歩くこと

2022.9.16

コロナ禍での最初の緊急事態宣言以来、日々の歩数が減った。iPhoneのヘルスケアに記録されているデータによれば、2019年までの年間平均歩数は12,500~1,3000歩ほどだったが、2020年は7,500歩。昨年からは少し回復したが、それでも9,000歩ほどに留まっている。
元々歩くことは苦にならないので、時間が空くと、次の現場まで歩いていくのが日常。その道程で気になる店を見つけて、後日訪問する、なんてこともよくあった。
ある時、台湾からの帰国が午前中で、その日の指導が夜コマだった。成田から上野へと着いて、ふと池袋まで歩いてみようと思い付き、歩き始めてすぐの湯島あたり。表通りは知った建物ばかりでつまらいからと、一本裏へ入ったら、ラクレットチーズを店名にかかげる店があった。あいにくランチはやっていなかったが、気になって店内の雰囲気をチラ見したら、中で作業をしていたオーナーと目が合い、中へ招き入れて、説明してくれた。
その2週間後、客として改めて訪問し、気がついたら常連になっていた。
街歩きの機会が減っているが、こういう出会いに恵まれるためにも、まずは、日々一万歩を目指して歩いていこうと思う。

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