく飲み方を少しずつ覚えてきた。 日本酒の美味しさを覚えたのも30を過ぎてからだったと思う。そして日本酒を飲むようになってから、肴の味わい方も変わった。 日本酒には季節がある。12月頃から新酒が並び、立春しぼりのような限定酒もある。3~4月頃には春酒が上品な甘さを連れてくる。初夏からは夏酒。すっきりと飲

          文房具

          多趣味といえば聞こえはいいが、広く浅く、色んなことをつまみ食いしているだけ。でも、色んなことに興味を持つことは、日常をめいっぱ楽しむコツだとも思っている。まあ、その結果として、一日が何時間あっても足りなかったり、触れたいと思ったまま何ヶ月も放置せざるを得なかったりもするのだけれど。 比較的時間に縛られず楽しめる趣味の一つが文房具だ。限定モノなどに拘らなければ、購入のタイミングも緩やかだし、普段から持ち歩き、日常的に触れていられたり、逆にガラスペンのように、使わずに眺めているだ

          読書

          時期によって変動はあるものの、基本的には本を読むことが好きだ。小説、音楽書、キリスト教関連の書籍などを読んできた。 媒体は完全に紙派で、それ故に我が家には本がそれなりに多い。マンガ、楽譜、詩集などを合わせて一部屋が完全につぶれている状況で、2人目が生まれた今、その部屋をどうしていくのかが、目下の悩みどころである。 小説の中で特に好きなのが、小川洋子。「博士の愛した数式」が有名だが、あの作品は小川洋子にしては珍しく、欠けた部分が埋まる。しかし、小川作品の殆どは、独特な喪失感とそ

          歩くこと

          コロナ禍での最初の緊急事態宣言以来、日々の歩数が減った。iPhoneのヘルスケアに記録されているデータによれば、2019年までの年間平均歩数は12,500~1,3000歩ほどだったが、2020年は7,500歩。昨年からは少し回復したが、それでも9,000歩ほどに留まっている。 元々歩くことは苦にならないので、時間が空くと、次の現場まで歩いていくのが日常。その道程で気になる店を見つけて、後日訪問する、なんてこともよくあった。 ある時、台湾からの帰国が午前中で、その日の指導が夜コ

          私は食べることが好きだ

          私は食べることが好きだ。 私たちの体は食べたものからしか作られない。だとすれば、出来る限り全身の細胞を美味しいもので形作りたい。 更に、おいしい食事は心を豊かにしてくれる。一人で味わうのも悪くはないが、愛しい家族や、気の置けない友とのそれは、より一層楽しい時間となってくれる。 食べるだけでなく、作るのも好きだ。何なら作る方が好きかもしれない。料理をすることは、私にとって精神的なデトックスとなるし、自分の好みの味付けを探っていくのも楽しい。店で食べたものや街中で見かけたものを、

          私は食べることが好きだ

          43歳の誕生日

          今日で43歳となりました。 20歳の誕生日は夕食の秋刀魚の骨が喉に刺さり、しばらく抜けず、耳鼻科で抜いてもらった。 40の誕生日は、十人の作曲家にお願いして、誰もが知っている「ハッピーバースデートゥーユー」を合唱にアレンジしてもらい、レコーディングし、その後にパーティーを行った。 30歳は日常的な一日だったのだろう。よく覚えていない。 今年はつい先日息子が生まれ、四人家族となって迎えた誕生日だが、家族はまだ妻の実家のため、一人で過ごすことに。 朝一番の歯医者に続いての朝活とし

          文字を書く-エッセイ集のようなもの-

          文字を書いて、Twitterに投稿する 以前もやっていたが、一度間隔があくとやめてしまうのが私の悪いところ 今度はどのくらい続くかわからないけれど、子供達に見られて恥ずかしくない字をかけるように、丁寧に文字を書く時間を作っていきたい、と、数日前に始めた 以前は青空文庫の名文を書き写していたが、今回はその時に浮かんだことを下書きなくそのまま書いていくことにしたら、何となくエッセイっぽい感じになってきた せっかくだから書き起こして、記録しておこうと思い、noteに書き溜めて

          文字を書く-エッセイ集のようなもの-

          「聞き上手」

          女声としてスタートした富山のアンサンブル舞歌 今年はコンクールの中部支部大会が富山で開催されることもあり、より多くの人と、富山を盛り上げたい、と混声での活動に挑戦 その中で、せっかくなら委嘱してみない?と提案し、8.11に行われた県大会で無事初演を終えました 「聞き上手」 作曲は森山至貴さん そしてテキストはなんと栗山文昭先生!! コンクールでの演奏を想定しての委嘱で、同時に演奏する自由曲の候補として選んでいたのが、相澤直人×みなづきみのり「チョコレート」と千原英喜×