日本酒

2022.9.26

酒には強くないが飲むのは好きだ。子供のころから酒の肴のようなものを好んでいたため、吞兵衛になるとは言われていたが、母ゆずりの弱さで、あまり飲めず。それでも30歳が近づく頃にようやく飲み方を少しずつ覚えてきた。
日本酒の美味しさを覚えたのも30を過ぎてからだったと思う。そして日本酒を飲むようになってから、肴の味わい方も変わった。
日本酒には季節がある。12月頃から新酒が並び、立春しぼりのような限定酒もある。3~4月頃には春酒が上品な甘さを連れてくる。初夏からは夏酒。すっきりと飲みやすいものが多い。9月になるとひやおろし。熟成されたうまみのある酒が多く、私が日本酒に目覚めたのも、このひやおろしがきっかけだ。
季節の酒には季節の食材が合う。同じように、土地の酒には土地の食材が合う。季節をいただくと生きている実感がわくし、土地のモノをいただくとことは旅の醍醐味だ。
妻が第2子の授乳を終えたらまた2人でゆっくりと晩酌するのが楽しみだ。

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